先日、ご紹介しました日本画のグループ展、『KISARAGI展』が月曜日よりスタートしました。 私は30号と小さなSMサイズの2枚の作品を出しています。会場は横浜関内にあります画廊、『楽』 JR関内駅(南口)より徒歩3分 045-681-7255 です。 期間は15日(日)まで 時間は11:00~18:00(最終日は16:00まで)となっています。 お近くにお越しの方がございましたら、是非お立ち寄りください。
昨日の日曜日のアトリエ低学年クラスもカメさんのスケッチ。水彩は難しそうだったので、クレヨンでの制作にしました。作品のアップはHちゃん、上からのぞいて見た感じがよく描けてますね。まわりの小石もたくさん描けました。
教室での絵の制作はものを見ないで描くこともありますが、用意できるものは出来るだけ実物を置いて描くようにしています。すると、こどもたちは、カメの首が以外に伸びることやしっぽの隠し方(頭は引っ込みますが、しっぽは横に巻くだけです)とか、首や甲羅には不思議な模様があること、けっこう爪が鋭いぞ・・・なんてことをおしゃべりしながら色々発見して行きます。もちろん、それらがすぐに上手に描けるわけではないけれど、写真のカメを描くのと、実物を前に描くのでは何かがきっと違うはず。ネットの普及などでなんでも簡単に調べられる現代、それだけで知っているつもりになってはいけないのでは・・・本物が大切と思います。
それにしても、『ノコノコ』くん2日間お疲れさま。ハイ、煮干し。
はじめまして! ぼくは『ノコノコ』、草ガメです。今日、あとりえカツヤマにもらわれて来ました。ショップの仲間たちと別れるのはちょっぴり寂しかったけど、ここもなかなか広くて快適、こども教室のみんなが部屋を作ってくれました。なまえもみんなで考えてくれたんだよ。のこのこ歩くから『ノコノコ』だって、ちょっとイカスでしょ。
そして、早速ぼくを囲んで水彩画大会。えっ、動くなって、えっ、こっち向けって・・・ここはなかなかハードやなぁ。 アップした絵はMちゃんの作品。おおっ!なんか高い山の上で雄たけびをあげてるようでなかなかカッコいいぞ。背景の大胆な筆づかいが嵐の前のよう、ぼくの人生(カメ生)暗示してなきゃいいのだけれど。
あー、やっと終わった寝よう寝よう。
えっ、明日もあるのっ!!! モデル料よこせ!
学校課題の参考例として、これ、『色相環』を作ってみました。みなさんももしかしたら、中学や高校の美術で“マンセル”とか説明を受けたり、描かされたりしているのでは? 簡単に言うと、色は似た色を並べて行くと、黄→緑→青→紫→赤→黄とひとまわり、循環性があると言うもの、色の仕組みの基礎として、一度は通る道ですかね。ただ、私の非常勤をしている理容・美容系の高等学校の卒業生の話を聞くと、この『色相環』が以外に重要、これがわかってないと髪を染めたりする時に困るんだそうです。やはり何でも基礎は“しっかり”なようです。
さて、私の作品、一口に『色相環』と言っても、研究者によって様々なものがあり、微妙に違っていて本格的に再現するとたいへんです。ここでは生徒の持っている絵具の問題もあり、簡略化して、黄・緑・青・赤の4原色をベースにその間は2色間の混色だけで作りました。ですから、混色した色はどうしても明度、彩度が極端に落ち込んでしまいました(印象派がいやがる訳がわかります)。中央はベースとなった4原色を混合するとどんな色ができるかの実験(色料の3原色を混ぜると黒になる・・・は混色の原理ですが、実際にはそう簡単に黒には・・・)、周囲は髪の色を染める場合を想定した黒混色での色相環です(意味あるのかはいまひとつわかりません)。この私が勝手に作ったオリジナル色相環、単純な色を混ぜるだけの作業ですが、描いてみると様々な発見がありました。
美大とか出たんだけれど、いままでなんとなく色を使っちゃっていたという貴方、いっちょ『色相環』でも如何? (笑)
展覧会のご案内です。 私が非常勤講師をしています。○○総合高等学校の生徒さんも出品する『神奈川県高等学校 定時制・通信制 生徒作品展』 が本日、2/4(水)より8(日)まで開かれます。場所は横浜、関内駅の近くにあります横浜市教育文化センタービル内にあります『横浜市民ギャラリー』(本展の会場は3F)です。 県内から数多くの作品が集まりますので、私の指導している生徒さんの作品はほんの数点ですが、会場は「美術」「工芸」「書道」「写真」など様々な芸術分野で、生徒さんの力作が展示されています。期間中、関内付近に起こしの方がございましたら是非覗いてあげてください。
本日は節分ですね。みなさんの家では豆まきとか行いますか? 私の住んでいる横浜あたりでは、神社などでのイベントとしての豆まきはよく話題に上りますが、一般の家庭内では少なくなってしまったような・・・(うちだけでしょうか?)。昔は夜になると「鬼はぁー外、福はぁー内」の声があちらこちらで聞こえたように思うのですが・・・。今年は家でもやろうかな。
さて、日曜日のアトリエではその節分に合わせて鬼の面をつくりました。本当はちょっと凝ったものにしたかったのですが、“凧あげ”もあって制作時間が少なかった為、今年は厚紙を使っての簡単なものです。それでも、それぞれ個性豊かなかわいい鬼の面が作れました。
日曜日のアトリエこども教室は先週教室で作ったそれぞれの“凧”を近くの公園まであげに行きました。天候に恵まれ、風も乱れながらもある程度あったので、写真のようにフワリ(証拠写真が撮れてよかったぁ)。 こどもたちはまだ糸さばきができないので、どうしても走りながらの凧あげになってしまいましたが、それでも狭い公園内をぐるぐる元気に駆けまわっていました。近年はコンピューターゲームの普及などで「こどもが外で遊ばなくなった」と言われてはいますが、“『こどもは風の子』は健在なり”と感じた1日でした。
うーん、早いもので1月が終わってしまいました。みなさんは、この1月どんなことがありましたか? 昨日のアトリエこども教室のお絵かきのお題は“1月に身のまわりで起こったことを絵にしてみよう!”。 小学3年O君の作品は学校で行った“スケート教室”。3人が氷の上でふらふらっーと立っている様子がよく出ていますね。写真ではよくわかりませんが、氷の部分の水彩の“むら”が冷たい氷の材質感をよく出しています。まわりの文字の描いてある丸い部分はリンクの壁面、もう少しわかるとよかったかも。あと意外だったのは、この作品では本人が中央ではないんです。そんなところにも本人の人柄(O君は気配りのできる謙虚でやさしい少年です)が出ているのかな。 さて、皆さんならば何を描きますか?
最後に今日のネットのニュース記事で見つけたことばを 『遊びに夢中な幼子のごとく真剣になった時、人は最も自分らしくいられるものだ』 ヘラクレイトス うーん。