今日はお彼岸に長女家の孫息子、R君と一緒に、郷里へ日帰り旅行をしたお話を致します。
毎年、お彼岸には帰郷している私ですが、中日に帰るのは初めて。
そのせいか、グリーン車ながら満席。
日帰りの時のみ、老体を労わるため、グリーン車に私はします。
車内放送によると、自由席の車両も、大変な混みようのようでした。
駅で待ち合わせた二人でしたが、私が家を出たのは早朝の六時半過ぎ。
相変わらずせっかちで、十分ゆとりを持って行動しないと、安心できません。
駅でR君を待つこと、40分以上。
供花は、前日の内にネットで購入し、用意しました。
待ち合わせ時間10分前くらいに、R君が現れました。
コンタクトを着用したR君に会えるのを楽しみにしていた私でしたのに。
まだ、まるでおしゃれっ気がないR君。
相変わらず、黒縁の眼鏡に、少々くたびれて見えるダークブラウンのパーカーを羽織った姿でした。
妹の桜ちゃんにも、
「お兄ちゃんは、眼鏡をとった方が格好がいい」
と言われているのですが、お兄ちゃんは、まだどうでもいいことのようです。
吸い込まれるような切れ長の美しい目をしたR君なのですけれどね。
背は、パパのように高くありませんし、線も細いのですが、後ろ姿はパパの体形によく似ていると思いました。
さて、そのR君と初めての旅行に、いよいよ出発です。
新幹線の席に乗車し、私はやっと一息。
旅情に浸れるこの時間が、私は大好きです。
その上、今回は孫息子、R君が一緒。
こんなに幸せな時間は、そんなに経験できるものではありません。
私が思た通り、朝食は簡単に済ませてきたとのこと。
そうだろうと思い、サンドイッチをR君に会う前に買い求めていました。
それを美味しそうに頬張るR君。
乗車時間の三分の一くらいは眠っていましたが、無口だと思っていたR君と思いがけず、たくさんおしゃべりができました。
何を話したかよく思い出せないのだけれど、息が合い、穏やかに楽しい時間が流れていきました。
数枚、R君が幼い頃の写真もバッグに収めていたので、それを見せると、感慨深げに見入るR君。
R君が幼い頃、主人と三人で、夏には必ず旅行を愉しんだものです。
北海道、九州、伊勢、会津など。
すべてよく覚えているとのこと。
最近、我が家に遊びに来た時、
「おじいちゃんとおばあちゃんの思い出は、楽しいことばっかりだなあ~」
と言ってくれたR君。
私にとっては、感極まる言葉でした。
阿蘇にて
そのR君がいよいよ大学生に。
私は、数日後に、後期高齢者に。
光陰矢の如し。
瞬く間の歳月の流れでした。
人生の大きな節目に、こんな素晴らしい時を持て、本当に私は幸せ者、と今しみじみ思っています。
旅行の後半は明日に続きます。
4月1日頃の記述
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花のように泉のように