加瀬工務店のブログ 熱血!建築魂!

千葉・南房総地域(館山市・南房総市・鴨川市・鋸南町)で新築注文住宅を中心に、真面目で丁寧な家造りを目指しています。

環境共生型汚水浄化設備工事 2111 浄化槽編

2021-10-30 | 現場日誌

今年の5月に9年ぶりに施工した 既存の合併浄化槽や下水処場よりも環境に

やさしい汚水処理設備。

今回は半年ほどで弊社3基目の施工お手伝いをする機会をいたけました。

今回の施工場所は勝浦。片道約1時間半弱の場所への出張工事。

勝浦の森の中にあるお宅の裏が施工場所です。

現在汚水(便所)は汲み取り式、雑排水(台所や浴室など)は浸透升地面に浸透させ

ている状況です。

建物のすぐ裏に広い場所がある理想的な状態です。

お施主様も所々参加しながらの工事を進めます。

まずは掘削から。

前回は砂で崩壊を気にしながらの施工でしたが、今回は赤土で上に表層部に細い

が張り巡らせられていたので、崩壊はしにくく安心でしたが、根を切る作業に

少々手がかかりました。掘削を終えたら貯水槽を据え付けていきます。

今回は4人槽のため前回より少し長め。

貯水槽に付属部材や配管等を行った後に特殊培養土で埋め戻して、表土を被せ

貯水槽の設置は終了です。

この後、既存便槽を廃止したり配管作業を行い排水切替をしていきます。


♯トイレリフォーム ♯浄化槽 ♯放流先が無い ♯エコロン

環境にやさしい汚水処理設備で綺麗な南房総を

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館山市・倉庫改修工事

2021-07-22 | 現場日誌

倉庫改修の現場では、外壁の下地になる柱や間柱の下地工事を

終え、増築部分の土間コンクリートを施工しました。

暑い中の施工でなかなかハードでしたが、何とか施工完了。

この時期の生コン打設は体にすごい負担がかかります。

 

散水養生などをしながら乾かして完成です。

この後は外壁を施工していきます。

 

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館山市・倉庫改修工事

2021-07-11 | 現場日誌

老朽化が進行して傷んでいた倉庫を直す工事を始めました。

駐車や作業ができるスペースを増築するため屋根を葺き降ろし

ます。

 増築部分は構造が見えますので、大きめの垂木を使用して部材

数を減らし、見た目をすっりさせています。

 

 軒先周りの木部(破風・登り・鼻隠し・広小舞)は、風雨や

雨樋からの水跳ねで濡れやすい部分です。一般的な木材で造っ

てしまう白太(木の白い部分)部分が有り、耐久性が落ちます

ので、弊社では腐りに強い赤身材(木の赤い部分で腐りに強い)

を採用しています。この部分は私の父が強いこだわりを持っ

いて、しっかり造らなければダメだぞと教えられた部分です。

 低コスト物件などでは登りや広小舞などを省略して、野地板

(合板)を伸ばして納めてしまうケースもあるようですが、

これをやってしまうと合板が濡れて腐食し最悪なことに・・・。 

見えにくいですが大切な部分ですので、長持ちさせるためにしっ

かりした仕で造らせていただいています。

 

 増築部分の屋根を下から見た写真です。野地板を見せる構造で

すが、ここに合板の野地板を見せてしまうと、水濡れで劣化が早

まりますので、下側に杉の無垢板を貼りました。これで長期間安

定した状態を保つことができます。

 

増築部分を上から見た写真です。屋根面の剛性を向上させるため

この板の上に合板を貼り重ねています。

 

 倉庫部分では野地板を垂木の上に貼り、屋根面剛性を確保。

その上に金属屋根の雨当たり音の低減や熱の伝導を低減するため、

木質繊維板を施工しました。

 

 最後に防水シートを施工して屋根下地終了です。敷いたのは従来の

アスファルトルーフィングよりも性能が向上しているゴムアスファル

トルーフィングです。

あとは板金工事をすれば屋根工事は完了です。

 

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環境共生型汚水処理設備工事 2106

2021-06-03 | 現場日誌

 住宅の汚水処理設備と言えば、合併浄化槽と思う方が南房総地域ではほとんど

だと思います。

 実際に下水道が整備されている館山市の一部以外では、新築住宅にはほぼ合併

浄化槽が備えられています。

 合併浄化槽は公共下水道などの大規模な設備を必要とせず、個別に汚水を処理

して放流できる人口密度の低い地域に適していると言われる排水処理設備です。

 

 今回紹介するのは従来の浄化槽と違い、電力や薬品を必要とせず、微生物の力

排せつ物を資源として分解し大地に還す排水浄化循環装置で、臭いもほとんど

無いという、浄化槽や下水処理場よりもさらに環境にやさしい汚水処理設備です。

 初めて施工したのは9年ほど前。その仕組みを説明された時には 半信半疑いや、

一信九疑くらいの感じで受け止めていましたが、施主さんの強い要望でがあり、

施工協力をさせていただ機会をいただきました。

そして何の問題もなく稼働する姿を自身の目で確認してからは、素晴らしい仕組

だと思っています。

 

 今回、環境問題に関心のあるお施主様との出会いがあり、9年ぶりに施工する

機会をいただき、工事をしましたので、その工事の模様をレポートいたします。

浄化槽同様地面を掘削していきます。

合併浄化槽よりもかなり広いスペースを必要とするため、狭小敷地で設置は難しい

のが欠点でしょうか。

 

汚水を分解する槽を設置し、微生物の力を活用する特殊な部材を設置、その周り

特殊培養土で囲います。

すべての施工を終えて埋め戻しをすると、大小いくつかの点検口のみが地上に

露出します。 注意点としては設置した部分の地表にはコンクリートを打ったり、

建物などは建てられず車なども入れません。日常の通路としての利用は好ましく

ありませんが、軽度に人が歩いたりすることなどはできます。

水回りの改修や排水排管等の関係ですぐには稼働しませんが、今後設備改修をし、

排水管を接続して稼働をする予定です。

 

いろいろな条件や制約もあるこの排水処理システムですが、既存の汚水処理設備

に比べて環境にやさしく、浄化槽にある硫化臭や汚水臭も基本的にはありません。 

ブロア等の電気設備を使わず、薬剤投入もないため維持管理が容易なので、ランニ

ングコストは超低コスト。排水が無い敷地でも設置できます。

また、いつ使い始めても、いつ停止しても、またいつ再開してもOK。というメリ

ットが多数あります。

 

気になる方はお問い合わせください。


♯浄化槽
♯放流先がいらない
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仕事始め

2021-01-09 | 現場日誌

今年も仕事が始まっていると思いますが、体は慣れてきましたか?

私は5日くらいからゆるりと事務作業等を始めていていました。

新年の仕事を始める際には恒例の地元にある 建築の神様 莫越山神社 へ。

参拝が諸事情から8日になってしまったらなんと明け方に降雪が・・・

なかなかレアな風景になりました。

檀家のお寺と氏子の神社以外では、仕事でこの神社へ初詣をします。

仕事始めは、年末片付けができなかったので、材料出しを兼ねて作業場の

片付けなどからゆるりと始めています。

直接的な仕事は連休明けからの予定です。

 

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