牧薩次著 大戦で家族を亡くした少年が疎開先で画家とその娘と知り合い娘に恋をしたけれど実らず資産家と娘は結婚する。少年は、画家の師事し画家として大成する。画家の娘が嫁ぎ先で幸せになれず病死し残された娘は、自分の子と思いこむ。画家の娘が結婚前に米兵を殺害した罪をかぶろうとして偽装した礼に一夜を共にした事が根拠で残された子が自分の娘と思いこむ。残された子が成長して子を身ごもり主人公の疎開先の産院で子を生み計画的な殺人に巻き込まれる。最初は、悲恋の物語かと思っていたら殺人事件の謎解きのミステリー。最後は、自分の子と思ったままで年老いて死んで行く時に現れた自分の弟子の母親がかって疎開先で一夜を共にした従妹の女性で実は、その時にできた子が弟子になって身の回り世話してくれた事を知らずに死んで行くという落ちがありました。謎解きは別としてこの展開は、面白いです。
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