メキシコの隅っこ

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呪術師の村のサル

2006-08-09 06:49:00 | 動物
さて、ちょっと古い写真ですが(でもデジタルだけど)、
広場のほうでちらっと話が出て思い出したので出します。

カテマコ Catemaco という村は
ベラクルス州の南のほうにあって、メキシコではけっこう有名です。
呪術師 brujo または curandero と呼ばれる人たちがたくさんいる村なんですね。
未来を読んでもらったり、呪いをかけてもらったり解いてもらったり……。
そういうことができる人たちがいるわけです。

そこで訪ねたジャングルとか教会とか、カヌーは以前にお見せしたんですが、
ジャングル巡りに行く途中のボートから見たおサルさんたちを、今日は。



川をモーターボートで走っていると、両側はジャングルなんですが、
その木の上に固まって、こちらを見下ろしてたりします。



岸辺の岩の上でお尻掻いてるおサルさん
群がいるところにボートを近づけて
モーターを切ると、恐れ気もなく



ひょひょいのひょい、と乗ってきちゃったよ、おい……。
けっこうでかいです。

そしたら今度はかわいい小猿が。



こちらに興味を示すので、手を伸ばすと、
何かいいものでもくれるのかと思ったんでしょうか、手を伸ばしてきます。
もうちょっとで握手できる、というところでしかし、
大人サルが割って入って邪魔されました
いくら慣れていても、接触は許さん!てことでしょうか。



「ほら、もう降りるぞ」
「はーい」


こっちがおいしいものを持ってないと悟ると、
あとは用事ないよ、さっさと帰れば?
と言わんばかりのこの態度



なんか、この背中向けてるふたり、一緒に本でも読んでるんでしょうか?
それともお絵かき?
ど~しても、お母さんと子供に見えてしまいます。

上の小猿は、手の伸ばし方が
「あいや、待たれい!」て感じで笑えるし。

相手してもらえなくても、眺めているだけでも楽しい。
しかし、暑いんですよね~。
ボートって走ってると、風があってまだ我慢できるんですが、
停まっていると灼熱地獄。
長時間はとても無理です。熱射病になります。

ということで、残念ながら短時間でしたが、
カテマコのおサルさんたちでした。