またまた、新年早々しでかしました。
すってんころりん!!!
凄い派手な転び方で、衝撃は大変なものでした。
しばらく頭がくらくらし、目眩が収まらなくて。
それを目前で目撃した孫たちの驚きは、相当のものだったでしょう。
心配をかけて、ごめんなさい。
若いおばあちゃんを演じていても、本性が丸出し。
若夫婦達は改めて、私の筋力の衰えを実感したようです。
我が家のお雑煮
私のお嫁入り道具のひとつだった輪島塗のお椀。使用し始めて53年も経過してしまいました。
我が家は家族全員揃って食事をするときは、テーブル二つにおかずを並べます。
居間の大きな座卓が、いつも子供達用。
ダイニングテーグルは、大人が使用します。
長女夫婦が元旦の九時過ぎに訪れ、お節の準備も完了。
テーブルセッティングもほぼ出来上がりました。
娘達がほとんど行ってくれたのですが、私はそれを見て、孫達用のお皿を一部変更したくなりました。
そして手を伸ばし、そのお皿を取り上げようとした矢先のこと。
突然、体のバランスが崩れ、全身を叩きつけるように、テーブルの前で転んでしまったのです。
輪島塗のお屠蘇器 親の遺品で我が家の家宝(笑)です。
かなり派手に全身を打ち付け、しばらく呆然。
頭がくらくらして、起き上がることができませんでした。
長女のお婿さんが言うには、カーペットの隅に足が引っ掛かり、つまずいたようだと。
段差などまるでありませんのに、そんな場所でもつまずいて転んでしまう。
年を取るとは、こういう事なのでしょう。
テーブルの角に頭を打ち付けていたなら、一昨年の真夜中の転倒のように、大出血していたに違いありません。
もしそうだと、清々しいお正月の朝が台無しになるところでした。
漆器のお片付けを一昨日済ませました。
しばらく、皆茫然。
一呼吸置き、皆が私を囲み、「大丈夫、大丈夫、しばらく横になった方がいい」と言って、労わり慰めてくれましたが。
転ぶのには、もう慣れてしまって・・・。
意外と私は落ち着いていました。
今までは幸いにも、寝込むようなことは一度もなかった私ですけれど・・・。
いつ取り返しのつかない事態になっても、おかしくありません。
高齢者の転倒は、その後の暮らしに多大な影響を与えかねないことを、もう一度肝に銘じましょう。
物事は前向きに捉え、「厄落としの初転び」だったと思い、今年に大いに期待することに致します。
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拙いブログをお読み下さいまして、本当にありがとうございました。