柚月裕子著 ヤメ検弁護士が事件の真相に迫り被告人の殺人の無罪を証明する物語。当然主人公は、検事時代はやり手の凄腕検事だが道理の通らない組織倫理に嫌気が差し弁護士になった。物語は、被告人の過去の交通事故からその被害者の子供とその家族の話が絡み警察の交通事故の加害者の過失の隠ぺいやその恨みを晴らす被害者の両親の復讐劇に進んで行く。当初は、被告人は交通事故死した少年の母親が加害者を殺害し裁判の被告人となったように展開するが実は、母親は殺害されたように偽装した自殺で加害者を殺人者に仕立て上げたが、裁判でヤメ検弁護士が真実を暴いて行く。この下りがどんでん返しの仕掛けですか。ホテルでの密室の殺人で死んだ方が被害者で生き残った方が殺人者となるのですが偽装ですか。恨みを晴らすために相手を殺人罪で裁きを受けさせるための仕組み。7年前の息子の交通事故を隠蔽した被告人に対する復讐です。中々面白い筋書きでした。
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