《河童》の旅メモ

富雄川流域探索

平城京を歩く「木簡」

2010年08月10日 | Weblog
平城京から出土する木簡には「辛苦」と書かれた物、鷹の飼育に関わるもの、役人の勤務評定、あげくには借金の申込を書いたもの。また漢詩を書いたも、伝票、荷札などにあたるものまで雑多で当時の社会生活が読み取れる。画像の木簡は、京に住む16歳の子が盗みを働いたために豎子(じゅし)から追放されたことが書かれた木簡。これらを読み解くには大変な能力、努力が要る。
(今日の歴史=729年藤原光明子”不比等の娘”が聖武天皇の皇后になる)