「うつせみ和尚」のお説教

『うつせみ和尚の日記』二件の事故が元で『(複雑性)PTSD/鬱』になって
闘病、障害当事者として活動している者です。

入院生活も暇じゃない!

2016年02月16日 19時12分32秒 | 「うつせみ和尚」のお説教
入院生活も今日で一週間、手術から明日で一週間となります。



現在の医学は術後、間を置かずリハビリテーションに回されます。

私の場合は、理学療法士さんによる癒着防止のマッサージと

血行促進の運動と筋力低下を防ぐ筋トレです。

それが日に二回!

午前と午後、一時間ずつあります。

そうするともう病棟に戻ってくると疲れ果てているわけです。

その間も怪我した部分は自分でアイシングです。

私は足の骨折ですので、慣れない松葉杖です。

アイスバックに氷を入れる時も片足立ちです。



立ってる足の裏が痛くなります。

術後も落ち着いてきたので連絡や転送してもらった郵便物に右往左往・・・

そして、朝夕の体温チェックはありますのでベッドには居なければならない。

外出は禁止ですので、行くとこなんかありゃしませんが・・・(T-T)

そんなこんなで夕食です。

私はやっぱり気分が『鬱』になり易いのでそのケアも自分でしなきゃならん。

あ~、急がし!

と言ってる間にブログの時間!

今まで病棟の都合で個室だったのも明日から大部屋です。

どんなメンツなのやら・・・








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『心的外傷後ストレス障害』とは? 『PTSD』とは?

2016年02月16日 05時14分14秒 | 日日是佛滅
『PTSD』とは・・・



の略です。

最初に歴史に顔を出すのは「第一次世界大戦」における兵隊の異常でした。

塹壕の中で頭の上を矢玉が飛び交うことに神経を病むことから「シェルショック」と呼ばれ、

また「戦闘ストレス反応・戦争後遺症・戦闘疲労」とも呼ばれました。



その後「第二次世界大戦・朝鮮戦争・ベトナム戦争・中東における数々の戦争、紛争」における

兵士の精神における異常は「PTSD・心的外傷後ストレス障害」と呼ばれるようになりました。

これはアメリカにおけるベトナム戦争戦争帰還兵が精神疾患から社会復帰が困難になったことから

アメリカ精神医学会で研究が進みました。



これは戦場での兵士が相手の攻撃の的となる極度の緊張感、または自分が相手国兵士もしくは

第二次世界大戦以降であれば、民間人を殺傷したという「罪悪感」から逃れられなくなり、

症状として「様々な依存症」、「強い不安」、「無感動」、「疲労感」、

「飲食障害」、「集中力低下」、「記憶障害」、「鬱」、「嘔吐」、「自己嫌悪」

「言語障害」、「現実逃避」、「強い恐怖感」、「フラッシュバック・悪夢」、

「過度の覚醒」、「うつ病」
などが上げられる(Wikipedia参照のこと)

この「PTSD・心的外傷後ストレス障害」は、戦争だけでなく、地震、洪水、

火事のような災害、または事故といった人災、あるいはいじめ、テロ、監禁、虐待、

パワハラ、モラハラ、ドメスティックバイオレンス、強姦、体罰などの犯罪、

つまり、生命が脅かされたり、人としての尊厳が損なわれるような

多様な原因によって生じうる。(Wikipedia参照のこと)

最初一ヶ月未満の症状を『ASD(急性ストレス障害)』といい、それ以上を『PTSD』という。

なので、私の場合は1999年以降「倦怠感」、

「無気力」、「フラッシュバック」などはあったが、病院に行くことはなかった。

2003年の事故で明らかに生活に支障が出てきて、

行きつけの「内科」に掛かったところ診断名は「うつ病」だった。

2010年にようやく『PTSD及びうつ病』と診断を下してくれた

Dr.と巡り会い、当然ながら薬も変わり、最終的にDr.から「入院が必要」とされ、

2011年最初の入院をした。

この「PTSD・心的外傷後ストレス障害」や「うつ病」は

発症してから、最初に病院に掛かり、適切な治療が行われる時間が短ければ短いほど良い

とされているが、私の場合は当時そういった知識が無かった為、発症してから12年の歳月を

無為に過ごして、ただ症状を悪くしていった。

しかしながら、入院をした今の職場は回りの人的環境にも恵まれ、

「京都に来て良かった」と思っている。

私の職場での仕事は「精神疾患者の自立を支援する」ことだが、また仕事場を後にすれば、

「精神疾患患者及び様々な社会弱者を世間に紹介し、

このブログを見てくれた人の見識に役立つこと」だ。

啓蒙活動と言えば大袈裟だが、一般的に言うと宣伝活動みたいなものか。







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