今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

叶えられなかった私の二つの夢 

2024-04-19 07:22:08 | 人生
3月の日記
 
マイホームを建てた時、私には二つのささやかな夢がありました。
 
飽くまで夢。
 
私の性格では。恐らく実現は不可能。
 
それが分かっていましたが、夢と割り切ってでも愉しむのは、その人の自由ですから。
 
 
その夢の事を突然思い出したのは、今朝のNHKのニュースで、世界一小さい子供図書館をつくった人の事が
報道されていたからです。
 
子供しか入れない図書館を作り、親の選択から解放して、自由に書物を選んでもらう。
 
そんな内容でした。
 
子供たちが喜ぶ生き生きとした表情が、とても印象的でした。
 
 
実は、私も小さな児童図書館を家の中に作るのが、私の夢でした。
 
我が家には二階に上がると、子供部屋の前に、5畳くらいのプレールームがあります。
 
多目的スペースと言った所でしょうか。
 
 
 
 
そこに、娘達が読まなくなった児童書をたくさん置き、
 
近所のお子さんの出入りを自由にして、本を選んでもらう。
 
そこで読んでもらっても家に持ち帰っても、子供の気持ちに任せる。
 
 
この家を新築した時、次女も、そろそろ小学校の高学年に差し掛かり、絵本は卒業していましたが。
 
その当時、我が家には絵本や児童書が山ほどありました。
 
母も私も、絵本を買うことにお金を惜しみませんでしたから。
 
良い児童書を読んで聞かせたり、読ませることが、子供達のためになる。
 
それを固く信じて疑いませんでした。
 
 
ですから小さな児童図書館が開ける程に、当時は我が家に沢山の本がありました。
 
でも結局、それは実現しないまま。
 
近所のお子様たちに、貸して差し上げたことはあります。
 
 
逆の方向から撮ったプレールーム。
不要なものを置き,今では納戸化してきています。
本は、半分くらい処分しました。
 
 
そのプレールームの利用に当たって、私が描いた夢がもう一つありました。
 
それは、その場所をアトリエにする事。
 
画布を常に載せたキャンパスを置き、気ままに絵を描く。
 
そんな自分を塑像すると、心が弾みました。
 
結構真面目に考えたことです。
 
 
絵画は幼い時、母に手を引かれ、遠くまで習いに行っていました。
 
朝日新聞の全国コンクールに入賞し、表彰状をいただいたり・・・。
 
私の作品が、夏休みの練習帳の裏表紙に掲載されたり、と。
 
図工の先生にも、常に一目置かれていました。
 
 
このお話、ブログで私は何度もしていますよね。
 
自慢げで恥ずかしいですが。
 
無能で取り柄のない私が、唯一社会的に認められた、私の人生における、光栄な出来事なんです。
 
ですから思い出すと、今でも嬉しくて。
 
それで,つい書きたくなるのでしょう。(笑)
 
 
 
でもその才能の芽は伸びる事なく、いつの間にか消えてしまいました。
 
けれど、絵心だけはくすぶっていたのかもしれません。
 
ですからプレールームをアトリエにする夢を私は愉しんだのでしょう。
 
でも、それだけの事です。
 
夢は夢に過ぎなくて、実際は育児と家事に明け暮れ、忙しく日々を過ごしただけの私の人生でした。
 
 
夢は夢と割り切って考えるとしても、何時までも、ささやかな夢を胸に抱き続けて過ごす人生でありたいですね。
 
今の私の夢は?
 
余りに現実的で恥ずかしいですけれど。
 
 
毎日を「今日が一番素敵」の想いで、自分らしく、精一杯、素敵に時間を紡ぎ、
 
大好きなこの家で、自立した暮らしを最後まで全うす。
 
そして、家族に迷惑はかけないで、老衰で眠るように人生を閉じる。
 
 
このくらいしか、もう夢は無くなってしまいましたが。
 
このささやかな希望がかなえられるように、これからも頑張るつもりでいます。
 
 
      
 
庭の点景
 
下の画像は昨日撮りました。
 
 
先日載せたポーチ前の寄せ植えが、まだこんなに元気です。
 
 
その内、鳥かごの中の植木鉢にも、何か植えたいです。
 
 
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