昨日の結末は、日本にとり良かったのでしょうか?、悪かったのでしょううか?
鳩山氏の無責任な言葉の詭弁で、政治家がいとも簡単に決意を翻してしまうとは。
「めど」の言葉が、今後民主党の、内紛の種にならなければよいのですけれど。
震災の復興のめどがたてば辞任するとの菅総理の言葉。
私はあえて述べられるまでもなく、当然考えておられたことではないかと思います。
私もブログに、震災復興が軌道に乗るまでは、総理は責任を放棄することなく、務めを果たすべきと、と申し上げてきました。
それさえも待てず、今即、辞任して貰わないと困ると言わんばかりの小沢派グループの理不尽な行動だったはずです。。
それが、めどが立てば辞任すると当たり前な言葉を述べられたにすぎませんのに、その言葉に救いを求め、すがるがごとく、呆気なく心変わり。
恐らく解散が怖かったのでしょう
余りに情けない態度では・・・・・・
造反する議員さんは許せないと思っていましたが、今となっては、最後まで自分の信念を貫き、欠席或いは賛成に回った民主党の議員さん
を立派とさえ感じます。
密室での鳩山氏と菅総理が交わした言葉など、なんの確証にもならないでしょうに。
事実、二人が交わした文書には、めどが意味する時期については、何も具体的には書かれていないようです。
国難の時に、不信任案を出すのも、同調するのも、もってのほかの挙動とは思いましたが、その結末までの展開でも、政治家の軽さを思い
知る事となりました。
本当に呆れて空いた口がふさがりません。
私は福島原発のこともありますから、めどは、まだ当分はたたない思っています。
鳩山氏は気分で、よくおっしゃることが一転二転なさいますね~
私が新聞を読む限りでは、彼の言葉は、ここ一カ月足らずで四転したことになります。
菅おろしに協調、それは慎むべき、また菅おろしに協調。そして昨日の余りに軽い発言。
軽いかどうかは、今後の展開次第ではありましょうけれど。
今後は、民主党が内紛を起こすことなく、政府を盛りたて心を一つにし、震災復興のために懸命に努力されることを、ひたすら願います
その上で、菅総理が自ら、めどを判断し、自主的に辞任されれば良いだけのこと。
政治家なんてこんなもの、と、虚しさだけが心に残る茶番劇でした。
ドタバタ劇を見せ付けられ、いたずらに気を揉んだだけの国民。
被災地の皆様のやりきれなさは、言葉では尽くせないものでしたでしょうに。
呆気ない幕切れに、ただただ唖然とするばかりです。
一緒にテレビを見ていた次女の言葉が、とても印象的でした。
「彼(婿)が、政治家は頭が悪い人が多いのでは、と言ってるわ。もしK(元自民党議員)なら、もっと大胆に行動したはずだし、民主のOは実に
まともな事をブログにかいているよ。」と。
KもOも次女夫婦の大学の先輩で、婿にとってはクラブの先輩ですが。
確かに、よく考えず安易に投票する国民のせいで、政治家の質が落ちているのかもしれません。
日本の政治をまともにするためには、国民の意識改革も必要なのでは。
こんな生意気な事を申している私も、候補者の個人的資質を見抜く自信などまるでありません。
非常に難しいことですが、、安易な投票はしないよう心掛け、努力をしなければ、としみじみ思った今回の出来事でした
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