「うつせみ和尚」のお説教

『うつせみ和尚の日記』二件の事故が元で『(複雑性)PTSD/鬱』になって
闘病、障害当事者として活動している者です。

やっと、床上げ・・・

2015年11月14日 19時02分54秒 | 『貧乏艦隊記!』
金曜からようやく復調して参りまして、今回もエライ目に遭いました、トホホ・・・

変調を来す前と復調した今は、大学生だった時のように学習しております。

今日も病院でカウンセリングを受けた後、その足で大学図書館で

雑誌論文のコピーをせっせとしておりました。

病院で勤務する時間を減らしたので(オーバーワークだった為)

学習する時間は前よりも増えます。

まぁ、どこに発表するわけではありませんが、

自己満ですよ。

このブログでも書いていこうと思います。

まだまだ時間は掛かりますがね。







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『「当事者研究」の誤解と実際』-「当事者研究」は薬ではない

2015年11月14日 01時58分43秒 | 「うつせみ和尚」のお説教
北海道は浦河町の教会の一隅で始まった「当事者研究」は、

当初、「S=統合失調症」の『困り事(症状からくる困った行動)』を解決する為に

始まった言わば「Dr.には、言えない困り事の治療法」とも言うべきものです。

それは今や全国的(九州・四国・中国は、あまり聞かないが・・・)に

当事者(精神疾患者)グループ、精神病院を中心に広まった。



しかし、統合失調症以外の患者には今ひとつ響かないようで、

それが、統合失調症患者以外の精神疾患患者に周知されるまで

当事者グループの責任者や病院の担当者がずいぶん苦労する。

それは前にも述べたように、「当事者研究」の当初の目的が

統合失調症患者のため』だったからだ。

私が勤めている精神病院でも『当事者研究』を隔週で優秀な臨床心理士のもと行われているが、

ほとんどが「統合失調症患者」ではないが、回を重ねるごとに

患者さんそれぞれに定着している。

私は参加してますけど、傍観者・・・汗




『当事者研究』の真の目的は、病巣である「幹」の解決ではなく、

病巣から来る「症状」が引き起こす『トラブル』の解決を引き出す為の『研究』なのである。

だから、幹である「疾患」が、「寛解」するまで『トラブル』は続くだろうし、

そうなれば、ずっと『研究』し続けなければならないことになる。

ですから、この『研究』に『根治』を求めてはいけない。

なので、私は『当事者研究』を凌駕するような、

いわば「民間療法」を考えたいと思っている。

無理かなぁ~

これだけは言いたい、『当事者研究絶対主義』は無い、と。








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