皆さんは、一番好きな季節はいつでいらっしゃいますか。
私はこれまで、色とりどりの花が咲き乱れる百花繚乱の春はいいなあ~
紅葉に彩られ空が真っ青に澄む、秋の季節もまた素晴らしい。
甲乙つけがたいほど、両方とも好きな季節でした。
どうしても心から好きになれなかったのは真冬と真夏。
真冬は、冷え性のためその寒さを人一倍感じますし、暖房の澱んだ空気があまり好きではありません。
夏の方が、冬より多少ましかな。
でも疲れやすい体質の私は、ぐったり感に見舞われることが多くなり、家事の能率が明らかに下がります。
そしてこの歳になり、私が一番好きな季節は5月、とはっきり言える自分になったきがします。
このあたりから文章を書く苦手意識が一気に高まっています。(笑)
私は自然描写では特にその意識が強くて。
なかなか適切な良い言葉が浮かんできません。
五月が好きな理由は、色々あるのですけれどね。
萌黄色の若葉の季節も大好きだけれど、目に青葉の緑輝く五月の美しさは格別
滴るような青葉が、まるで空気まで緑に染めてしまうかのようで、その清浄感が私には堪らない。
我が家の庭は奥行きがあまりなく、決して広いとは言えないけれど、その緑は十分満喫できます。
特に今年の庭は緑のリーフ物が中心になり、花壇のほとんどを占めるようになってきました。
数年前から手のかからない、お金のかからない、常緑の葉物が多いい庭を目指してきたのですが。
その願い通りになりつつあります。
カラーリーフを多くしたり、葉の色やテクスチャーを様々にして、変化を与える工夫もしているつもりですが・・・。
まだ理想には程遠くて、雑然としたまま。
なかなか思い通りにはなってくれません。
庭のために注ぐ労力はそんなに多くなく、実にいい加減な世話主の私ですから。
そんな私ながら、今年の五月の庭も、滴るような緑が、私を十分満足させ喜ばせてくれました。
もう数十年前のことですが、長い海外生活を終え帰国された親友のKさんが、我が家を始めてご訪問くださった時のこと。
マイホームを建て十年くらい経過した時だったと思います。
家の中に彼女をお通しした時の第一声が、
「どの窓からも緑が見えて、とても素敵」
でした。
その言葉がとても嬉しくて、今で時々思い出します
その頃より、はるかに今は緑が多く茂っている我が家の庭です。
初孫のR君が誕生する前に、地味で変哲のない庭をリフォームしました。
その庭が、私の余生をどんなに潤してくれているか分かりません。
本当にあの時リフォームしてよかった。
今しみじみそう思い、滴る緑輝く庭を眺める日々です。
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