昼食の準備に取り掛かろうと思っていた時のこと。
私の頭はもうろうとして、仮眠を早くとりませんと、家事もデスクワークも捗らない状況でした。
食事だけして、とにかく早く床に就こう。
数十分仮眠をとれば、また元気に諸事に臨めるのだから、と思っていました。
その時、ピンポ~ンとチャイムの音。
インターホンのテレビ画面で見ると、ご夫婦らしき人が、そこに映っていました。
今頃どなた、と怪訝に思いながらお返事をすると、「近所に引っ越してきます~と申します。ご挨拶に伺いました」とのこと。
お噂で、ある程度は承知していました。
5月の連休明けに、空き家になった家屋が取り壊されると聞いていましたが......。
一向にその気配がなかったので、単なる噂かしら。
でも、できれば早く、新しい方が入居してほしい。
若いご家族だったら、猶更いいのになあ~、と思っていた私です。
私と同時期に、この分譲地ににお住いの方々は、35年以上の年月を経て、皆さんご高齢でした。
その中で、「友からの嬉しい電話」で記事にさせていただいたFさんご家族は、私達より一回り以上お若くて。
私にとっては、親しいだけでなく、頼もしい心のよりどころでもいてくださいました。
そのFさんもいなくなり、ブロックの住民の平均年齢は、益々高くなっていく一方だったのです。
この扉が、大勢のお客様をお迎えしてきました。
ところがご挨拶に見えたご夫婦の、なんとお若い事。
何と感じの良い方達だこと。
小学生と中学生のお嬢様がいらっしゃって、家族構成も若い時の我が家にそっくり。
私は嬉しくて、感激してしまうほどでした。
奥様は、楚々とした品のいい優しそうな雰囲気のお方。
旦那様は、ブロガーでいらっしゃるバラ様のご主人様を彷彿させるようなお方。
背が高く、凛々しくも、お人柄が温かそう。
(バラさん、勝手なことを書いてごめんなさい)
旭化成にご勤務のようです。
万一、大地震に見舞われ、被害者が出た時には、ブロックの住民として、率先し救助に当たってくださりそうな。
そんな、頼もしさを感じてしまいました。
私が住んでいる沿線は、一時期は、若い人たちの憧れの街といわれたものでしたが、今は果たしてどうなのでしょうか。
駅前はともかく、少し離れると、以前のような人気はないのかもしれません。
少子高齢化で、我が国は空き家が多くなり、今では、社会問題にもなっていますよね。
ですから、お若くて、さらに感じのいいご家族が我がブロックにお住まいくださる喜びは、想像以上でした。
「子供が小さいので、お騒がわせし、ご迷惑をかけるかもしれませんが......」
とのお話に、私は答えました。
「私は全く気になりませんから。子供の声は大好きです。
元気に外で遊んでくださいね」と。
その方たちが戻られた後も、清々しい余韻が、私の心を締めていました。
いらっしゃる前の、けだるく眠たい体は、余りの嬉しさで一気に蘇り、しばらくまた元気に家事に励むことができた私です、
追記
「イイネ」や「応援」のクリックをしてくださる皆様に、この場を借りて、心よりお礼を申し上げます。
わざわざ読者登録をしてくださる皆様にも、感謝申し上げます。
ブログランキングのバナーでも、いつもたくさんの応援を頂戴しています。
温かなお気遣いが本当に嬉しく、ブログを綴る励みにさせていただいています。
本来なら、コメント欄のある方には、お礼の一言を書き置くべきですのに、失礼を致しておりまして、本当に申し訳ありません。
実は、イイネや応援のクリック場所が、私のブログのどこにあるのか分からず、一生懸命探したことがありました。(笑)
でも、見当たりませんでした。
恐らくスマホ対応の仕組みなのでは、と思っています。
私はスマホも持っていませんし、フェースブックにも参加していません。
時代遅れ甚だしいブロガーです。
そのためお返しもできず、失礼しております。
拙いブログでお恥ずかしいですが、今後ともお付き合いのほど、宜しくお願い申し上げます。
ライフスタイルとシニア日記ランキングに参加しています。
下のピンクのバナーに応援のポチッをいただけますと、励みになり大変嬉しいです。
ありがとうございました。
花のように泉のように