今回の旅行は二泊三日の予定で、まず郷里の広島へ向かいました。
この度の出かける目的は、何と言っても、これが最重要でした。
本来なら、春のお彼岸に出かける予定だったお墓参りが延期となり、この度やっと叶ったからです。
長女が駅に到達する間、私と次女が駅の隅に置いた荷物。
多いですね。
紙袋はお寺さんへのお布施と共に渡す御挨拶の熨斗を付けた千疋屋のゼリーです。
次女は私の一人旅が心配でならなかったようです。
妹に言わせると、「Mちゃんは心配のし過ぎよ。まだ一人でもお姉様は大丈夫よ」
と言っていましたが・・・。
でも私は娘達が同伴してくれれば、それはそれで願ったりかなったりの嬉しい事。
旅行の楽しさが倍増し、何と言っても気楽な旅ができます。
頭は空っぽで、只々娘についていくだけ。
少々甲斐性が無い物言いですが、しっかり者の妹ですら、娘との旅行の時は同様の心境と聞き、安心しました。
私が愛用しているプロテカのキャリーケースです。
軽くて引きやすく、とても気に入っていますが、
私が購入した頃より、値が随分上がっているようです。
デザインも同じものは見つけられませんでした。
いつも思う事ですが。旅行で一番大変なのは出かける前の準備。
スーツケースに詰めるものは、いつも大体同じなのに・・・。
入れては出し入れては出し、と同じことを一両日、十数回、私は繰り返したような気がします。
忘れ物をしては大変!
そんな心配が高じて、その様な動作を繰り返してしまうのでしょうか。
そう言えば、母が旅行に出かける時も、同様でした。
その動作を見て、母の老いを感じたものでしたが・・・。
いまそっくり同じことをしている自分が居ます。
旅行の時、必ず使用する小物入れ
赤い袋には保険証と薬手帳が入っています。
高齢者は必須の旅行用品と私は思っています・
娘達には、旅行中、「ママは随分心配性になったわね」と言われました。
自分でもよく分かっていることを指摘され、苦笑い。
それで私は言いました。
「だって年取ると、自分に自信が無くなっていく一方だから」と。
娘達が二人共ナップサックを背負ってきたのには、少々驚いた私です。
その理由を尋ねると、その方がママの荷物を持ちやすいから、との返事でした。
そんなに迄して、私に気を遣おうとする娘の優しさに、胸が熱くなりました。
こんな訳で、準備に大変時間がかかった私ですが、義息子のHさんが次女を乗せた車で迎えに来てくれ、
それに乗り込んだ途端、その準備から解放され・・・。
気持ちはすっかり旅行気分。
この時の解放感と、今後への期待で胸膨らむそのひと時は、もしかすると旅行の一番の醍醐味かもしれません
その解放感を抱きしめて、いよいよ旅行のスタートです。
お立ち寄りくださいまして、ありがとうございました。
今日も、充実した良き日となるように、お互いに努めてまいりましょう♪