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iPadの価格は499ドルから。Kindleに比べてストレージ容量が多く、
大きなカラー・タッチスクリーンを搭載している。Wi-Fiに対応し、iPod touchやiPhoneを
使ったことがある人にはおなじみのインタフェースを提供する。
一方、Kindleはバッテリ駆動時間が最大2週間と長い。
無線通信機能とフル・キーボードを備えながら、価格はiPadのほぼ半分だ。
だが、Kindleはグレースケール・スクリーンの単機能デバイスだ。
iPadと比較するのに最適なのはKindle DXだろう。Kindle DXは、液晶は9.7インチと同じだが、
価格はiPadより10ドル安いにすぎない。ここがAmazonには苦しいところだ。
iPadが通常のKindleを駆逐することはないだろう。通常のKindleは安いうえ、
ユーザーが長時間読書をしても目が疲れない。
しかし、Kindle DXは、Amazonが大幅な値下げに踏み切らなければ、iPadに完敗するだろう。
iPadは、ストレージ容量がDXの3倍で、カラーのタッチスクリーンを備える機能豊富なデバイスだが、
価格は10ドル高いだけだ。
電子ブックの価格も見守る必要がある。AppleのiBookstoreの商品価格は、
Kindleの場合より最大50%高い。これは、出版社の販売収入が多いことを意味しており、
Amazonが今後、出版社からの支持獲得に苦戦する要因になるかもしれない。
iPad vs Kindle
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電子ブック市場の勝者が直ちに確定するわけではないがポイントは二つしかない。
①電子ブックデバイス(端末)の販売台数
②電子ブックの商品価格
デバイスの価格は以下の通り
Kindle:259ドル
Kindle DX:489ドル
iPad(Wi-Fi/16GB):499ドル
上記の記事に書いてある通り、Kindle DXとiPadでは勝負にならない。
Kindleにしても単機能でグレースケールで259ドルは高いと思う。
カラーのデバイスがあるのに、わざわざグレーのデバイスを買う人がいるだろうか?
ニュースの写真だってカラーで見たいと思うだろう。
Kindleが100ドル程度であれば「グレーでもいいや」と思うかもしれないが
私だったら259ドル出すのであれば、あと240ドル足してカラーを買う。
そして昨日書いたがiPadは子どもからお年寄りまで幅広い購入層を持つことになると
考えられる。そうすると売ることができる電子ブックの種類が増えることになる。
これは出版社にとっては魅力だろう。
これに対してKindleは本がとても好きな人しか買わないと思う。
Kindleの方が電子ブックを安く買えるのであれば喜ぶ人もいるだろうが
異なる端末で電子ブックの価格が違うという状態はちょっと考えにくい。
どちらかが高ければ安い方に合わせる圧力が働くだろう。
後は出版社や作家との交渉がどうなるかだ。
「Kindle作家の印税70%」は衝撃的だったので出版社は良い印象を持っていないだろう。
iBook storeの価格はKindleの場合より高くて出版社の販売収入が多いとのことだが
出版社としては[商品価格×販売数]が大きい方が良いに決まっている。
しかしデバイスの寡占化が進むと主導権を取られてしまうことから
KindleもiPadも共存させるような姿勢を取ると考えられる。
しかしいろいろ書いたところで日本語の本については「鎖国」したままだ。
社内英語検定の成績も落ちるとこまで落ちたので
英語の勉強でもしてみようか?
(多分しない)
iPadの価格は499ドルから。Kindleに比べてストレージ容量が多く、
大きなカラー・タッチスクリーンを搭載している。Wi-Fiに対応し、iPod touchやiPhoneを
使ったことがある人にはおなじみのインタフェースを提供する。
一方、Kindleはバッテリ駆動時間が最大2週間と長い。
無線通信機能とフル・キーボードを備えながら、価格はiPadのほぼ半分だ。
だが、Kindleはグレースケール・スクリーンの単機能デバイスだ。
iPadと比較するのに最適なのはKindle DXだろう。Kindle DXは、液晶は9.7インチと同じだが、
価格はiPadより10ドル安いにすぎない。ここがAmazonには苦しいところだ。
iPadが通常のKindleを駆逐することはないだろう。通常のKindleは安いうえ、
ユーザーが長時間読書をしても目が疲れない。
しかし、Kindle DXは、Amazonが大幅な値下げに踏み切らなければ、iPadに完敗するだろう。
iPadは、ストレージ容量がDXの3倍で、カラーのタッチスクリーンを備える機能豊富なデバイスだが、
価格は10ドル高いだけだ。
電子ブックの価格も見守る必要がある。AppleのiBookstoreの商品価格は、
Kindleの場合より最大50%高い。これは、出版社の販売収入が多いことを意味しており、
Amazonが今後、出版社からの支持獲得に苦戦する要因になるかもしれない。
iPad vs Kindle
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電子ブック市場の勝者が直ちに確定するわけではないがポイントは二つしかない。
①電子ブックデバイス(端末)の販売台数
②電子ブックの商品価格
デバイスの価格は以下の通り
Kindle:259ドル
Kindle DX:489ドル
iPad(Wi-Fi/16GB):499ドル
上記の記事に書いてある通り、Kindle DXとiPadでは勝負にならない。
Kindleにしても単機能でグレースケールで259ドルは高いと思う。
カラーのデバイスがあるのに、わざわざグレーのデバイスを買う人がいるだろうか?
ニュースの写真だってカラーで見たいと思うだろう。
Kindleが100ドル程度であれば「グレーでもいいや」と思うかもしれないが
私だったら259ドル出すのであれば、あと240ドル足してカラーを買う。
そして昨日書いたがiPadは子どもからお年寄りまで幅広い購入層を持つことになると
考えられる。そうすると売ることができる電子ブックの種類が増えることになる。
これは出版社にとっては魅力だろう。
これに対してKindleは本がとても好きな人しか買わないと思う。
Kindleの方が電子ブックを安く買えるのであれば喜ぶ人もいるだろうが
異なる端末で電子ブックの価格が違うという状態はちょっと考えにくい。
どちらかが高ければ安い方に合わせる圧力が働くだろう。
後は出版社や作家との交渉がどうなるかだ。
「Kindle作家の印税70%」は衝撃的だったので出版社は良い印象を持っていないだろう。
iBook storeの価格はKindleの場合より高くて出版社の販売収入が多いとのことだが
出版社としては[商品価格×販売数]が大きい方が良いに決まっている。
しかしデバイスの寡占化が進むと主導権を取られてしまうことから
KindleもiPadも共存させるような姿勢を取ると考えられる。
しかしいろいろ書いたところで日本語の本については「鎖国」したままだ。
社内英語検定の成績も落ちるとこまで落ちたので
英語の勉強でもしてみようか?
(多分しない)