今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

白い運動靴 

2015-09-16 07:05:29 | 家族

お休みに入る前の最後のブログ記事の投稿を終えた日。

私は、午後から緊急事態で入院した夫のもとへ、また出かけました。

娘たちがお見舞いに行ってくれる日は、私は休養日と決め込んでいるため、病院でめったに会う事はありません。

しかしこの日は、珍しく、長女と一緒に、夫を見舞いました。

 

Mちゃんは、

「私が行くから、ママは家でゆっくりしてね」

と言ってくれましたが、この日はそうもいかない事情がありました。

旦那さまから頼まれたものを、病院に届けなければならなかったからです。

今回の入院は、ほぼひと月近くになります。

その理由の説明は、いつかまた記事に出来れば、と思っています。

夫がどんな治療をしてきたか、その過程も詳しく、お話したいものです。

 

ジーンズにTシャツ、短めのベージュ系のシャツブラウスを羽織り、エルメスの皮のネックレス。

手には、ボッテガベネタのダークブラウンの小型のバッグ。

服装は普段着といっていいさりげないものでしたが、小物で締めた娘のお洒落。

私には、とても長女が素敵に見え、素直に、褒めてあげました。

 

娘たちは、地味な国立大学を卒業後、銀行と商社に総合職として勤務していました。

しかし子供が生まれると、あまりに多忙を極めたこの職種に付いていけなくなったのでしょう。

二人とも転職。

今はスーツをほとんど着ることのない自由闊達な雰囲気の外資系の会社で、TOEIC一級の英会力を生かして働いています。

そのため、服装もかなり砕け、時々、私は思わず眉をひそめたくなることも。

 

 

次女のMちゃんは、特に流行に敏感で、奇抜なファッションで、私を時々驚かせませ。

我が家に来るときは、いつも構わないジーンズにTシャツといった地味な服装が多いのですが。

 

数日前のこと。

さすがに私が気分を多少悪くするようなファッションの日がありました。

十時から病院で家族揃って、担当医のお話を伺う日の事です。

私は先生への礼儀と思い、多少いつもより改まった服装で身をまとい、幾分緊張の面持ちで家を出ました。

我が家の最寄駅に着くと、次女から電話が携帯に入りました。

「今から電車に乗るところよ」

と話すと、Mちゃんは少々びっくりした様子。

「私、まだ準備の最中よ。間に合うよね?」と。

 

ところが何としたことでしょう。

病院に着くと、次女が先にもう到着していました。

私は乗り換えを二度して、最寄り駅から徒歩で病院に。

途中、急行利用でも1時間半かかります。

次女は乗り換え一回で、JRを利用して急行の停まる駅で降り、病院までタクシー利用。

この方が近いのかもしれませんが、JRは料金も高いうえ、タクシー利用ではね~

私は多少遠くなっても、慣れたT線が大好き。

車窓を流れる景色も親しみが持てます。

変えるつもりはありません。

 

またいつものことながら、話が今日の記事の主題から外れてしまったようです。

娘たちの服装についてのお話でした。

 

 

 

 

私より意外にも先に病院に到着していた次女。

長女と二人で、夫の病室の前で、立ち話をしていました。

その姿が目に留まった一瞬、私の目は点になってしまいました。

次女の足元を見て。

白い運動靴を履いているのです。

 

スカートはもう随分前に、大奮発して購入したとかの、大胆な柄模様のブランド品でした。

上着は襟ぐりの大きく開いたラグラン袖のざっくりしたサマーセーター。

上はともかく、運動靴があまりにアンバランスに思え・・・・・・。

それに、お世話になっている先生へのご挨拶で履く履物には思えませんでした。

 

私は眉をひそめて言いました。

「何故、今日のこの日に、運動靴なの?」

すると長女が、次女をかばうように言いました。

「今、運動靴は大流行しているのだから、いいじゃないの」

と。

 

前の会社のアニュアルレポートの表紙に載せていただいた時の次女です。

 

しかしいくら流行していても、服装には、TPOというものがありますよね。

まともなお洒落をすると、大きな美しい瞳も手伝って、輝くようなオーラーを発揮するじMちゃんですが。

その日の服装は、Mちゃんの魅力を台無しにしているようにすら私には見えました。

後の話では、前日仕事を終えて帰宅したのが真夜中の12時だったとのこと。

疲れたままのお出かけで、適当に服を選んで慌てて家を出たのだそうです。

 

この日は、娘たちに出会った時から、私の心に影が差したせいでしょうか。

その後の先生と看護師さんとのコンファレンスも、私の心には重しがどっかりと居座るような雰囲気となり、何ともやりきれない日でした。

このお話の続きは次回に回します。

 

但し、白い運動靴には、その後、少々納得できた私です。

翌々日、病院からの帰りの電車内での事。

乗り合わせた車両で、センスのいい身なりをした女性が、なんと4人も、白い運動靴を履いていました。

何故、まるで体育の時間に履くような白なのでしょうね~

流行って、私には理解できないことが多々ある不思議な世界です。(笑)

 

追記(字体が変ですね。なぜ?理由が全く分かりません。PC制限時間は、朝は七時までと決めていますので、後ほど、書き改めたいと思います。)

家族にまつわるお話、その他色々なことを、具体的に書き過ぎると、自慢話、ブランド好きなどとの批判を受けそうで、ちょっと怖くもありますが・・・・・・。

私はできるだけ、具体的に書く方針をブログ綴りでは貫いてきました。

私のブログは、個人日記のつもりです。

自分史の一部を綴っているとの思いもあります。

 

年を重ね、ブログを書く気力がなくなった時は、読み返して愉しみたいもの、と。

出来れば推敲もやりなおしたい、と。

その時、具体的に綴られてると、その情景が生き生きとよみがえり、一層楽しめることでしょう。

 

そのうえ、少々お宅っぽい私です。(笑)

話題はどうしても家族のことが多くなります。

私は自慢する気持ちなど、サラサラありません。

 

そんな私のブログの趣旨をご理解いただけると、大変嬉しいです。

 

この二日間、身に余るようなたくさんの応援をいただき、驚いています。

本当に有難うございます。

 

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