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テニスプロはつらいよ

2016年10月22日 | Weblog

 井山夏生著 小学生のジュニアい時代から活躍しプロのテニスプレイヤーを目指す若者の奮闘を描くドキュメント。子供の家庭の資産状況でプロの道に進めるかがまずは、考慮される。テニスコートの確保やレッスン料、専属のコーチ料を含め遠征費と多大な金額が必要であること。一般サラリーマン家庭では年間100万円以上の出費になるので家計の影響が多きすぎて全てを子供のテニスのために犠牲にしなければならない現実があるとのこと。確かにテニスクラブの会費やレッスン料、少し上手くなるとプライベートレッスン。大会の遠征費や帯同コーチのコーチング料。後は用具に掛かる費用もバカにならないようです。ジュニアから一般の大会に出てトーナメントプロになるのは更に大変です。トーナメントは、大会の規模と賞金によってランク付けされフィチャーズから始まってチャレンジャー、ATP250、ATP500,1000、ワールドツアー・ファイナルスと進み最後は、グランドスラム大会となる。ATPランキング100位がグランド大会に出るポイントの境目でプロは、そこを一つの目安に日々トーナメントでポイントを積み上げる。しかし、余程の実力がなければ100位にも届かない。当然、賞金では生活できずスポンサーが付けばよいがそうでなければ、親に頼るかしかトーナメントを渡り歩けない。そんなプロが世界には、千人程度いるとのこと。大変な世界である。



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