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終の信託

2012年11月01日 | Weblog
草刈民代主演。役所広司演じる患者が喘息で末期になったら延命治療はしないと主治医(草刈民代)に依頼する。そして発作で心肺停止の状態で救急車で搬送された主治医の元、意識が戻らないまま3週間たち家族の同意を得、人工呼吸器を外したが役所広司は、意識が無いはずなのに苦しみだし薬を注射してやっと静かな死を迎えた。この処置をめぐり検察に呼び出され殺人罪で追及を受け書面による本人同意や安楽死に対する裁判所の判例に基づいた確認をしないまま処置したことが追及され有罪になった。安楽死をめぐり北海道の病院でも多分、善意で医者が呼吸器等を外し自然死させる事が起ったが難しい処置です。家族の負担や本人の人生観や苦痛等が入り組んだ問題で、安楽死時点で本位の意思表示ができない状態での判断ですので余計、困難な判断でしょう。映画は、ラストで検事役の大沢たかおが追及し主治医が意識的に死に至らした事を認め罪に問われた事で終わっています。役所広司の喘息患者の苦しむ演技も迫力があり見ている方も苦しくなりそうでした。


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