か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

GLOBAL PEACE INDEX 2018

2018年10月09日 | 学問

Quantifying Peace and its Benefits(平和とその受益を明示化する)。研究機関としてシドニーにある。

そこの年次報告書をタイトルにした。本物だ。

① 気負いがないから英語が平易である。一部名詞は統計にしかつかわないものがあるが概して複文がないので非常に読みやすい。

② 分析の本論になると枝葉に触れず本論に直結することだけで構成していくから反論に強い。AIと将棋するとこんな気分になるのかな。論点でないことまで持ち出して話がいつもそれていくバカ同士の言い争いはこの逆だ。

③ グラフが見やすい。日本の役所の論文、レポート、3流大学の論文、3流学生の4流論文はもう見ない。とくに役所は所長の顔写真、原子力関係に至っては全身写真がないと通らない。忖度しないと筆者の出世はない。

④ 読者が一般国民であるので数式を除き不要な図もない。大人の国だ。こんな研究機関こそ平和主義だった日本にあってほしいものだ。どうせ予算で縛って自民党の広報誌のようになるだろうが。権威を持つ日、世界が認める日は来ないからオーストラリアにあるほうがいい。

 

The average level of global peacefulness has declined for the fourth consecutive year, falling by 0.27 per cent in 2017. The results of the 2018 Global Peace Index (GPI) find that 92 countries deteriorated, while only 71 improved. 

GPIを仮に総平和指数とすると、年々悪化していることを上の英文は述べている。

200近くの国と地域を比較するのだから物差しも一つではいけないが、いろんな物差しを都合のいいように使っては日本政府の統計のようになる。neutralというのは極めて困難だ。

世界には日本と韓国とDPRKとアメリカと中国しかないと思って政治力学を論じる人がいる。

スペインもイギリスも独立運動を抱え、いつCIVILWARが再燃するとも限らない。

ここでの平和は広く定義され、およそ人が平穏に生きる権利を侵害する一切の圧力からの自由、とされている。池上は、外人犯罪は増加してないといっていたが、うそだ。刑務所の郵便の半分は日本語ではない。2%の人間が50%の犯罪人になっている。

 

1 Iceland 1.096  2 New Zealand 1.192  3 Austria 1.274  1 4 Portugal 1.318

 1 5 Denmark 1.353  6 Canada 1.372  7 Czech Republic 1.381  8

Singapore 1.382   9 Japan 1.391   10 Ireland 1.393  211 Slovenia 1.396

 12 Switzerland 1.407  13 Australia 1.435  14 Sweden 1.502  15

Finland 1.506  16 Norway 1.519  17 Germany 1.531  17 Hungary 1.531

  19 Bhutan 1.545  20 Mauritius 1.548   21 Belgium 1.56  22 Slovakia

1.568   23 Netherlands 1.574  24 Romania 1.596   25 Malaysia 1.619

  26 Bulgaria 1.635   27 Croatia 1.639   28 Chile 1.649  

 

残りを抜粋

38 Italy 1.766  46 Laos 1.821  49 South Korea 1.823  57 United Kingdom 1.876 

 

 

日本ではだれが事件や事故で死んでいるか思い出すべきだ。

あの広い北海道にわずかの人が住む。しかしに、わざわざ崖の下しか住めない。、そして圧死する。

どのクルマを買うか自由だ。だが、軽に乗れば事故死の確率は高い。政府は発表しない。データーがなかったら軽もベンツも安全性は同じになる。

北のミサイルで何人死んだか。密植による山崩れで何人死んだか。無駄な砂防ダムがいかに被害を大きくしたか。無駄なダムの放流で何人死んだか。

日本の安全度が下がったのは災害死が増えたからだ。

ところで韓国はラオスより危険で49位。ネトウヨうれしかろ。ところがイギリスは57位。いまNYよりもParisが人殺しは多い。ピカデリー周辺では頻繁にトラブルを見る。かつてのソウルだ。そのうち日本も日本に来た支那人であふれ中国になる。

 

visionofhumanity.org/app/uploads/2018/06/Global-Peace-Index-2018-2.pdf

 

 

 

 


人情の紐帯

2018年10月08日 | 日常

僕の祖母と母が出た女学校だ。石碑はもう一本古いのがあるので目立ちたがりの下品な奴が名を残すつもりで恥を残したものだ。

 

戦後は隣の学校と合併したが、バカとバカが合併しても賢いのは出て来ない。50°のお湯に50°のお湯を足すと、やはり50°だということ。

男子校の旧制中学の方は、血の気が多いのとか、命がけで自己中心なものが際立っていたし現在でもそうだ。したがって九州大学も20名程度しか合格しない。

問題はその後だが、やはり際立って自分だけがよければよいとする人間になっている。いつも後ろからこそこそついてきていたくせに文部省に入ると突然ケンカが強くなる。頂点まで上り詰めたが晩年はさみしかった。

利己主義の集合には助け合いがない。何百人も取り巻きがいたが、汚職がバレると潮が引くようにいなくなった。

 

平和主義とか言うことで戦前の天才たちは無理に記録や記憶から消されている。現在東大は定員5000人、九大は4000人が合格する。ところが海軍兵学校には大正時代の軍縮の時代には30人だった。伝習館中学は多くの合格者を出している。

誇るべきだ。僕は入試問題を見た。半端な頭じゃ通らんぞ。微積がないと到底解けない。それを今の中3に解けというのだ。こう書くと戦前をほめていると思って右翼が喜ぶが、お前はこの程度に合格したか。

宮崎鼎・・・電気溶接の父 伊藤整一・・・戦艦大和艦長 白秋とか言う飲んだくれのエロ本作家をこのごろはやたら持ち上げる。白秋は伝習館を卒業してない。それでも大学に行けたのだから時代がおおらかだ。

 

浮立(ふりゅう)は各地各様のスタイルがある。こちらのはドンキャンキャンと言って鬼に扮した青年が子供を泣かせて回る。なんとなく異国の風情を感じるのはここが長崎に近くシュガーロードに位置しているからだろう。

チンをたたきすぎて折れた木づちが散らばる。

きょうは祭りには暑すぎた。

 

女学校の壁だ。僕らは細い電柱をもち体当たりをして肉弾三勇士ごっこをした。仲間に歴史好きがいたのでこんな名前が付いたが当然僕は意味は分からない。中国人を爆殺するのだろうということぐらい。

 

ツルみそはかろうじて営業していた。昔このあたりはトントコ町といっていた。由来は不明だがとくに友達の多い街だった。が、

 

味もそっけもない立派な集合住居になっていた。これが発展か。そんな発展、僕はいらんな。

 

日本のプロバンスと僕一人で呼んでいる。もう行くことはない。灰になって上空から見たらいいかな。汚くてしょうがない大川のような街になった。


自縄自縛

2018年10月06日 | 韓国

政治問題を扱うと途端に読者が減る。深いところまで話そうと思うと、ある程度駆け足で論を展開する。すると出てくるのは日本語の読めない右翼かバカだ。苦労して書いた割には本質ではない事実関係にこだわる人が多い。まだはるかに右翼がいい。お花が咲いた、ミッキーネズミが可愛い、香港の食事はここに行け・・・。という話題にはよく食いつく。

軽佻浮薄の人生に価値があるのか。

 

韓国は、旭日旗を掲げた自衛艦が記念行事へ参加することを自粛要請した。

日本は不参加を決めた。

日本は慣例通りだということを不参加の根拠におく。慣例というとよく慣習、習慣と混同される。国際法は成文化されたものは少ない。存在しないのだが、あるとして行動して差し支えないというものだ。国際不文法といい、ちゃんと強制力を持つ。

外国公館の警備、外交特権・・・。

グロチウス以来、船にとって旗の重要性は増してきた。僕の船は必ず船尾に日の丸をつける。その義務が生じたのは、日の丸が国旗になるよりも早かった、。

例外規定として軍艦は独自に制定してよいことになっている。

 

ここまでの展開に外国の感情が入る余地はない。だがこんな議論は国際法の授業であり形式であり本質ではない。意味がない。

かと思うと、防衛大すら通らないで国威発揚、金鵄輝く日本だ、と指揮官になったつもりの人が多くて困る。バカだから。自分の低賃金の心配しろよ。総合職のお姉ちゃんがボーナス多かったろ。

このてのは後先考えず、平気で暴支膺懲の再来を期待する。

戦前1000人や2000人の屈辱を受けた朝鮮人はいるだろう。その補償はすんだ。日韓基本条約であまりある補償をした。おかげで北にも義務を負うことになったが。個人の話はここで終わる。

연대 대학원(인문계)

 

今、旗が問題になると思っている韓国の御用政党、「ともに民主党」の言い分。主たる根拠を「不愉快だ」といい、日本を2流国と言い切った。そんなこと言うから日本の右翼は、何だこの朝鮮人の4流国というはずだ。

根拠をみなさい。そんな感情は知ったことではない。ポイントはここだ。

韓国はいつできたか。戦後だ。旭日旗が半島を闊歩したのは戦前だ。韓国という国自体がなかったくせ、李承晩とマッカーサーがでっち上げた傀儡が、思い出したように戦後に反日幻想をねつ造する。

大学時代はとても成績がよく点数に執念を燃やした。韓国人はたいていそうだ。カセットテープの貸し借りをしていた。とくに彼女の思考はスピードに特徴があった。一年後輩.韓国人にしては珍しく髪が多い人だったが、白くなったね。

国際慣習に従う、という世界に恥をかかない選択をした。外交部長官(外務大臣)

  


画期的なことには違いないんだよ

2018年10月05日 | 東洋歴史

気が滅入る研修だった。板門店。

 

北朝鮮の悪口を並べたらきりがない。オジサン殺し、兄貴殺し、100万を餓死させ200万を飢餓線上におき「良い子だけは平壌」に住まわせる。憎き日本からは800人も(ウソ)拉致する。ミサイルを飛ばす。

すると日本のあほの反応はミサイルが来たら頭を抱えて座りましょう。拉致被害者には圧力を前提に対話します。という方針だ。長野県の小学生の頭蓋骨は超合金だな。恫喝を受け兵糧攻めにされてだれが交渉に乗るもんか。トランプが正恩と握手をすると安倍は慌てて圧力を引っ込めて、僕も話し合いに加えてよと途端に低姿勢になった。

 

조선을 무시하지마!

大学ではKBSに入るんだといって意気込んでいた。1年後輩。康京和外務部長官(外務大臣)

 

正恩はトランプとのみ話し合えばよい。安倍はどうせトランプの言いなり小僧だから。

さてこのときの問題点は何かというと、右翼は頭ごなしの米朝会談は日本の顔をつぶされたというだろうが、今に始まったことではない。最大の問題は地球最後の労働力市場と鉱産資源の権利を失ったこと。

一年前は一触即発の緊張状態で安倍は自衛隊派遣をことあるごとにほのめかしていた。迎撃ミサイルもそうだろう。

しかし何がミサイルを止めたのか。九州、対馬と朝鮮は50㌔しか離れてないので晴れた日は朝鮮がよく見える。長距離砲で十分。一発500万。ミサイル5億。

止(と)めたのは話し合いだ。

完全でないことぐらい分かるが、幾分なりとも情勢の安定化、平和条約へ進んでいるのは、しがらみやプライドにこだわる朝鮮人の特性を乗り越えた信念があったからと思う。

朝鮮にいるといつも思う。どこか不安定なのだ。心のどこかが。南とは南であり全体ではない。シーソーの片方に乗っているようで落ち着かない。繁栄とは関係なく底の浅い不安定な安心感のない嘘っぽい不安感はソウルにいるときいつも付きまとった。

ノーベル賞が片方の金正恩や文在寅のいずれかに与えられたら、金正恩はソウルに来ない。ノーベル賞が極東を不安定にすることは避けるだろう。

 

後になっていろいろ理屈を言ったり逃げ道を用意してものを言うのは卑怯だ。

二人同時にもらう。トランプは関係ない。

僕は思うのだ。  Korea is to be korean.

U,S devided us.

疑心暗鬼になりながらも、会談はスタートして信頼を醸成できたから、正恩と在寅の平和賞だ。

あと2時間で結果が出る。

コンゴ(旧ザイール)で性暴力の被害者の治療や救済に取り組むデニス・ムクウェゲ医師(63)と、過激派組織「イスラム国」(IS)の暴力告発者でイラクの少数派ヤジディ教徒の人権活動家ナディア・ムラドさん(25)の2人が平和賞を受賞した。BY Yahoo

僕は予想を外しました。すみません。


下品な優越感

2018年10月03日 | 学問

タイトルを見て即座によそに行こうとする人が多いだろう。ミッキーネズミとかキティねことか、面白おかしく、頭使わず、アハハオホホとぐうたらに生きて行く人には、人としての思考は必要なく、人の業績の上に乗っかって流れていくしかない。いい人生だ。

何気なく学校の校章をデザインしてあった。

 

用があって京都以西では最も偏差値の高い大学のある研究室に行った。やっぱりここもかと思うことがあったので書き留める。

立派な建物で金がかかっていることは分かるが耐震補強工事のためその美観はずいぶん損なわれてしまった。40年ぐらい前、親の出張についてきたことがある。そのころは今みたいに一分一秒、先を争うのが研究者だという感覚はなく、小学生の僕でも十分に見学させてくれる心のゆとりをみんながSHAREしていた。

農学部の薬草園とか工学部のいろんな機械・・・

僕にはそんなものどうでもよかった。僕の目は医学部の白衣の研究者を探した。西日本で最高に難しい大学、京城帝大より難しい、・・・いったいどんな人たちがいるんだろう。

その後、小学生からけんは教員からけんになり・・・したが、その謎が解けることはなかった。なぜなら一見すると普通の人たちだったから。

 

子供の目には白衣が月光仮面のマントのように輝いて見えたが、中身は風采の上がらない普通の兄ちゃんだった。あえて違いを上げるなら、威張らない、自分に厳しく無駄な時を過ごさない。・・・。

整形手術で美人はいくらでも作れるという人には、人の澄んだ目を見ることはできない。なぜか共通する努力する人のさわやかさを知ることはできない。それはいくら角膜を切開しても現れることではない。

 

パンダのように目の周りを描きまくったデリヘル嬢、その中身のない話、うつろなヤクチュウ特有のイッテる眼差し。それを整形で直してみろ。

形にこだわるところには中身はない。知り合いの大学は室内にエスカレーターをつけた。バカです。九大病院ならいざ知らず、教室にエスカレーターが付く日は断じてない。

狭く貧弱な学部長室に入り、ああ、ここは本物だな、と思った。


成功したって失敗したって

2018年10月02日 | 思想

 

送別  王維


下馬飲君酒  馬を下り 君と酒を飲む
問君何所之  君に問ふ いずれの所に行くと
君言不得意  君が言ふ 我が意を得ず
帰臥南山陲  南山の陲(ほとり)に帰りて臥すと
但去莫復問  但だ去れ ふたたび問ふこと莫かれ
白雲無尽時  白雲 尽くること無し  

 

人生には、挫折や失敗や不合格や別れなど、もはや個人の力なんて到底及ばないいろんな壁がある。

自分には越えられない壁を前にすると人は静かになるものだ。「不得意」(希望がかなわなかった)とは科挙に落ちたのだ。

 

 

僕は、「但去莫復問  但(ただ)去れ ふたたび問ふこと莫かれ」が好きだ。「もうやめよう、その話は。さあ、行けよ。」と僕には感じた。

成功も失敗も小さいことなんだよ、という気持ちで「白雲無尽時  白雲 尽くること無し」につながるのだと思う。「後悔なんてそこにとどまる人がするものだ。」

 

 Der Abschied des Freundes     Wang-Wei

Ich stieg vom Pferd und reichte ihm den Trunk
 Des Abschied dar. Ich fragte ihn, wohin
 Und auch warum er reisen wolle. Er
 Sprach mit umflorter Stimme: Du mein Freund,
 Mir war das Glück in dieser Welt nicht hold.
 
 Wohin ich geh? Ich wandre in die Berge,
 Ich suche Ruhe für mein einsam Herz.
 Ich werde nie mehr in die Ferne schweifen, -
 Müd ist mein Fuß, und müd ist meine Seele, -
 Die Erde ist die gleiche überall,
 Und ewig, ewig sind die weißen Wolken....