仕事がいろいろと片付いて、ようやく余裕が出てきた。
今は、新たな事業を展開する制作会社から頼まれて、その新事業のサイトのテキストを作成している。
大手メーカーのサイトの一部分を担当するのもそれなりにいいが、小さな会社でもサイトの構成からテキストまで全てを任せてもらえると、ちょっとした自分の作品のようになるので嬉しいものだ。
例えば、これは5年くらい前に作らせてもらったサイト。
http://www.noggi.com/index.html
サイト構成から始めて、取材、テキスト作成、デザイナーさんへのディレクションまで全て任せてもらえた。
すごく楽しかったし、先生が「自由にやっていいです」と言うので、かなり自分らしくやらせてもらった。
例えばこのページとか
http://www.noggi.com/rinpa/report.html
このページ。
http://www.noggi.com/seitai/report.html
いつもブログを書いているときのようなノリ。
どういう反応かなぁと思ったら、先生が本当に気に入ってくれて、それから冊子やチラシなどいろんなことを任せてもらえた。
良い・悪いはともかく、今読んでも「自分らしい文章」だなぁと思う。
「好きなように書いてください」と、何も制限や要求がなかったのがよかった。
なかなかこういうものを書かせてもらえるところはないので、本当にありがたかった。
もうお蔵入りになった(事業から手を引いた)が、これも全てやらせてもらった。
http://info.e489info.com/index.html
こちらはトップページのイラストをゆうちゃんにお願いしたのだが、それが非常にいい出来で気に入っていたので、サイトが活用されていないのがもったいないと思っている。
ゆうちゃんとは何度か一緒に仕事をしたが、私にとっては本当にいいパートナーで、いつも「なんであの説明でわかってくれるのかな?」と思うほど、こちらの意図・イメージ通りのイラストが上がってくる。
私の画力は幼稚園児並みなので、自分でラフを描いたりして説明するということができない。だから言葉で説明するだけなのだが、ちゃんとそれを120%わかってくれるのがありがたい。
古い友人なので意思疎通ができるということもあるが、それ以上に人の言葉をきちんと理解できる能力が高いのだろう。
この仕事をしていると、いろんな人と出会い、関わる。
ディレクターさんの能力というものもピンキリだし、タイプも全然違う。
人当たりが良く、心配性で丁寧で、細かいけれど、きちんとした指示を出してくれる人もいるし、アイディアマンで次から次へと面白いことを考えて、それをわかりやすく説明してくれる人もいる。
カメラマンさんも、撮り方はいろいろ。
人物ならともかく無機質な商材なのに、出来上がった写真を見て、ぞくっとするほどカッコよく撮る人もいるし、人物写真が得意で笑顔を引き出すコツを知り尽くしている人もいる。
いろんな人と一緒に仕事をできることも幸せの一つだなぁ。
今制作中のサイトもいいものにしたい。
これを依頼してくれた人も、もう5、6年の付き合いになる。
ライターを使う機会がなくなったのでここ数年はFBでつながっているだけだったが、いざライターが必要となった時には私に依頼してくれた。そのことがとても嬉しかったし、絶対いいものを作りたいと思っている。
この間はぐちぐち書いてしまったけど、ずーっと、いつも、どんな時も、仕事自体は楽しいのだ。
そういえば、昨年取材した灘校の伝説の国語教師(中勘助の『銀の匙』だけを教材に3年間国語の授業をすることで有名になった)橋本先生の記事がアップされていることを最近知った。
http://www.yumephoto.com/ym/voice/voice31.html
いろんな人の想いや生き様をほんの少しだけ切り取って書く。
本当はずっとそれができればいいのだけれど。
生きていくためには、歯を食いしばって、意に沿わないことも呑み込んでいかないといけない。
だけど、たった1文修正するだけで、ポロポロ涙がこぼれることもある。
活字になってから勝手に修正されている1文を見て、憤りで手が震えることもある。
そんな私を見て、「かおりはほんまに職人やなぁ」と夫があきれたように言う。
この仕事を始めて早17年。
とりあえず、まだ楽しいし、必死だし、泣いたり怒ったりできるほど情熱はある。
ただ、40歳過ぎてまだこんなところにいる自分が悔しいし、情けなくて、悶々とする日はあるのだ。
今は、新たな事業を展開する制作会社から頼まれて、その新事業のサイトのテキストを作成している。
大手メーカーのサイトの一部分を担当するのもそれなりにいいが、小さな会社でもサイトの構成からテキストまで全てを任せてもらえると、ちょっとした自分の作品のようになるので嬉しいものだ。
例えば、これは5年くらい前に作らせてもらったサイト。
http://www.noggi.com/index.html
サイト構成から始めて、取材、テキスト作成、デザイナーさんへのディレクションまで全て任せてもらえた。
すごく楽しかったし、先生が「自由にやっていいです」と言うので、かなり自分らしくやらせてもらった。
例えばこのページとか
http://www.noggi.com/rinpa/report.html
このページ。
http://www.noggi.com/seitai/report.html
いつもブログを書いているときのようなノリ。
どういう反応かなぁと思ったら、先生が本当に気に入ってくれて、それから冊子やチラシなどいろんなことを任せてもらえた。
良い・悪いはともかく、今読んでも「自分らしい文章」だなぁと思う。
「好きなように書いてください」と、何も制限や要求がなかったのがよかった。
なかなかこういうものを書かせてもらえるところはないので、本当にありがたかった。
もうお蔵入りになった(事業から手を引いた)が、これも全てやらせてもらった。
http://info.e489info.com/index.html
こちらはトップページのイラストをゆうちゃんにお願いしたのだが、それが非常にいい出来で気に入っていたので、サイトが活用されていないのがもったいないと思っている。
ゆうちゃんとは何度か一緒に仕事をしたが、私にとっては本当にいいパートナーで、いつも「なんであの説明でわかってくれるのかな?」と思うほど、こちらの意図・イメージ通りのイラストが上がってくる。
私の画力は幼稚園児並みなので、自分でラフを描いたりして説明するということができない。だから言葉で説明するだけなのだが、ちゃんとそれを120%わかってくれるのがありがたい。
古い友人なので意思疎通ができるということもあるが、それ以上に人の言葉をきちんと理解できる能力が高いのだろう。
この仕事をしていると、いろんな人と出会い、関わる。
ディレクターさんの能力というものもピンキリだし、タイプも全然違う。
人当たりが良く、心配性で丁寧で、細かいけれど、きちんとした指示を出してくれる人もいるし、アイディアマンで次から次へと面白いことを考えて、それをわかりやすく説明してくれる人もいる。
カメラマンさんも、撮り方はいろいろ。
人物ならともかく無機質な商材なのに、出来上がった写真を見て、ぞくっとするほどカッコよく撮る人もいるし、人物写真が得意で笑顔を引き出すコツを知り尽くしている人もいる。
いろんな人と一緒に仕事をできることも幸せの一つだなぁ。
今制作中のサイトもいいものにしたい。
これを依頼してくれた人も、もう5、6年の付き合いになる。
ライターを使う機会がなくなったのでここ数年はFBでつながっているだけだったが、いざライターが必要となった時には私に依頼してくれた。そのことがとても嬉しかったし、絶対いいものを作りたいと思っている。
この間はぐちぐち書いてしまったけど、ずーっと、いつも、どんな時も、仕事自体は楽しいのだ。
そういえば、昨年取材した灘校の伝説の国語教師(中勘助の『銀の匙』だけを教材に3年間国語の授業をすることで有名になった)橋本先生の記事がアップされていることを最近知った。
http://www.yumephoto.com/ym/voice/voice31.html
いろんな人の想いや生き様をほんの少しだけ切り取って書く。
本当はずっとそれができればいいのだけれど。
生きていくためには、歯を食いしばって、意に沿わないことも呑み込んでいかないといけない。
だけど、たった1文修正するだけで、ポロポロ涙がこぼれることもある。
活字になってから勝手に修正されている1文を見て、憤りで手が震えることもある。
そんな私を見て、「かおりはほんまに職人やなぁ」と夫があきれたように言う。
この仕事を始めて早17年。
とりあえず、まだ楽しいし、必死だし、泣いたり怒ったりできるほど情熱はある。
ただ、40歳過ぎてまだこんなところにいる自分が悔しいし、情けなくて、悶々とする日はあるのだ。