月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

楽しい取材とお買い物

2012-07-19 | 仕事
今日は取材。
アメリカ村に明後日オープンするデンマークの雑貨店「タイガーストア」のプレオープンで、プレス枠で招待された。
この間の、私が汗だくだくになってティッシュを渡された外国人社長の会社だ。
日本第1号店ということで、メディアからも注目を浴びている。
テレビや雑誌関係の記者も大勢来ていた。

行った感想。
今回ここで店名をちゃんと出したことからもわかると思うが、いいお店!
価格、デザイン、クオリティにこだわっているだけあって、安くて可愛くてユニークなのに実用的なものが多い。
100円~300円のものがほとんどで、高くても600円くらい。
北欧らしく、カラフルで日本にはないようなテイストのものがある。

100枚くらい写真撮って、デンマーク本社の代表の挨拶を聞いた後は、私も楽しいお買い物
安いからついあれこれ買ってしまう・・・

今日の戦利品


左上のピンクとブルーのは「ちょうちん」。
電池を入れたら明かりがつく。
夕方、ベランダで炭火焼などするときにいいかなーと思って買った。
なんと1個100円!

その右横は、かわいい保存缶。200円かな。
お菓子とか、海藻類(笑)を入れておこうかと。

その下のブラシみたいなのは、足のかかとケアするブラシ。
これは結構スグレモノで、軽石、ヤスリ、ブラシがついている。100円!

ピンクの卵みたいなのは、キッチンタイマー。200円

その左下の入れ物みたいなのは、キャンドル立て。200円かな。
その横に4つあるのが、キャンドル。4個で100円。これもカラフルなのがいっぱいある。(あえて白にしたけど)
一番下にあるのが、電池式のキャンドル。
これをキャンドル立てに入れて使うといい感じ。本当のキャンドルを使いにくい時にいいかなーと。

合計、1100円!!

他にもいっぱい欲しいものがあったけど、100均と同じで「必要じゃないものなのについ・・・」という誘惑なので我慢した。
ちょっとしたプレゼントなんかにもいいかなぁ。

私は外で音楽聴かないから(耳元で聴くのが苦手)必要ないけど、ヘッドフォントとかイヤホンもカラフルで可愛かった。
使う人ならいいかも・・・。(ヘッドフォンで500円)

ノートやペン、画材道具なんかも色がきれいでオシャレ。
収納ボックスや手芸用品、掃除道具、キッチン雑貨などなど・・・

貯金箱とか、いらんけど、なーんか欲しくなるようなかわいいデザインで

興味ある方はぜひぜひ行ってみて!
アメリカ村のビッグステップのすぐそば。

で、この店のいいところというか、戦略のひとつは、2ヶ月くらいで300アイテムが総入れ替えされること。
だから、しばらくして行ったら、もう前にあった商品はほとんどない。
宝探しをするようで、楽しいお店だった。
心斎橋まであまり足を延ばすことないけど、機会があればまた行こうっと

イケアにH&M、どうして北欧の店は流行るのかな。
日本人に媚びないのと、クオリティと価格のバランスがいいのかもしれない。
タイガーも絶対流行ると思う。

今日は帰宅してすぐに撮った写真を選択して、キャプションつけて、店舗記事を400字くらいでまとめて送信!
インタビューは前に納品していたけれど、写真や店舗記事は今日がギリギリだったみたいで、「今日の23時までに」と言われていたのだ。
これで全部送ってホッとした。
正直、あんまりお金にはならないが、こういう仕事は大切にしたい。
自分がやっていて楽しいし、勉強になるし、実績にもなる。
お金よりもそういう部分での報酬が大きいと思う。
全部がこれじゃ生活できないけど、お金になる仕事は別にあるのだし。

来月、私の記事が雑誌に載るのが楽しみだ。
(社長は優しそうなイケメンよ

あと、今日はこの取材のときに、Kさんと一緒に行った。
Kさんはライターの仕事を斡旋してくれる会社の代表者。
この仕事もKさんからいただいたので、今日のプレオープンに誘ってみたら来てくれた。

安い仕事だからかな・・・会った時にプレゼントをくれた
可愛い手ぬぐいだった。
(Kさんは今、手ぬぐいにハマっている)
取材後に珈琲もご馳走してくれた。

こういうちょっとした心遣いが嬉しい。私も見習いたい。
そして、別に仕事をもらえる云々ではなく、人間関係を大事にしたいと思う。
ほんま真面目で、めっちゃいい人なのだ。

もちろん、世の中の人はほとんどがいい人だと思う。
でも、人柄が良くても一緒に仕事をしたくない人もいる。人柄と仕事は別だ。
今日もKさんと「時間にルーズな人とは仕事をしたくない」という話をしていた。
遅刻する、ミスをする、それは誰にでもあること。
問題はその後の対処なのだという。
私もカンペキな人間ではないので、いつも「対処」が大切だと思っていた。

「想像力を働かせないとダメですよね」
とKさんは言った。

故意じゃないにしろ、遅れた。
じゃあ、どうするか。
相手は待っている。
そこで単に「遅れます」というのではなく、想像力を働かせて、相手が待つ間を過ごしやすいように、気をもまないように、「今どこにいて、どれくらいかかるか」ということを明確に伝えるのが大切だと。
誠意をもって謝るなんていうのは当たり前だし。

私もずっと思っていたことなので、Kさんが「想像力」と言ったことがすごく嬉しかった。共感。
そして、取材もそう、相手の立場になって書くことができないとダメだから、遅刻したときの対処に想像力がないライターとはあまり仕事をしたくない・・・というような意味の事も言っていた。
それが、どんなに良い人柄の人で、プライベートでは仲良くても。

同感。
そういう考え方をできるKさんはいいな、この人とまた仕事したいな、と思った。

そんないい気分で帰ってきたら、ちょっとムカムカすることがあった。
まあ、嫌な話は書かないでおくけれど、「あー、これって絶対私へのあてつけやなぁ」と思うことがあった。
そこまでされるようなことを私はしたんだろうか?と自問自答してみたが、いやいや、していない。
「なんちゅう器の小さい人!」と叫んでしまったよ・・・

器の小さな人間に惑わされてはいけない、もっと器の小さな人間になってしまうぞ・・・!と自分をたしなめ、
この気持ちはなんなのかと分析してみた。

すごくいい言葉が見つかった。

「しゃくにさわる」

あー、私、しゃくにさわってるんやなぁと思った。
むかつくとか怒るとか恨むとかって気持ちとはちょっと違うのだ。そこまで激しくない。
ただ、しゃくにさわっているのだ。

そうかー、私、しゃくにさわってるんだなぁ、ぴったりな言葉を見つけたなぁと思ったら、なんか気が晴れた
感情的にならず、客観的に自分の心を分析するのは効果的だ。

今晩は急ぎの仕事はないので仕事はせず、ハイボール飲んで本でも読もう。
明日は1日こもって、書籍の原稿を下書きする。

自分が付き合える人も時間も有限。
ちゃんと選んで大切にして、毎日楽しく暮らさにゃ、ソンソン

(と考えられるくらいには大人になった41歳の夏