センター試験が終わり、受験生たちは本試験に向け、一層気を引き締め、その準備の勉強に余念がない事でしょう。
確かこの試験の名称が、共通一次試験と言われた時代が、ありましたよね。
本試験は二次、と。
数十年前の事ですが。
この名称だと、とても分りやすいですが、「センター」にはどのような意味があるのでしょうか。
センター試験で、合格が決まることもあると、最近妹に聞き、少々驚いた私でした。
私はいまだに、センター試験と本試験との関連性がまったく理解できていません。
偏差値のことも、最近、やっと少し分るようになりました。
近くに住む、次女の孫が塾に通い始め、娘が時々、K君の成績の話しをてくれるようになったからです。
ですから、私の娘達が受験生だった頃は、この数値には、全く無関心でした。
四谷大塚と言う塾の週末テストに、週一回、通うだけでしたから。
塾との関わりは、親の私には全くなくて。
大学受験の時は、本人任せでしたし。
次女宅で撮った画像です。
但し、勉強に専念できる環境づくりには、とても気を配りましたし。
励ましの言葉も、いろいろかけた覚えがあります。
どちらかといえば、鷹揚な母親で、教育ママではありませんでしたが。
中学入試の受験勉強では、塾の指導はほとんど受けていませんでしたので、教材を選んだり、計画を立てる協力を私は惜しみませんでした。
私も、わかる範囲で、娘達の勉強も見ました。
週一回の家庭教師は、親子共に解けない問題だけ、指導してもらうといった利用の仕方でした。
長女も次女も、同様の勉強のやり方で、中学受験に臨みましたが、6年生だった長女が、米国から帰国したのは、6月。
受験までには半年しかないといった特殊な事情がありました。
その上、帰国子女枠ではなく、普通受験を目指しましたから、私もかなり頑張りました。
この受験を目指すきっかけとなったのが、私が心から信頼している親友、Kさんの、次の一言だったのです。
「Mちゃんは、~中学が向いていると思うわ。きっと楽しい学校生活が送れるわよ」
夫の帰国が決まって間もない時のことです。
それまでは、私は私立に通わせる気持ちは皆無でした。
区立志向が強い母親だったのです。
自分が通った学校は、大学の付属で、小学校から高校まで一貫教育。
ある意味、温室育ちの学生生活だった私です。
そのためか、精神的にとても弱いところがあって・・・・・・。
但し、一貫とはいえ、中学からは、屈指の有名な進学校。
受験勉強らしきことはなにもしないで中学生になった私は、その落差に悩み、次第に自信喪失。
かなり暗い中高生活を過ごしてしまいました。
ですから、娘達は逞しく育てたい。
そのためには、家庭環境はさまざまな子供たちのいる学校でもまれ、心の強い子になってほしいと願っていたのです。
でも心から敬愛していたKさんの勧めの一言は、私の心を大きく動かしました。
けれど、まだ小学生とはいえ、親が勝手に決めることではない、と思った私。
中学受験をするかどうかは、長女のMちゃんの気持次第。
そのために、私はどんな行動をとったでしょうか。
おそらく皆さんは、その時、私が思い付いたことを知って、お笑いになることでしょう。
それほどに、他愛なくも、ユニークなことなんです。
このことについては、次回で述べることに致しますね。
思わぬ方向に文章が流れてしまいました。
本当は、次女のセンター試験におけるとんでもないケアレスミスについて、語るつもりだったのですが。
センター試験の昼休みに、泣きじゃくりながら電話を私のもとにかけてきた時の、私の驚き。
全部問題を解き終わったつもりだったのに、解答欄の枠が数個残ってしまったからです。
どこかで、記入する回答枠を間違えたのでしょう。
それに気が付いた時のMちゃんのショック。
それは、顔が青ざめてしまうほどのことだったに違いありません。
センター試験終了後しばらくは、立ち直れないほどに、Mちゃんが辛い精神状態だったこと。
その後は、記述重視の国立から、私立大学対策向けの勉強に切り替えたこと。
けれど、無事に目指す第一志望の国立大学に合格できたこと。
このようなことを綴るつもりでしたが、内容を突然変更してしまった私です。
帰国子女ながら、その後の受験は、実に順調だった娘達の事。
手前みその話になって、自慢話のようにに受け取られてしまうかもしれません。
それは、私の本意ではなく、誤解が心配でした。
事実、一昨日妹のコメント欄に、誤解甚だしい中傷めいたコメントが入り、びっくりしてした私です。
先程も触れましたように、センター試験の事は、私はまったくの無知です。
コメントをいただく前に、この文章の下書きは終えていました。
この制度の云々について語るつもりなど、私には毛頭ありませんでした。
次女が、センター試験でどんな失敗をしたか。
その失敗からのショックを、どのようにして乗り越えたか。
そのことを具体的に少し詳しく語るだけのつもりでした。
この話題に触れた過去記事では、その大学で教鞭をとっていた叔父の話も紹介したはずです。
センター試験の結果は、その大学はほとんど関係ない。
本試験の結果が重要視される、といったことも。
受験生を惑わすような事は、私は何もしていないと思うのですが。
かなり皮肉たっぷりの辛らつな言葉で、少々身に応えましたが、私の本意を、何卒ご理解下さいませ。
何だか変なコメントに出遭い、子育てについて書く気持ちがしぼんでしまいました。
「娘達の受験~私の子育て」の連続タイトルで、しばらく更新を続けたかったのですが。
またいつか機会があれば、お話させていただきますね。
海外にまだ在住していた長女に対して、私が中学受験の動機づけを如何ににしたか。
この話題だけ、次回では触れ、終わりにしようと思います。
その方法が、なかなか面白い発想でしたから・・・・・・。
皆さん、お楽しみに。
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