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白い声

2016年10月15日 | Weblog

 伊集院静著 カソリックの熱心な信者の少女が教会に行く途中の山道で事故に会い崖下に落ちたところを助けた小説家がこの少女が神が宿ってると思い込み再会を願い再会後、寄り添って生きることを願う。一方小説家は、宗教を否定し学生のころ出した小説が売れて時代の寵児となるが、その小説以降は、小説が書けなくなってしまい一発屋でくすぶっている。生活は乱れ娼婦に暴力をふるいやくざに追われることになってしまう。場面を日本とイタリアに設定し少女が親との葛藤と小説家との関係に悩むが小説家に寄り添うことを決めイタリヤに小説家を追っていくが小説家は、結核を患い死に近づいて行く。最後は、小説家は亡くなる。

 この小説が何を表現したかったのか解らないです。そして、小説家の病気を伝染性の強い結核に設定したのか。結核患者が 病院に行き隔離されないというのも不思議ですが、キリスト教の巡礼の道を歩くというのも筋書きが分かりません。



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