棋士で若くして亡くなった村山聖の物語。羽生善治を破るも名人位に届く前に癌のため亡くなるまでの活躍と病気との戦いを描いている。将棋に全人生を掛け凄まじい生き様を描いている。将棋の天才たちが勝負する世界で勝ち抜くことの難しさや負けてしまう苦しさを表現している。聖役の松山ケンイチや羽生善治役の東出昌大が本人の癖を含め演じている。羽生役は、もっと似ている役者がいたと思うが松山の身長を考慮すると長身の東出を選んだのですかね。松山の体を太らせて聖の体系を表現しているのでしょう。物語としては、主人公の病気と闘いながら将棋の勝負に掛ける執念を描き出すことで人の生き方を表現したかったのか。少し将棋の場面が続くので将棋を知らない人は、退屈するかもしれないし将棋ファンは、盤面の駆け引きが少ないのでつまらなさを感じるかもしれません。
ただ、棋士本人に似せようとした演技が少し過剰だったかもしれません。
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