140億年の孤独

日々感じたこと、考えたことを記録したものです。

脳は不公平を嫌う

2010-11-30 07:07:07 | 音楽
科学者たちは、人間には不公平に対する自然な嫌悪があると推測している。
実際、公平な結果を求めるわれわれの願望は、多くの場合、現金をもう少し手に入れたいと
いう願望よりも、(少なくとも脳活動においては)強いのだ。
・・・
最初に報酬をめぐって被験者たちを競わせる条件だと、彼らの公平な結果を求める気持ちは
劇的に低下することが明らかになっている。その結果、われわれが基本的に不公平に対して
抱く嫌悪感、すなわち他者より多く持つことへの罪の意識は、正当化されて
取り除かれてしまう。」
脳は「不公平」を嫌う:経済格差の実験

「米国の豊かな層は、自分の富が自分の才能とハードワークによるものだ、と思っている」・・・
市場原理とかで競争は推奨され富の蓄積は才能と努力によるものだと正当化される。
それで「上位20%が富の85%を所有し下位40%の富がほぼゼロ」の格差が生まれる。
下位40%の人々には努力が足りないのだろうか?
同じぐらい努力しているのなら才能が欠けているのだろうか?

人は生まれながらに不平等に出来ているようだし
社会は不平等を増幅するように作用しているようだ。
結果が平等な社会だとサボる人が出て来るから
機会が平等な社会なのだと言う。
本当だろうか?

The Winner Takes It All
///
The winner takes it all
The loser has to fall
It's simple and it's plain
Why should I complain

勝者が全てを奪う
敗者は倒れるのみ
それは単純で明白なこと
私に文句など言えようか?
///

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