今日は「ねねの道」を歩き、高台寺を訪れたところから始めます。
私は「ねねの道」は高台寺の山門に通じる、細い石畳の場所を言うのだと思っていました。
ですからその趣ある参道を、感慨深く踏みしめながら歩いたのですが・・・・・・。
この記事を書くにあたって、ガイドブックを読み直したところ、幾分私は勘違いしているような気がしました。
もっと広い範囲の道を指すようです。
慣れない一人旅で、不勉強な私の事。
間違った記述がいろいろあるかもしれません。
お許しください。
高台寺の山門に通じるねねの道
可愛いお子さんから目が離せなくなってしまった私です。
もう一枚。帰りにまた会えました。可愛い!
「ねね」との愛称で親しまれている豊臣秀吉公の正室、北政所に対して、悪い印象を抱く方は、あまりいらっしゃらないのではないでしょうか。
歴史には詳しくない私ゆえ、私の思いに自信は全くありませんが。
個人的には、とても良いイメージのねねさまが、秀吉公が亡くなった後、その死を弔うために、建てたといわれる高台寺。
北政所様は、出家後、法名は高台院湖月心尼となり、このお寺で、晩年を過ごされたようです。
敵方だった徳川家康は北政所を手厚く扱い、この寺院の建立への協力を惜しまなかったとのこと。
このような予備知識をもってこのお寺を観光しましたが・・・・・・。
何かそこには、優しく温かな霊気が漂っているような印象を受けました。
清水寺とは違い、とても心惹かれた私です。
何故か観光客も少なくて、静かな境内を、ゆったりした心持で観て回ることができました。
遊び心のある庭園が、印象的でした。
外は炎天で、うだるような暑さでしたが、このお寺の境内は、常に爽やかな風が吹き抜けていて、気温は数度低いといった感じ。
まさに別天地といった印象です。
風の道など、いろいろ細やかな配慮がなされたのかもしれませんね~
とてもとても気に入った寺院でしたのに、悲しいことに、自分の感想を詳しく述べられるほどの細やかな記憶は、すでに消えています。
お寺は、どこも似た景観で、際立った個性はありませんもの。
でもこの度の旅行で訪ねた古寺名刹の中では、特に気に入ったお寺であったことは確かです。
私が好きな歴史上の人物、ねねさまの生涯に思いを重ね、わたしは感無量になりました。
観月台
この観月台から北政所は亡き夫 豊臣秀吉を偲びながら月を眺めたと伝えられています。
戦乱の世の中ながら、あまり敵を作らず、豪気且つ微細な心配りで世の中を渡り、敵味方を問わず、多くの人から敬愛され、生涯を終えたねねさまは、ある意味私の理想の女性像かもしれません。
若い武将を育て、イエズス会の宣教師たちにも理解を示し、政治力、交渉力にも優れた、賢明な女性だったようです
歴史が得意とは言えない私ゆえ、この記事を書くにあたって、今朝、束の間の時間、復習もしました。
ねねの名称が、最近は「おね」に変わりつつあるようですね~
開山堂
いろんな感慨を胸に、散策した境内でした。
最後に、お庭の中にあるお茶屋さんで、お抹茶と和菓子で一服。
時間も余り気にせず、周りへの気兼ねもなく、のんびりできたひと時。
一人旅の良さを、またしみじみ思いました。。
秀吉と北政所を祀る霊廟が、外の通りに面してありました。
恐らく高台寺で必見の重要な建物なのでしょうが、私はちらっと横目に見ただけで、頭も下げず、通り過ぎてしまいました。
写真も撮らず・・・・・・。
そのため、その画像を載せることができません。
こんな見落としは、他にもいろいろあったでしょう、私の一人旅です。
この後向かったのは、八坂神社と祇園花見小路ですが、長くなりますので、今日はこのあたりで一旦打ち切ろうと思います。
八坂神社
明後日から、秋のお彼岸のお墓参りで、小旅行も兼ねた帰郷をまた致します。
多少風邪気味で、体調が万全とはいえません。
旅立つ朝まで更新して、この旅行記を終える予定でしたが、明日からのブログ綴りはよして、休養に努めることにしました。
途中のままで、申し訳ありませんが、お許しください。
私の実家と一力亭の関連性とは、そのお茶屋に出入りが多少あった祖父が、その意匠が気に入って、家を建てる時、その一部を取り入れた、と言ったことに過ぎません。
思わせぶりなことを書いて、そのままお休みしては、失礼ではと思いましたので、一言、簡単にお話させていただきました。
詳しい事は、またブログの更新を再開したときにでも。
思いがけずたくさんの応援をいただき、新しいカテゴリーにもかかわらず、ランキングが一気に一位に上り詰めてしまい、恥ずかしくて仕方ありません。
シニアーのカテゴリーに参加している時、温かな応援をしてくださった方達が、引き続き、心に掛けて下さっているお蔭もあるでしょう。
本当に有難うございます。
私のブログの内容が、ライフスタイルのカテゴリーにふさわしくないのでは、との不安がいまだに抜けなくて。
このまま、ここにいさせていただいていいのか、悩んでいます。
色々迷いもありますが、旅行中は、ブログの事もすっかり忘れ、非日常の空間で夫を偲びながら、良い時を過ごして来ようと思っています。
気候不順の折、皆様も、ご自愛の上、良き連休をお過ごしになられますようお祈り申し上げます。
追記
大切なことを書くのを忘れていました。
明日は、義弟の白内障の手術の日です。
無事に終わり、成功しますように。
ひたすら祈るのみです。
妹のブログに経過報告があることでしょう。
旅先に滞在中の時は、電話による報告を待っていますから、随時伝えて下さいね
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花のように泉のように