鳩ぽっぽダイアリー

鎌倉→北千住→千葉県在住。
いけばな(小原流:休止中、花朋の會:2018年4月~)。日々のできごとなど・・・

鎌倉国芸展

2008-01-29 21:38:32 | 今日のひとコマ


大船駅から歩いて5分ちょっと。
鎌倉芸術館で国芸展が開催されています。
私のいけばなの先生も出展するので
見に行ってきました。

写真は池坊の作品。
荷車を使っています。



書道の作品が多いですが、写真や彫刻・絵画などもあります。

この写真は不思議な写真でした。
あまり見たことのない取り合わせで植物が生えているような気がして。
花が白く光っているのが不思議な雰囲気。



ギャラリーの真ん中には竹が生えている空間があります。



書にもちょっと興味があります。
でも、今回のには私が好きなタイプがなかったかなぁ。
映画「グリーンディスティニー」でチャン・ツィイーが書を書くシーン
があります。
実際は専門家がやってると思うけど。
その手さばきとスーッと書かれる文字!
こんな風に書が書きたい!!と思いました。
あれは中国の書かな?



先生の作品です。



角度を変えて。
テーマは園遊会だったかな?

さて、ここまでは良かったのですが・・・

ここで知らないおじさんが登場。
ちょっと話をしてたら離れない!
お茶飲みに行きましょうと言われて
とっさに断る言葉が出てこず飲むはめに。
悪気はないんだろうけど、
話が長いのなんのって。
どこぞの組織のTOPと知り合いだとか芸術も関係なく。
のんびり一人で見たかったのにな 

駅のいけばな

2008-01-28 21:25:12 | 今日のひとコマ


鎌倉駅の八幡宮側改札手前にいけばなのコーナーがあります。
ここに生けているのは鎌倉華道会の色んな流派の方々です。

今日は「上代古流」。
花材は「くろめやなぎ」(花材の名前が書いてあります)。

ガラスの向こうなので背後が移りこんで見にくいと思いますが、
縦に足元をそろえて挿してあって、
池坊の立華みたい?

3、4日ごとに変わります。

会社の帰りに覗くので、これからはなるべくブログに載せたいです。
次回はなんでしょうね・・・



今日のおかずは「菜の花のおひたし」。
部屋にはいけばなとしても菜の花が飾ってあります。
見てよし、食べてよし。


稽古(たてるかたち)

2008-01-27 01:03:47 | いけばな


久々に花意匠「たてるかたち」です。
来月の研究会に備えて(?)基本の形を練習しようと思って。
花材は 小豆柳・水仙・椿。

柳は色んな種類があるんですねー。
確かに小豆色の殻(?)のついた芽。
殻が取れると中にはうっすら紫のかかった
ふわふわが。
触ると気持ちいいです。
癒されます・・・

柳は柔らかいので簡単にくせ付けできます。
自然のままだと枝間が妙に開いていたり
美しくない場合があるので、
整えます。

枝をどのくらいの角度まで倒すかは、
規定のあるもの以外は
「自然に見えて、美しいと思う角度」です。

言葉だと短いですが、
植物にはそれぞれ生態があるので、
それぞれの自然な姿、美しく見える姿を
定めるには、植物を知る必要があるでしょうね。
面白いです。

水仙の黄色がとってもかわいらしいです。
日本水仙の葉組みは、今回の水仙では行いません。
葉はしごきすぎるとたらんとなってしまうので、
ほとんど触らず。
花が同じ方向を向かないようにします。
(「同じ動作は繰り返さない」)

基本の花型は花の種類を少なめにシンプルに
生けるのが良いそうです。
上記の2種でも十分きれいですが、
椿があるので足元にあしらいました。



稽古の帰り際、小腹がすいたし寒いのでスタバに。
最近のお気に入り「抹茶ティーラテ」と「ザッハトルテ」。
ザッハトルテの上に乗ってるチョコの絵。
船の帆に「目」がある、気持ち悪~(秘密結社か?)と
思ってたけど、よく見たら人魚にも見える。



光明寺にて

2008-01-27 00:43:07 | いけばな


光明寺は鎌倉駅から海方面(逗子寄り)に20分ほど行ったところにある
浄土宗のお寺です。

写真の山門前には広い駐車場があって、猫がいっぱいいます。
この奥に本堂や池などがあって、7月あたりの蓮が有名です。

今日はここでいけばなしようと思って来たのですが・・・

お寺の風情ある景観の中で生けてみたいと思ったものの、
お寺の雲水さんにはちょっと怪訝な顔で何してるのかと
聞かれてしまい、いいよとは言われたのですが
お寺は修行の場だし自分勝手に遊んじゃだめですね。
事前に許可とかもらえばいいのかもしれないけど。

しかも、だれも来ないわけでもないので
落ち着いて集中できませんでした。



枝の太いものがあったので小さめの鋸を使っていたら
また流血・・・(1/11参照)

生けた作品は2/14から1週間開催されるネット花展に出す作品の
練習ってことで、今日は内緒です。

ネット花展→http://photos.yahoo.co.jp/ikebana147



海がすぐそこに見えます。
寒いのにウィンドーサーフィンしてる人がいます。
帰り際、晴れているのにちらちらと白い雪が。
これ、「風花」っていうんでしたっけ。
ここにも「花」ですね。

研究会(第1回)

2008-01-20 19:15:15 | いけばな
今日は本年度の第一回研究会(いけばなではなく、表彰と公演)でした。

まだ登録が済んでないので正式な会員ではないのですが、
先生が話を通してくださって、参加することができました。

「今年は3名、新しい会員になられる方がいます」
の後にそちらの方ですって感じで手で示されたので、
起立してみなさんに軽く挨拶・・・
他の2名の方は来月からみたい。
ほんとは私もそうだったんだけど!

表彰では30年間皆勤の方が。
びっくりです。
次の方も25年。
私は今年ぜんぶ出られるかな~?



お昼に行った北鎌倉から建長寺に向かう途中にある
「去来庵」にいけてあったおはなです。

梅に、菜の花とチューリップかな。
春らしい感じです。



ここはビーフシチューで有名です。
肉が大量なので、肉好きの方はいいでしょうね。
私はちょっと脂身とバターがきつかったですが、
胃腸が弱ってるせいかも。


1月の円覚寺

2008-01-20 19:00:08 | 鎌倉散策


円覚寺の入り口です。
鎌倉に向かって左側のホーム側から行くと、
線路を挟んで見える階段、あっちが入り口だと思ってる人も
いるかもしれません。

見えている線路は横須賀線(略して「すかせん」)。
円覚寺の境内を横須賀線が横切っているんです。

日本の歴史・文化の遺産にこんなことするのは
アメリカです。

確かGHQの管理下にあったときの横須賀までの軍用運搬用に引かれた
線路です。
八幡宮から続く段葛(だんかずら)もぶったぎってます。

でも、おかげで鎌倉は横浜東京方面へ交通の便がいいわけで。



山内に入ったら「仏手柑」を発見!
実物だよ~。
いい匂いがしました。



しかも、「仏手柑あめ」まで。
興味深げに見てたら係りの人にものすごく勧められて
買ってしまった・・・
みかんっぽい飴の中にジャムみたいにした仏手柑が
入ってて、ちょっと苦味があるけどまぁまぁです。
体の毒素出すんだって。

木を見たくて仏日庵に行ったけど、係りの人は
場所が分からず、立ち入り禁止区域にあるっぽいです。



正面に仏殿があります。
寒いから人もまばらで気持ちがいいな~。



仏殿の中。
このベンチみたいな上で座禅するんです。
今は寒いのでまったく行く気しないけど。



一番奥の黄梅院にある「蝋梅」。
遠くから見たとき、もう枯れてるのかと思った。
ふつう、蝋梅ってぜんぶ黄色なんだけど、
この蝋梅は中心がちょっと赤いの。
種類が違うのかな?



稽古(ひらくかたち)

2008-01-20 00:23:04 | いけばな


今日の花材は アカシア・ばら・ドラセナゴッドセフィアナ。

いろんな花型ができるけど、「ひらくかたち」、
あんまりやってこなかったから今日はこれにしよ。

アカシア、立派だけど枝がぼうぼう、花も満開に近い。
しばらく立てたり倒したり回したりしてたら
アメリカ人の**さんがその様子を若干不思議そうに見てました・・・
英語しゃべれないからノーコメント。
ニコッ(笑)くらいで。
いつもお互いの作品が完成すると、簡単な英語で誉めあってます。

先生曰く、もっと蕾のものを花屋さんに頼んだつもりだったそう。

かなり整理しました。
枝落として、花も減らし。

このひらくかたち、結構難しいです。
正面性だからなのかもしれないけど、
うっかりするとうすっぺらな感じがするし(立体感)、
足元ばっかりに緑が固まってしまったり。

ゴッドセフィアナがまた、ばらの葉に大きさや付き方が
似てるんで、なじませるのがむつかしー!(怒)
あんまり挿すとごちゃごちゃになる。

対角線上に配置するっていうのも他にはない感じ。

花材によって工夫の為所が変わってくるんだと思うので、
色んな花材で試していきたいと思いました。

明日は、研究会(といっても年度の第一回なのでいけばなではなく
公演・表彰など)です。はじめての。

ほんとは申請後一ヶ月かかるところを先生が支部に
お願いしてくださって1回目から参加できることになりました。

4月には鎌倉で支部の花展があり、
私も出させていただけるそうです。

同じ教室の**さんは研究会で毎回とても緊張してしまうそうで
具合が悪くなるのだとか。
とてもがんばりやなので、それでも研究会はためになると
今日も先生に研究会でも通用するようないけかたを
聞いてました。

楽しみだけど、点が低いとへこむかな?





春菊の白和え

2008-01-17 00:57:42 | 今日のお料理


昨日買った春菊。
今日ニュースで太田・伊勢崎産の春菊で認可の9倍も濃い
農薬が検知されたって知って、帰って見たら
違うとこ産だったから、いっか・・?

木綿豆腐をクッキングペーパーで水分取って、
すり鉢でする。
白味噌と塩少々入れてさらにまぜ、
ゆでた春菊(ゆで過ぎ注意)を水にさらしてよく絞って切り、
和える。
簡単♪

器はまた新(あたらし)学さんのに盛り付けてみました。



鎌倉駅構内にぼたんが展示されてます。


八幡宮のぼたん園が開園中。
去年はうっかり学生料金で入っていたことに
後から気づいたんだった・・・
こんなに寒い時期にこんなに大きな花が咲くなんて
不思議だなぁ。
雪の中、傘をかけられたぼたんのポスター。
でも、最近は雪がほとんど降らない。

鎌倉では雪が積もるとアマチュアカメラマンがいっぱい来ます。
雪をかぶった大仏とか撮るんでしょうね。
鎌倉の大仏も元は屋根があったそうですが、
台風だか津波だかで何度も壊されるので作るのを
やめてしまったんだとか。南無・・・

稽古(直立型・瓶花)

2008-01-13 14:53:33 | いけばな


垂柳を主枝、山椿を副・客枝、中間枝に菊を使った直立型です。

ほかの人は盛花でやってたんだけど、
ながーい垂柳を見てたらなんか花瓶で生けたくなって
先生にちょっと難しいわよと言われつつ、
チャレンジ。

案の定、垂柳がぐにゃぐにゃと曲がって立ってくれない。
(といっても、まずは先生が生けてくれるので、
私は横で先生の格闘を見てただけ・・・)

「ほんとにあなたには困ったわねー」
植物に話しかける先生。

下の方をほかの枝で補強して、
枝をねじったり、枝を少し軽くしたりで
ようやく立ってくれました!

冬の椿は葉の美しさを引き立てるように。
そして、花は水に近いところに配置します。
寒い時期に咲く椿は、寒さ避けに葉の下に
つぼみをつけるのだそうです。
が、最近は温暖化の影響か、上についてることも
あるそうな。

生け直しは先生が格闘していただいたおかげでスンナリ。
その後見ていただくんだけど、
先生が生けた通りに生けられてますってほめていただきました。
生けた通りに生ける、か・・・
なんかひらめきそうでひらめかない。
なんだろ?



先生にいただいた今年の干支の花器。

見えないけど後ろの上に穴があいてます。

今年の干支はねずみ。
ちょうど一周して、一番目に戻ってきたわけだね。
最初の一個目が一番目。
ワーイ。



銀杏のまな板と有次の三徳包丁

2008-01-11 23:31:13 | 日本の道具


日本の道具、大好き。
少しずつ集めよう。
今日は銀杏のまな板と三徳包丁(文化包丁)をデパートでゲット。
値段はちょっとはるけどネ。

まな板の素材には幾つかの木材があるけど、
銀杏は殺菌力があり、弾力性に富むので包丁のあたりがいい。
排水性も高く、油分が多いので汚れにくいんだって。

包装をはがすと木の良いにおいがします。
防腐加工や薬剤は一切使用してません。
安全だけど、かびないよう、お手入れはちゃんとね。
片側には野菜マーク、裏は魚マーク。
つまり、野菜と肉で面を使い分けます。
両方均一に使った方が長持ちするの。
衛生的にも野菜と肉は分けた方がいいしね。

使う前に水でぬらすと汚れが染みにくい。
これは他の木の道具にも言えること。

包丁は三徳。
基本野菜用だけど、肉も切れる両刃の包丁。
基本の一本で、他に菜切り・出刃・刺身包丁など。

素材は鋼は切れ味が良いけどさびやすいので、
自分の使い勝手を考えて全部鋼のじゃなくて、
ステンレスで鋼を挟んだ、刃の部分が鋼のにした。

以外にも軽くて、刃先は薄い。
有次(http://www.aritsugu.com/)は京都の包丁鍛冶。
料理人の人も買う有名なとこみたい。
値段は1万以上する。

で、この包丁はちょっと感動してしまいました。



切れる切れる!
生まれて初めての感触~!!!

今日はブロッコリーを切ってみたけど、
スーッだよ。
茎なんかすごいよ。
切った断面がつるっつる!
みずみずしい断面で、触るとつるつるなの。
やってみて!
これが食べたときの口当たりが断然良くて、
初めてだな。
切り方でおいしさがこんなに違うって感じたの。
まな板もあたりがほんとにやわらかくて
音が「ダンダン」言わない。
コトッって言うの。

で、感動はいいんだけど、
自分の指も皮剥いじゃった

ほんと良く切れるから、気をつけよう。
指落とせると思うよ、これは・・・

ブロッコリー、花咲イカ、クコを下ゆでして
にんにく・ごま油で炒め、
味付けは中華ガラスープの元と風味付けに
ナンプラー。
おいしかったデス。