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一命

2011年10月27日 | Weblog
 映画を観てきました。市川海老蔵と瑛太が貧乏浪人の親子役です。まあ、話の筋ですがお城修復で幕府の許可を受けなかったことでお家取り潰しの憂き目に遭い貧乏の極みで海老蔵は、娘と甥を引き取り育て甥と娘が結ばれて子を設ける。しかし、娘と孫が病に罹り金を工面するため義理の息子(瑛太)が武家屋敷で狂言割腹で治療費を稼ごうとするが見破られ割腹する。それと同じくして孫が病死し義理の息子が武家屋敷から死人となって帰ってきた。その姿を見て娘は、息子と夫を同時に亡くし後追い自殺してしまう。娘夫婦と孫を亡くした主人公は、酷い割腹に追い込んだ武家屋敷の侍に復讐の意味で髷を切り落とし武家屋敷で割腹を願いでる。家老の前で息子を死に追いやった武士の建前と情けを問うて立ち向かう。最後には、切られてしまう。ハリウッド映画の様なハッピーエンドではなく悲しくもせつない結末で終わる。息子夫婦の愛情や孫への愛情などが主題になる。海老蔵扮する侍の立ち回りや仕草が歌舞伎役者で様になっている。ただ、顔の表現や目の表現が少しオーバーに感じた。武士が一命を懸ける建前が不合理である。


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