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トギオ

2013年03月06日 | Weblog
 太朗想史郎著 意味不明、理解不能な小説。読みづらさは、綿谷りさ級であり内容は、感想を述べられない程です。まず、背景の説明や情景の説明がない。読者を全く無視し自分の世界で書き進めている感があります。白を拾う事から始まるが白が犬猫並みに最初は書かれているものだから人間の子供と理解するには相当読み進まなければ理解できません。このような表現が著者の狙いで最後まで続きます。子供を捨てるぐらいだから戦前の話かと思いきやオリガミなる道具が出てきてこの説明もない。折り紙と勘違いする物でふざけた名前を付けるものですね。これが現代の携帯端末より進んだ機能がある事から未来の物語である事が予想れるが前半は、いじめや宗教的集会や村八分という話から完全に昔の話の展開でその田舎から人を殺して逃げる場所は、貧富の差が激しいトギオと言う未来都市のような場所です。結末はそこを牛耳っているビルに悪戯書きしたあと抵抗勢力が地下破壊しビルも崩壊し地下に逃げていた主人公も死に最後は、拾われた白なる人物が支配者で過去の事をオリガミで振り返る設定。社会風刺ともつかない人物設定や貧富の差を強調している割に結末は、まったく関係の無いものです。著者の思うがまま書き続けた空想小説ということでしょうか。


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