三人共東急沿線に住んでいるので、新横浜駅に行くのは割と便利。
こんなことが年取ると、心強く嬉しい事だったりします。
皆が揃うと、一層旅行気分が盛り上がり、今後への期待で胸が膨らみました。
しっかり者の娘達についていくだけの私。
こんなに気楽で愉しい事は、他ではなかなか見付けられません。
乗車した新幹線はのぞみ。
懐かしい広島へといよいよ出発です。
長女が用意してくれたスターバックスのコーヒーをすすりながら、車窓を眺めて旅情に浸る私。
車窓の景色を撮るのを忘れて残念。
曇っていたため、富士山は見られませんでした。
久し振りに会った娘達は、二人で話が尽きないようです。
仲が良い二人の姿を眺めるのは、私への何よりの親孝行。
そう思っています。
新横浜駅で買ったしゅうまい弁当
娘達は、小さな菓子パン程度で昼食は抜くようでしたが、食欲旺盛な私は、駅で買った駅弁を車中で頂きました。
車窓を眺め、旅情に浸り、幸せを噛みしめて過ごす内に、4時間少々で広島に到着。
目的地の夫の菩提寺は、駅から徒歩で行ってもさほど時間がかからない便利なところにありますが、
娘達は私の体力を気に掛け、タクシー利用になりました。
お寺に到着すると。まずはお墓参りを先に済ませ、それからご住職様にご挨拶をすることに。
コロナ禍となり、しばらくご無沙汰だったお墓参りをまた開始したのは、一昨年の事。
昨年は体調不良でそれが叶いませんでしたが。
娘達も揃ってのこの度の墓参。
夫も義父母様もさぞかし喜んでくれているに違いありません。
墓石をきれいに磨き、長女が行きつけのお花屋さんで用意した供花を手向け、お線香を上げました。
それから、三人がそれぞれの想いを抱いて頭を下げ、しばらくお祈りのひととき。
ご無沙汰を詫び、感謝の気持ちしかない私は、暫く墓前でその思いに浸り切りでした。
ふと、六年前に、長女家の長男のR君と二人で、大学合格の報告も兼ね、お墓参りで帰省した時の事が懐かしく蘇りました
次女家の長男K君を連れ立って二人での帰広も一時期考えましたが、余りにK君は多忙でそれがかないませんでした・
ママがきっと報告したに違いありません。
夫が青春時代を過ごした同じ本郷のキャンパスで学ぶ孫の姿を思い、旦那様の喜びが伝わってくるようでした。
~家の管理者の名前がパパから私の名前に替わっている掲示を見て
感慨深げな二人でした。
その内長女の名前になるのでしょうか。
その節は遠方で少々申し訳ないけれど、宜しくお願いします。
お墓参りが無事に終わり、ご住職様にご挨拶に伺うために、玄関先に立ちチャイムを鳴らしました。
今日のご挨拶は,いつもとは少々違います。
私の死後の事も、ご住職様と相談し、はっきり決めようと思っていました
娘達が迷わないで済むようにしたい。
そう私は願って・・・。
この後、ご住職様とどのような話し合いがもたれたか。
その内容は、次回に続くとさせていただきます。。
お立ち寄りくださいまして、ありがとうございました。
今日も、充実した良き日となるように、お互いに努めてまいりましょう♪