六月の初旬に、小中高のミニ同窓会に出かけてきました。
私の母校は、某国立大学の付属校でした。
小学校から入学すると、高校までエスカレーター式に進級できます。
ですから受験勉強らしきことは、私は、全くと言っていいほどしていません。
大学も推薦入学でしたから、本当に安易な道に甘んじて学生生活を終えました。
そのせいか、中高時代は、根無し草のように自我の弱い、意志薄弱な学生でした。
思春期特有の不安定さで、悩んでばかりいたようにも。
自分に根拠などまるでない自信があり、のびのびと学園生活を送れたのは、小学生時代だけ。
小学生の時だけは、成績も優秀で、トップクラスにいられました。
けれど、中学になると、次第に急下降。
英語だけは、自宅前にお住いの、ドイツ文学の大学講師でいらしたK先生の指導のお陰で、常に良い成績を収められました。
でも他の科目は、だめ。
とても疲れやすい体質の上、情緒不安定も相まって、下がっていく一方。
高校生になると、一時期学校に通えなくなったこともあります。
自信が無くなった理由は、色々ありますが、中高校が西日本で屈指の進学校だったこと。
クラスの半数以上が、その優秀な学生で占められ、自分の愚かさを痛感したからだと思います。
小学校との環境ののギャップが、私にはひどすぎて。
どんどん委縮していく一方でした。
結婚して年数を経てのことですが。
夫のYさんが、下記のようなことを言い放ったことがあります。
ちなみに夫は、同じ中高で、外部生。
難関の中学受験を突破し、同窓生の話では、いつも学年でトップの成績だったようです。
夫の放った言葉とは、
「内部性など、まったく眼中になかった」
皆さん、余りに失礼な物言いだと思いませんか。(笑)
私、言い返しました。
「じゃあ、なぜ私と結婚したの???」
自信喪失甚だしく、私には少々暗かった中高時代。
その同窓会です。
小学校の同窓生も、もちろんいます。
中高は、クラスは五組ありましたから、おとなしかった私は、まったく記憶にない人も。
でも、今となっては、内部性も外部性もありません。
とても和やかでくつろいだ雰囲気なのですが、私は今一つリラックスできないものがあります。
その理由は、長くなるので次回に回させていただきます。
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ありがとうございました。
花のように泉のように