今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

みっともないハプニング 

2016-05-15 07:31:24 | 旅行

今日の記事は連続投稿をスタートして七編目、最終回(?)に当たります。

いつも思いのままに綴るだけで、いよいよ投稿となってからの推敲と画像のアップの作業が、結構大変な私。

ですから最終日ともなると、とてもホッとして・・・・・・。

毎日連続投稿していらっしゃる方々の努力に、頭が下がります。

気力が余程充実しておられるのでしょう。

 

一人身になって以降も、相変わらずまだ忙しくて、落ち着かない日々が続いています。

最近は銀行の方の出入りもあり、少ない資産ながら、いかにそれを分散するか、いろいろ頭を悩ましたり、と。

一方、相続の申告書の記述は、いよいよ終盤に。

銀行の方に尋ねたところ、税理士などに依頼すると、約百万ほどかかるといわれビックリ!

結局妹の大きな力を頼って、わたし達だけで何とかなりそうなところまでこぎつけました。

娘たちにも、妹ほどではありませんが、週末などに、手伝ってもらっています。

この大仕事が終われば、精神的に随分楽になれることでしょう。

その日が待ち遠しくてならない私です。

 

広島の宇品港

 

さて、今日の記事は、このたびの旅行記の最終章になります。

書くのが憚れる程、恥ずかしいドタバタ劇と、二度目のお墓参りなど、新幹線に乗車するまでの行動を、私事に過ぎませんが、また綴らせていただきますね。

 

宮島観光は、いい加減な所も多々ある私にしては、上出来な内容でした。

雨のため、弥山の展望台に上るのは諦めたものの、私のイメージ通りに行動がとれたと言っていいでしょう。

 

また同じ高速船に乗車し、ホテルへ予定より一時間程早く戻った私。

今日こそは、旅における私の楽しみの一つ、優雅なホテルライフを満喫するはずでしたのに。

ところがです。

戻って1時間足らずで、私の不注意から、狼狽甚だしい恥ずかしい出来事に見舞われる羽目に。

 

客室に戻り一服したものの、まだお食事処、「なだ万」の予約時間までには数時間ありました。

それで、このホテルの温泉で、夕食前に温泉浴を愉しんで来ようと思った私です。

 

宮島とホテル間を往復したときに乗船した高速船

 

私が生まれ育った実家は、広島の中心街とこのホテルのある港のちょうど中間あたりに位置しました。

どちらにも、タクシーですと10分足らずで着きます。

ですから、こんな場所で温泉が湧くなんて、私には意外ででちょっとした驚きでした。

海辺のため、塩分の強い泉質のようでしたが、私は久し振りに心ゆくまで温泉浴を満喫できました。

まだ日が暮れる前の事ゆえ、入浴者は私を入れて三名ほど。

たった一人の時もあり、普通風呂、ジャグジー風呂、露天風呂を一人じめにし、気ままに移動。

夫のことを思い出しながら、の~びり、「いい湯だな~」の至福のひと時でした。

 

 宮島の風景です

 

ところが、お風呂から上がり脱衣場のロッカーの鍵を開けようとしたところ、その鍵が見当たりません。

鍵の着いたゴムバンドを腕に回して温泉に向かったのは確かです。

恐らく湯につかる時、手持ちのタオルと一緒に、そばに置いたのでしょう。。

置き忘れただけの事、と安易に考えたのが大間違い。

心当たりを、いくら探しても見当たらず・・・・・・。

湯船の底まで、目を凝らしてキョロキョロ、キョロキョロ。

でも、それらしきものは目に留まりませんでした。

 

「これは大変!洋服が着られない!」とすっかり狼狽した私は、温泉の出入り口に立つ係りの人に事情を話しました。

けれど、期待通りにはすぐ動いてもらえません。

また浴場に引き返し、思い当たる場所をすべて見て回りましたが、見つかりません。

私の格好は、タオルを一枚体に巻き付けただけ。

幸いにも、その場に居合わせたのは、後半は私一人だけでした。

自分の憐れな姿を他人に晒さずに済んだだけでも、幾分は助けられた私ですが。

 

4~50分経過した頃になって、受付の人が、やっと合鍵でロッカーを開けてくれました。

責任者が外出中で、そのスーパーキイが手に入らなかったとの事。

裸のままで、それを待つ間の私の惨めさは、どなたでもご理解いただけるのではないかしら。

それまでの楽しい旅の思い出は、吹っ飛んでしまう程の情けなさでした。

 

宮島の豊国神社から臨んだ厳島神社と反対側の景観です。

 

探す間、私が一番心配したのは盗難です。

「開いたものの、中の貴重品や衣類がなくなっていた、なんてことにならないかしら」と心配し、胸のドキドキ感が次第に高まっていきました。

開いてよかった!

中のものも、すべて無事でした。

 

一流のホテルで、盗難なんてめったにあり得ませんよね。

自分の落ち度を棚に上げ、すぐ他人を疑うなんて。

これもボケの兆候では。

恥ずかしくなりました。

 

お騒がせしたことを受け付けの人に詫びて、温泉を後にしたものの、鍵は見つからないままです。

部屋に戻り、身支度を整え直し、上階の食事処「なだ万」に行きました。

フルコースの懐石御膳を奮発していただいたものの、鍵の行方が頭から離れず、全く美味しく感じられません。

カメラも忘れてしまった私です。

夕食を済ませその足で、また温泉に寄りました。

けれど、まだ鍵は行方不明のまま。

 

翌朝、ホテルを立つ前にまた寄った時に、鍵が見付かった事を、やっと知らせてもらいました。

ジャグジー風呂の底に落ちていたそうです。

私が推測するに、おそらく強い水流に押され、細い腕にぶかぶかの状態でかけていたゴムバンドが、鍵もろとも、腕から外れ落ちてしまったのではないでしょうか。

身体の他は、どこも太い私なのに、なぜか手首だけはとても細いです。(笑)

やっと安心!納得でき、ホテルを心置きなく後にすることができました。

 

 

カメラ騒動で振り回され、鍵騒動では冷や汗をかき、楽しいながら少々情けない一人旅になってしまいました。

けれど、旅の目的のお墓参りは十分時間を取り果たすことができましたから、良しとしましょう。

旅の最終日、ホテルを早く出て、二度目の墓参をしました。

旦那さまにも、私の珍道中を包み隠さず報告しました。

「間が抜けたところは、相変わらずだなあ~」と苦笑いしていたに違いありません。

その後、駅へと。

 

 

 

わたしが乗車する新幹線、二時発の「のぞみ」までに、まだ時間は十分ありましたから、広島の名物のお好み焼きを駅の構内のお店で食べました。

「みっちゃん」と言う、お好み焼き屋さん。

郷里では、有名処のお店のようでした。

私はお好み焼きが好物といったわけではありませんでしたが、今回の旅はガイドブックに忠実に行動することがモットーでししたから。(笑)

やはり、量が多すぎて、半分しかいただけなかった私です。

でも、お腹がいっぱいに。

その満腹感と、失敗はいろいろあったものの、予定通りに墓参と観光を終えられた満足感を胸に、帰りの車中の人に。

次回の墓参は、お盆前の頃を予定しています。

 

 

住み慣れた郷里ゆえもありますが、今回の旅行で、一人旅に多少自信がついた私。

墓参以外でも、遠出を、今後再々愉しみたい、と願っている私ですが・・・・・・。

極端に少なくなってしまった遺族年金収入と相談しながら、になります。

出来れば遺族年金収入の範囲内で、身の丈に合った暮らしをしたいと、強く思っている私です。

貯金は努めて切り崩さないようにしましょう。

蓄えの一部は、海外旅行用と家屋の維持費に割り当てましたが、自分の今の体力では、、遠方の旅は何だかもう無理そう。

 

何はともあれ、「今日が一番素敵」の思いで、今後の余生を心豊かに過ごせるように努めてまいりたいと願っています。

夫への感謝の気持ちを、常に忘れないで・・・・・・。

 

この旅の一連の投稿でも、たくさんの応援を頂戴し、本当に有難うございました。

実に気ままな自己流の投稿の仕方で、少々恥ずかしくもありますが、この方法が、心の重荷にならず、ブログ綴りを一番私は楽しめるようです。

勝手ながら、今後ともご理解の程、宜しくお願い致します。

 

まだ記事にしたい話題がいくつかあります。

お花見の話題も、書き尽くせていませんし、孫息子の啓太君と恐竜展に出かけたこと等も。

一番大きな話題は、長女が、夜のニュース番組に出演。

コメンテーターと、数分間、対談したことでしょうか。

「谷根千散策」へ、親友のKさんと出かけたことも、とても楽しい想い出になっています。

 

本当は、感動が覚めやらない内に書きたいところですが、のんびりペースで綴っているので益々遅れがち。

我ながら残念ですが、これからも、思い出し思い出し、多少でも皆様に臨場感をもって愉しんでいただける記事になるように頑張りたい、と思っています。

 

 

新緑が瑞々しいしいさわやかな季節。

心に、緑の風と空気をいっぱい吸いこんで、お互いによき日々を紡いでまいりましょうね。

 

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花のように泉のように

 

 


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