昨日は夫と「ウイスキー・フェスティバル」へ。
天満橋のOMMにて。
3000円(前売り)で、100種類以上のウイスキーが飲めるというイベント。
日本酒やビールのこういうイベントは数々参加してきたが、ウイスキーは初めて。
たくさんブースが出ていて、本当にいろんなウイスキーが並んでいた。
見るだけで興奮するね
さすがに40度以上なので、注いでくれるのはほんのちょっぴり。
5ml程度かな?
本当に1口、2口というところ。
20代からウイスキーはかなり飲んできたし、日本酒の次に好きなアルコールだけれど、実はそんなに詳しくはない。
ワインもそうだが、基本的に「横文字」の名前を覚えるのが苦手で
だから、とりあえず、何の目的もなく、美味しそうだと思ったものを順番に飲んでいった。
5ml程度とは言っても、10杯、20杯と重ねていけば、それなりの量になる。
いい感じだ
夫は会社でウイスキー愛好会みたいな会に入っている。
社長がウイスキー好きなので、社長を中心にウイスキー好きが集まり、月に1回とか皆で飲みに行く会だ。
そこにいつも来ていた外国人のクリントさん。
めちゃくちゃウイスキーが好きらしい。
今は会社は辞めてしまったが、英会話の先生をしながら、ウイスキーライターなるものをやっているとか。
そのウワサのクリント氏もこのイベントに来ていて、初めてお会いした。
「モデルやってた人やから、めっちゃカッコイイで」と夫から聞いていたが、聞きしに勝るカッコ良さ!
そのうえ、すごく優しくて、すごくウイスキー好き。(ちなみに、日本語ペラペラ)
私たちは15時くらいに行ったのだけど、朝11時からずっと飲んでいたという。(イベントは18時まで)
特にジャパニーズ・ウイスキーが好きで、長野県のMARS蒸留所のウイスキーをオススメしてもらった。
ここのウイスキーは本当に美味しくて、私と夫の「日本蒸留所巡り」のリストに新たに入った。
この夏は北海道の余市に行こうかと思っていたけれど、長野に行き先を変えようかと思うほどいいウイスキーだった。
さっすがクリントさん!!
他にも、私の行きつけの高槻のバーのマスターに偶然会ったりと、なかなか面白かった。
帰りにビルの中で社長にも会ったし・・・
ウイスキーも奥が深いなぁ。
酒造りで最もロマンを感じるのはやっぱりウイスキーだ。
それは、やはり「樽の中で寝かせる」ということで、「技」と「時間」の両方を必要とするお酒だからだろうと思う。
「時間」って本当にすごい。
有料試飲もあって、「グレンファークラス105」の40年物を飲んだ。
これまで最高で25年物までだったから、40年のウイスキーは初めて。
自分が生きてきた時間と同じだけ、樽の中で寝ていたのだと思うと、それだけでじんわりと胸が熱くなる。
口にすれば、それはもうなんというか、アルコール度数なんて超えた「まろやかさ」で。
人と同じでウイスキーも、時間が経てばよけいなものがそぎ落とされてやわらかくなるのだなと思う。
「美味しい」という表現では足りない。「感動」である。
そんな楽しい時間を過ごし、帰りに梅田のビアブルグでビールを2杯飲んで帰って来た。
ずっとダイエットしていて、脂っこいものを食べていなかったので、揚げ物などを久しぶりに食べたら気分が悪くなった
久しぶりに記憶をなくした。
・・・・・・・・
今日は3連休の最終日。
友人の大橋くんに「大山崎山荘美術館の入場券あるんやけど、いる?」と聞かれ、「いる」と言ったら送ってきてくれたので、今日、夫と行ってきた。
大山崎山荘美術館は、私の大好きな場所で、家から歩いて15分ほど。
もう何回行ったかわからないが、このたび新たに増設された美術館もあり、それを見るのは初めてだったから楽しみにして行った。
http://www.asahibeer-oyamazaki.com/
いつ行っても、何回訪れても、この山荘に入るとドキドキする。
それくらい、1つ1つが素晴らしく美しくて。
柱の1本1本、備え付けのソファ、窓の枠、ステンドグラス、暖炉、調度品・・・
本当にすべてが美しい。
見ているといつも胸が痛くなる。
そして、私の好きな柳 宗悦を中心に民藝運動を起こした芸術家の作品が並んでいる。
バーナード・リーチ、浜田庄司、黒田辰秋、河井寛次郎、富本憲吉など。
それから、安藤忠雄が設計した新しい美術館の中には、モネの睡蓮などの絵がある。
何度行っても飽きない場所。
常設しているものはほとんどなくて、いつもテーマに沿ったものが展示されているのもいい。
今回はバーナード・リーチ、富本憲吉の作品が多かった。
バーナード・リーチも鳥を描いたスリップウェアの器などではなく、なかなか渋い作品が今回は多く、改めて彼の素晴らしさを感じることができた。
あと、新しく造られた美術館の中で「三國荘」の応接室を再現していたのだが、その食卓テーブルが本当に素晴らしかった。
黒田辰秋だろうと思って見てみると、やはりそう。
デザイン、フォルム、漆の色合い・・・、見ているだけでなんだか胸がしめつけられて、涙が出そうだった。
こんな美しいものを作れる人がいるんだなぁと思って。
椅子もよかったし、その上に乗っている座布団は、青と黄色のチェックの紬だった。
これがまた素敵で・・・
いつまでも、いつまでも眺めていたかった。
十分に堪能したあとは、2階のテラスへ。
眺めも最高!
↑木津川、宇治川、桂川の3つの川が淀川へ注ぎ込む場所。
水温の違いから霧が発生しやすくなる。
それがウイスキー造りに向いていて、山崎蒸留所ができた。
昔、自分の小説にもこの川の話を書いたなぁ。
あの頃はウイスキー造りのことは知らなかったけれど、「3つの川が一つになる場所」ということにロマンを感じていた。
今日は今年一番の暑さだったけれど、山の中なので日陰にいればそれほどでもない。
むしろ爽やかで、青空を眺めているのは気持ちよかった。
そして、もちろんテラスのカフェではビール!
こんな景色を見ながら飲むビールは最高だった。
ふと横を見ると、5つくらいテーブルがあるのだが、全員ビールを注文していた(笑)
そりゃそうだ
3連休最終日、楽しい1日だった。
入場券がタダだったので、ビール代の450円のみ。
徒歩なので電車賃もかからない。
近場で満喫したなぁ
天満橋のOMMにて。
3000円(前売り)で、100種類以上のウイスキーが飲めるというイベント。
日本酒やビールのこういうイベントは数々参加してきたが、ウイスキーは初めて。
たくさんブースが出ていて、本当にいろんなウイスキーが並んでいた。
見るだけで興奮するね
さすがに40度以上なので、注いでくれるのはほんのちょっぴり。
5ml程度かな?
本当に1口、2口というところ。
20代からウイスキーはかなり飲んできたし、日本酒の次に好きなアルコールだけれど、実はそんなに詳しくはない。
ワインもそうだが、基本的に「横文字」の名前を覚えるのが苦手で
だから、とりあえず、何の目的もなく、美味しそうだと思ったものを順番に飲んでいった。
5ml程度とは言っても、10杯、20杯と重ねていけば、それなりの量になる。
いい感じだ
夫は会社でウイスキー愛好会みたいな会に入っている。
社長がウイスキー好きなので、社長を中心にウイスキー好きが集まり、月に1回とか皆で飲みに行く会だ。
そこにいつも来ていた外国人のクリントさん。
めちゃくちゃウイスキーが好きらしい。
今は会社は辞めてしまったが、英会話の先生をしながら、ウイスキーライターなるものをやっているとか。
そのウワサのクリント氏もこのイベントに来ていて、初めてお会いした。
「モデルやってた人やから、めっちゃカッコイイで」と夫から聞いていたが、聞きしに勝るカッコ良さ!
そのうえ、すごく優しくて、すごくウイスキー好き。(ちなみに、日本語ペラペラ)
私たちは15時くらいに行ったのだけど、朝11時からずっと飲んでいたという。(イベントは18時まで)
特にジャパニーズ・ウイスキーが好きで、長野県のMARS蒸留所のウイスキーをオススメしてもらった。
ここのウイスキーは本当に美味しくて、私と夫の「日本蒸留所巡り」のリストに新たに入った。
この夏は北海道の余市に行こうかと思っていたけれど、長野に行き先を変えようかと思うほどいいウイスキーだった。
さっすがクリントさん!!
他にも、私の行きつけの高槻のバーのマスターに偶然会ったりと、なかなか面白かった。
帰りにビルの中で社長にも会ったし・・・
ウイスキーも奥が深いなぁ。
酒造りで最もロマンを感じるのはやっぱりウイスキーだ。
それは、やはり「樽の中で寝かせる」ということで、「技」と「時間」の両方を必要とするお酒だからだろうと思う。
「時間」って本当にすごい。
有料試飲もあって、「グレンファークラス105」の40年物を飲んだ。
これまで最高で25年物までだったから、40年のウイスキーは初めて。
自分が生きてきた時間と同じだけ、樽の中で寝ていたのだと思うと、それだけでじんわりと胸が熱くなる。
口にすれば、それはもうなんというか、アルコール度数なんて超えた「まろやかさ」で。
人と同じでウイスキーも、時間が経てばよけいなものがそぎ落とされてやわらかくなるのだなと思う。
「美味しい」という表現では足りない。「感動」である。
そんな楽しい時間を過ごし、帰りに梅田のビアブルグでビールを2杯飲んで帰って来た。
ずっとダイエットしていて、脂っこいものを食べていなかったので、揚げ物などを久しぶりに食べたら気分が悪くなった
久しぶりに記憶をなくした。
・・・・・・・・
今日は3連休の最終日。
友人の大橋くんに「大山崎山荘美術館の入場券あるんやけど、いる?」と聞かれ、「いる」と言ったら送ってきてくれたので、今日、夫と行ってきた。
大山崎山荘美術館は、私の大好きな場所で、家から歩いて15分ほど。
もう何回行ったかわからないが、このたび新たに増設された美術館もあり、それを見るのは初めてだったから楽しみにして行った。
http://www.asahibeer-oyamazaki.com/
いつ行っても、何回訪れても、この山荘に入るとドキドキする。
それくらい、1つ1つが素晴らしく美しくて。
柱の1本1本、備え付けのソファ、窓の枠、ステンドグラス、暖炉、調度品・・・
本当にすべてが美しい。
見ているといつも胸が痛くなる。
そして、私の好きな柳 宗悦を中心に民藝運動を起こした芸術家の作品が並んでいる。
バーナード・リーチ、浜田庄司、黒田辰秋、河井寛次郎、富本憲吉など。
それから、安藤忠雄が設計した新しい美術館の中には、モネの睡蓮などの絵がある。
何度行っても飽きない場所。
常設しているものはほとんどなくて、いつもテーマに沿ったものが展示されているのもいい。
今回はバーナード・リーチ、富本憲吉の作品が多かった。
バーナード・リーチも鳥を描いたスリップウェアの器などではなく、なかなか渋い作品が今回は多く、改めて彼の素晴らしさを感じることができた。
あと、新しく造られた美術館の中で「三國荘」の応接室を再現していたのだが、その食卓テーブルが本当に素晴らしかった。
黒田辰秋だろうと思って見てみると、やはりそう。
デザイン、フォルム、漆の色合い・・・、見ているだけでなんだか胸がしめつけられて、涙が出そうだった。
こんな美しいものを作れる人がいるんだなぁと思って。
椅子もよかったし、その上に乗っている座布団は、青と黄色のチェックの紬だった。
これがまた素敵で・・・
いつまでも、いつまでも眺めていたかった。
十分に堪能したあとは、2階のテラスへ。
眺めも最高!
↑木津川、宇治川、桂川の3つの川が淀川へ注ぎ込む場所。
水温の違いから霧が発生しやすくなる。
それがウイスキー造りに向いていて、山崎蒸留所ができた。
昔、自分の小説にもこの川の話を書いたなぁ。
あの頃はウイスキー造りのことは知らなかったけれど、「3つの川が一つになる場所」ということにロマンを感じていた。
今日は今年一番の暑さだったけれど、山の中なので日陰にいればそれほどでもない。
むしろ爽やかで、青空を眺めているのは気持ちよかった。
そして、もちろんテラスのカフェではビール!
こんな景色を見ながら飲むビールは最高だった。
ふと横を見ると、5つくらいテーブルがあるのだが、全員ビールを注文していた(笑)
そりゃそうだ
3連休最終日、楽しい1日だった。
入場券がタダだったので、ビール代の450円のみ。
徒歩なので電車賃もかからない。
近場で満喫したなぁ