題目が過激的?ですが、実話を元にお話ししますので、しばしお時間を拝借したい。
「病院は広い」というイメージがありがちですが、
「職員の居場所」というのは結構手狭なのです。
現に私のような者にはPCもイスもテーブルも与えられていない。
なので、病院の事務方は「居場所が特定できない」私に電話が掛かって来ても
お手上げなわけです。
「テーブル・イス・電話」があれば大したものです。
しかし、それらを与えられても「ピア(障害者)」であると、
なにかと、『孤立感』を感じざるを得ません。
私もいろいろ「被害」を聞いてきましたが、そんな中のひとつをば・・・
手狭な職員の部屋だと、同じ課でも別々の部屋になる事はあるのですが、
大人数がいる部屋で、なにかの祝い事があって
皆お金を出し合ってケーキを用意してたそうです。
別の部屋の人は何にも知らずに入ってきたと思いなさい。
どちらもバツが悪く、ピアの方はなにも見なかったかのように部屋から出たそうです。
なぜ、ピアが気を遣うのか?
かく言うわたしも、あまり居ない病院本館で食事するときは、
手弁当なのですが、お水と箸をもって「一人席」に行って、
誰にも見つからないよう身を細くして(無理)して、そそくさと食事を切り上げて
食堂を出るわけです。
病院の表っ面は「障害者を雇っているから評価してください!」と、
行政にアピールしても中身はこんなもんです。
でも、ピアの方々は明るいですよ!
我々ピアといるときはね・・・