今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

9月10日の日記 入院生活がスタート

2013-10-20 08:13:17 | 病気

いよいよ入院の当日になりました。

既こ、その日から一週間が経過し、この記事を書いています。

次第に、その日の記憶が薄れつつあり、文章に勢いが生まれません。

まだ話題が旬のうちに書き留めれば、鮮明な記憶が、拙い文章力の私の助けに、多少はなってくれるのですが。

でも仕方なく思い出しながら、印象に強く残っていることを中心に、綴っていきます。

 

入院は昭和50数年に建った旧病棟との事で、病室に期待はしていませんでしたが、思いの他とても小奇麗で安心しました。

医務室のドアなど、所々、昔の意趣が感じられ、、私の心を落ち着かせてくれる温か味のある病棟です。

瀟洒なモダン建築の渋谷のN病院とは違った魅力を、私は感じました。

 

今後、掲載する画像はT大学の光景です。

私も始めて観るものばかりで、好奇心は旺盛なのですが、

往復に時間がかかる上、夫に付き添って過ごしていると、すぐ日が暮れてしまって。

なかなか撮影する時間が取れません。

ボツボツご紹介させて頂きますね。

 

旦那さまが入院生活をしばらく過ごす部屋は、6人部屋の片隅のベッド。

今は、ここが唯一空いている所だったようです。

聞くところによると、旧棟では、個室の一番高いところの室料が、何と7500円。

設備の充実度により、最低3500円まで三段階に分かれているようです。

驚くほどお安いですね~

国立の病院だからでしょうか。

新しい方のÅ棟は、確か18000円。

 

渋谷の病院は3~4万円でホテル並みでした。

思わず、余りの安さに私の気もつい大きくなり、「個室が空いたなら、そちらに移っては?」

と言って上げましたのに、我が家の旦那さまは、「大部屋で構わない」との拍子抜けの返事。

 

とても恵まれた境遇で育てられた人なのですが、嫁ぐ前に、義父さまが、「雑草の如く逞しく育てたつもりです」とおっしゃいましたが。

正に、その通りの人。

細身ながら、70歳に至るまでは風邪一つ引かないほど丈夫で、物事には割と無頓着。

お洒落っ気もまるでなく、贅沢な事は一切言いません。

雨露さえしのげれば、どんなあばら家でも不平不満なく暮らせる人だと思っています。

親戚の方が、「仙人のような方」との表現で、我が家の旦那さまの印象を語った事がありました(笑)

 

主婦としては、夫の無欲な性格に随分助けられ、夫の分まで、私が贅沢をさせてもらった気がしないでもありません。(笑)

病気を患っても、愚痴一つ言わず、差して私への要求もなく、本当に雑草の如く逞しい人だ、と折々で実感しています。

 

 

ところが、身の回りの整理整頓となると一切できない人ですから、この度の入院に当たっても、準備はすべて私任せ。

パジャマに着替えてもらい、キャリーケースに詰めてきた、着替えのパジャマ、ガウン、タオル、洗面用具などを所定の位置に、私が収めました。

テレビカードも買ってきて、旦那さまに手渡し、、入院生活がいよいよスタートです。。

翌日から検査が始まりますが・・・・・・・

夫曰く、「初診の日に、いろいろ検査をしたはずなのに、入院してまで、さらになんの検査をするのかな~?」

と首をかしげていました。

肝臓の手術に当たって、この様な検査入院はありませんでしたから。

病院によって、方針に随分差異があるようですね~

T病院は、患者さんの治療に当たり、準備の段階から、非常に慎重且つ丁寧と言ったところなのでしょうか

その分経済的負担が一層かかり、それも良し悪しですが。

 

そういえば、天皇陛下は、心臓の手術を、この病院でお受けになられたのでしたね~

主治医は、その分野で神の手と言われる順天堂病院の医師であったと、私は記憶していますが。

タクシーの運転手さんが、その当時はこの周辺は、マスコミの報道関係者でごった返し、大変でしたよ、と話しておられました。

 

さて私は、3時間近く病院に留まったのち、家路に向かうことにしました。

緑豊かな構内を歩くなか、次女の言葉を思い出していました。

Nちゃんは在学中、あるスポーツクラブのマネージャーをしていたのですが、

授業は駒場で受けることが多く、放課後わざわざ連日本郷まで足を運んでいたようです。

長女はテニスクラブでしたが、恐らく同様の経験をしていたのでしょう。

そして、いつもグランドに向かう前は、この病院のトイレを借りて、マネージャーのユニホームに着替えていたとのこと。

病院の前がグランドよ、と話していましたが、夫が入室した旧棟の病室からは、それは望めず、ちょっとがっかりでした。

旦那さまの入院期間中に、娘達の案内で、大学のキャンパスを是非散策してみたいものと。

今後の愉しみに致します

そのためには、旦那さまの治療が今後順調に進んでくれませんと。

そんな期待を抱きつつ、不安な心を多少でも癒し、祈るような日々を元気に過ごしていきたいもの、と願っています。

 

      

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今日もお立ち寄りくださいまして有難うございました。

 

 

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