前回の記事のKさんからの嬉しいご報告とは、次のような事でした。
「以前、動画でお知らせした月見草が蕾をつけたので、今からお届けしようと思うのだけれど。
家にいらっしゃるかしら?」
とのお尋ね。
在宅中でしたので、喜んで首を長くしてお待ちした私です。
ほぼ小一時間経過すると、玄関のチャイムが鳴りました。
コロナ禍にあって、なかなか会えず、久しぶりの再会。
Kさんは病み上がりでいらっしゃるので、ご主人さまも同伴。
いえいえ、病み上がりでなくてもいつもご一緒。
そんなとても仲のいいご夫婦です。
Kさんは70代を超えたばかりの年齢ですが、いつ会っても、とても若々しくてチャーミングな方。
ご主人様は大企業の副社長として世界を股にかけてのご活躍なさった人。
でも、そんな風貌には見えなくて。
好々爺といった庶民的な雰囲気。
お二人に会うと、いつも私は、何だか心がとても和みます。
彼女から月見草の鉢と大きな梨を手渡され感激。
家に上がって、一服していただきたいところでしたが・・・。
彼女は一月間、体調を崩され、やっと元気になられたばかり。
その上、コロナ禍。
ゆえに、しばらく立ち話をしてお別れとなりました。
悲しいけれど、お互いにマスクをかけたままの姿で。
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それからは私は月見草の開花が待ち遠しくて、待ち遠しくて・・・。
まるで夏休みの宿題でよくある、植物の観察日記を書くような心境で見つめ続けました。
開花を見逃したくないと思い、ファミリールームのテーブルの中央に置いた月見草の鉢から、目を離せなくなってしまった私。
入浴時は、脱衣場に連れて行き、気に掛けていました。
でも残念なことに、その日は開花してくれなくて・・・。
翌日、日が暮れるのを待つ事に。
昨年月見草の咲く様子を撮影してY-Tubeにアップしたものがありますので、ご覧下さい。
https://youtu.be/NjAMu5vstwo
今夜はきっとそちらでも月見草が咲くことと思います。
お楽しみに。
上の引用はkさんのメールからです。
そして翌日は、待ってました!
期待通りに開花。
夜の8時頃でした。
但し動画のようにみるみる花弁が開くとはいかず、蕾が膨らみ始め開花するまでに、2時間くらいかかったでしょか。
私には動画のイメージが脳裏に焼き付いていたので、開きそうでなかなか開かない月見草を見て、次第に不安に。
環境が変わったので、ショックから花を咲かすことができなくなってしまったのでは、と要らぬ心配まで・・・。
花びらをそっと指で触ったり、突いてみたり、と。
すると次第に少しずつ開き始め。
20時ごろ満開に。
待ちくたびれましたが、一安心。
早速翌日kさんにご報告。
月見草の花言葉は「無言の愛情」、「ほのかな恋」、「うつろな恋」、「移り気」です。
月見草は花の色が白からピンクに変化していく様子から「移り気」がつけられたようです。
また、花が夕方に咲き、人目を避けているようなことから「無言の愛情」がつけられました。
月見草を見ていると、同じように夜に咲く、月下美人の印象的な想い出が蘇りました。
長女の嫁ぎ先から頂いた月下美人が、父が亡くなった翌年の命日に初めて開花し感激したことを。
父は退職後は園芸に打ち込み、余生の何よりの趣味にしていました。
ですから、その事を想い出し、まるで父が咲かせたようなな感慨に浸ったものです。
豪華な花をつける月下美人とは異なり、月見草は、山野草特有の慎ましい花姿。
何とも愛らしく、しばらく見惚れてしまった私です。
翌朝は、ピンクに花びらの色が変わり、次第にしぼんでいきました。
童心に返ったような花の観察の一回目はまず終わり。
その内に他のつぼみの開花も見られることでしょう。
自然のはかない命の観察によるワクワク感は、何だかとても新鮮で、気持ちが若返りました。
改めて、Kさんに、心からのお礼のメールを、月見草の画像を添付して送りました。
厚かましいお願いで恐縮ですが、
私のマスコットのクマ、チョコちゃんの窓口からアマゾンのお買い物をしていただけると
大変嬉しいです。
22日と23日の歩数」
4350歩 5310歩
PVポイントのみ参加しています.
貴重なお時間を割いてまでお読みいただき、本当にありがとうございました。