ガーデニングの作業に集中するには、一番向いた今の時候。
でも今一つ以前のように熱心に取り組む気持ちが湧いてきません。
まず私が好きなデパートのガーデンショップに足が向かない。
一つは都心のど真中にあるデパートの屋上。
駅前から送迎バスが出ています。
もう一つは我が家から然程遠くないデパートの別館。
やはり本館から別館まで送迎バスに乗ります。
それだけのことなんですが、コロナ禍のため気軽に足が向かなくて。
最寄り駅の小さな花屋さんで、お買い物ついでに求めるのが精一杯。
同じ町に栽培した植物を直売するお店が最寄り駅からバスで十数分の所にあります。
一度だけ出かけたことがあります。
品ぞろいは期待を裏切らないものがありましたけれど。
バスの乗り換えを何度もしないといけないのが少々不便。
私のガーデニングへの情熱は以前ほどではなくなりました。
年金暮らしの節約意識も影響しているでしょう。
けれど幸いにも私の庭は、経費が掛からないように次第に変貌しつつあります。
草花を植えなくても、形状と色に変化のあるリーフ物が花壇をほとんど埋め尽くし、結構私の目を潤し愉しませてくれるようになりました。
手のかからない素敵な庭を目指し頑張った甲斐があったようです。
自己満足に過ぎませんが、それなりに気に入っています。
とは言っても多少はお花も植えたい。
所々スペースは開けたままにして、私が好きな花苗が出そろう季節を待ち侘びています。
パンジー、マーガレット、カレンジュラなど。
わが家は東南の角地ながら、庭に奥行きがなく横幅は結構広い。
そのため花壇は庭の樹木や、フェンスに絡まった植物が陽を遮り半日蔭になりやすく。
日光不足で草花が元気に育ってくれません。
ですから花壇に草花を植えるのは酷。
できるだけ植木鉢やプランターに植え付け、日の当たる場所に置くようにしています。
もともと百花繚乱のような庭は苦手。
しっとりした落ち着きのある庭が好みですから、長年かけてわたしの理想が叶いつつあるのかもしれません。
最近、一日三十分と決めていますから、庭作業が負担になることもなくて。
今ではガーデニングは、私の余生にとって掛け替えのない愉しみ。
生き生きと逞しく育つ葉物や可憐な草花から元気をもらって日々を送っています。
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