鳩ぽっぽダイアリー

鎌倉→北千住→千葉県在住。
いけばな(小原流:休止中、花朋の會:2018年4月~)。日々のできごとなど・・・

『Cafe BitterSweet』のケーキ

2009-02-22 23:53:51 | 鎌倉ごはん・カフェ・バー


ロイヤルミルクティーとフォンダンショコラ。

このケーキはホカホカで出てきます。
濃厚なチョコの味わいがほしいときにおすすめです。



しかも、中からはトロ~とあったかいチョコが出てくる!

割と新しいお店で、
場所は八幡宮とは反対側で
紀伊国屋がある交差点を海に向かって、
六地蔵の手前付近。
駅から歩くと10分ちょっと。
そんなに混んでないので穴場的カフェかな?
軽食もおいしそう。

稽古(瓶花・直立型)

2009-02-22 23:40:42 | いけばな


昨日の稽古は、桃・菜の花・雪柳の瓶花「直立型」。

瓶は慣れてないので、
基本をしっかり学ぶためにまず先生に生けてもらいます。
基本というのは、役枝の傾斜や開き角度・長さ・留め方、
中間の入れ方などのこと。
上級になると、基本を崩すような生け方もあるようです。

桃の枝はまっすぐで、どれも似たような格好です。
実家にある桃も上に向かってまっすぐな枝が
伸び伸びとのびあがって、
ピンクの花が均一に付いて、まとまって見ると華やか。
1本花入れに入れてもパッと春らしさが出ます。
枝の雰囲気が梅や木瓜のような空間使いと違うので、
これを真似ようとすると桃らしさが失われるということでしょうか、
矯めたりはほとんどせず、桃の出生を生かして直立で用います。
主枝の後ろ側には枝を入れないのですが、
桃は主枝の付き枝のように後に入れることができるとのこと。

菜の花は、頂上以外にも脇芽のように蕾が付いてますが、
取ります。
ちょっと前に自分で生けていても思ったのですが、
菜の花のこの脇から出てる蕾がどんどん大きくなって
花が開くので、少し時間が経つと
花だらけになっちゃうんですよね。
もったいないけど・・

実家の椿「月照」が開いていたのですが、
私が見る前にひよどりに突かれて落ちてしまいました。
なかなかきれいに咲いていたようで、家族の評判は上々♪(また来年!)
うちの庭は鳥がいっぱい来るので、ま、こんなこともあります。
足を怪我した鳩がうちで療養?してるのですが、
すっかり家人に慣れて逃げもせず、
庭でひまわりの種を食べたり、
ふかふかの腐葉土の上でひなたぼっこしたりしてます。

大船フラワーセンター

2009-02-15 19:49:54 | 鎌倉散策
正式には、神奈川県フラワーセンター大船植物園。
大船駅から歩いても行けます。

結構広くて、温室などもあり、色んな植物を見ることができます。
今は梅、玉縄桜、冬ボタン、菜の花、椿、ポピー、クリスマスローズなど。
バラの時期に昔来たことがあります。見事ですよ。

今日のお目当ては「玉の浦」椿。
ここにあるとニュースで見たので。
会えるかな~♪


春爛漫って感じですねぇ。


蜀紅(下も)。
花が大きくて白が入ってきれいです。
よく目立ってました。




純白も素敵!


数奇屋。
色も形もかわいらしい。
星型みたい。
好きな椿の1つです。うちにはまだないけど。


玉の浦、ないなぁ・・

室内展示へ移動。。




「ミケーリア」。中国から来た。
木蓮科だそうです。
大山蓮華に似てるもんなぁ。
すごい甘い匂いがします。
花弁の質感といい、くちなしにも似てる?



金花茶の蕾。
金柑みたい。
花は残念ながらもう少し先。



これまた見たことがないような植物が・・
「しゃくなげもどき」です。
まんさく科。これも中国とかベトナム付近より。



やや!
これは「ハイドゥン」(ベトナム椿)!
生で初めて見たよ~
肉感的~



開ききるとこんな感じに。
重そうです。
みんな下向き。
ちょっと怖い・・
葉も違うし、日本の椿とは違う。。



「琉球白菫」。



ここは変ってて、いろんな種類の竹の庭があります。
中でも一番奇妙なのがこの「亀甲竹」。
孟宗竹の突然変異だそうです。
この亀甲部分は下の方だけでした(上部は普通の竹と同じ)。



ないないと思ってたら、玄関に展示されてた~!
「玉の浦」様





長崎県、五島列島の島の「玉の浦」で発見された椿です。
発見当時、めずらしかったのでたくさんの人が枝を採取に来て、
親の木は枯れてしまったそう。

小ぶりの花で、はっきりした白の覆輪が入ります。
これが大きな木いっぱいに咲いてるところが
見てみたい。。
我が家にもありますが、まだまだ子供の木です。
早く大きくな~れ!

研究会(2月)

2009-02-15 19:05:37 | いけばな
2月の研究会に行ってきました。

師範科二期になって最初の研究会。
花材は黒芽柳、チューリップで、
「かたちの基本」ということなので
たてるか、かたむけるかたち。

今回は稽古通り、かたむけるかたち(応用※挿し位置を端に寄せる)
にしました。

主枝の柳はよく整理し、幹の曲線を出します。
はじめ横枝がボーボーなので、
かなり整理します。
残すかどうか迷ったら、今回はバッサリやることに決めてたので
切りました。

柳はよく矯められますが、自然な雰囲気を損なわない程度にします。
気持ち的には、すべての枝を曲線にせず、
まっすぐめのも残してみました。

チューリップはカラーのようにしごけば矯められるのでしょうが、
あんまり触りたくないので(失敗するとリカバリ利かなそう・・)
そのまんまの線を生かしました。
足元にも葉を添えて、緑のバランスを取り、根締りを良く見せます。

中間枝の柳は、真ん中に高めのを。
長さが足りなかったので枝を接ぎ木しました。
特にテープなどで留めなくてもちゃんと固定できました。
それにテープ使わない方が色も変らなくてよく見ないと
気が付かないくらい。
この手は今後も使えそうだ・・
他の中間は逆に短めに。




上から見た感じ。こっちの方が立体的に見えるかな?



結果は95点をいただきました(ヤッター)。

ご講評では、
・右の中間の柳は、右側に主枝の3分の1まで出てよいのだから、
もっと右へ開いても良い。
・高いチューリップが主枝に寄っているので、もっと起こしても良い。
とのこと。
枝の長さが規定通りで、きれいに入ってますよとおっしゃっていただけました。
ワーイ。

3枚目の写真は講師の先生に直していただいたもの。

来月はいつもより花数が多いので楽しみです。
でも、またプリンセス・・・

~催しのお知らせ~

・2/27-3/2 小原流東京支部青年部花展
・3/25-30 神奈川県華道展(横浜高島屋)

稽古(かたむけるかたち)

2009-02-14 23:58:11 | いけばな


明日の研究会のための稽古です。

師範科二期に進級して、
花材は黒芽柳、チューリップ。
「かたちの基本」(たてるか、かたむける)。

黒芽柳の枝の整理、本番で上手にできるかな?
枝は3本ではなく5本使おうと思ってますが、
花材を見て決めます。
柳は矯められますが、自然さを損なわないように・・とのこと。
了解デス☆


最近、夜間作業の仕事がたまにあるのですが、
その現場のビルの地下駐車場に落ち武者(だっけ?)の霊が出る
と、霊感のある会社の先輩が言ってたのを思い出し、
一緒に仕事してる人を怖がらせてやれ!
教えたら、冷静に「そうでしょうね」(は?)。
「昔ここは監獄で処刑場もあって、その跡地にできたビルだから」(!!

人気のない夜間のビルって、怖い。。
『黒い家』(本)も思い出しちゃう。
仮眠室は行かないゾ。
一緒に起きてようっと。




本『花僧』の感想

2009-02-13 22:53:55 | 今日のひとコマ
池坊専応の生涯を描いた歴史小説『花僧』。
(澤田ふじ子。中公文庫)

専応本人の日記があるわけではないようで、
情報源は高貴な身分の人の日記などの文献のようです。
幼少の頃や恋愛のエピソードは架空ですが、
楽しく読めました。
一番最後のとこは、電車の中で読んでいて
思わず目頭がツーンときてしまいました。

この本の良いところは、
登場人物それぞれがとても丁寧に書かれていること。
専応はもちろん、明蓮坊など味のある重要な人物が登場するのは
見所の1つ。
それと、歴史背景がよく反映されていて
当時の空気感が違和感なく真実味をもっていること。

惜しいのは、
花に関する専応の感覚や考えが書かれているものの、
テーマはあくまでも専応の波乱万丈な人生なので
それほど専門的には書かれていない点。
これは、いけばなをやっている自分の視点だけど。

花を立てること、生けることについて、
今いろんな写真や技法を見ることができますが、
当時の突き詰めた人の思想のようなものって
なかなか目にすることがないので
そういうのが現代語で詳しく書かれた本があれば
読みたいです。

本の中で専応は、
専ら人の為に花を立てました。
貴人の書院や広間、式典だけじゃなく、
京の貧しい町民のために竹を切って即席の花器を作って
自分が山で集めたり、町民から寄進された花を使って
気軽に生けています。
僧が立てた花は、苦しい人々や亡くなった人に仏の加護があるように
という祈りが込められていて、宗教的に人々を支えるパワーに
なっていました。
専応にとっても行うことが一番の修行。

花がただきれいなんではなく、何か不思議な力があるように
感じるのは、仏教徒でもない現代人の自分でもなんだけど、
それは生き生きした生命感があるからかも。
動物や赤ん坊を見たときのドキドキ感と似てるかな?

なんで、そういう生命感が失われないように
花を生けられたらいいです。


先日生けた菜の花が成長してます。
5センチは伸びたなぁ・・
木瓜は挿し木できるそうですので、
花が終わったら土に挿してみようと思います。

グリーンカレー

2009-02-11 23:11:30 | 今日のお料理
2週間くらい前の「チューボーですよ」でやってた
グリーンカレー。
結構簡単にできそうだったので作ってみました。

ミキサーを買って、
農協の即売所でおいしそうな新鮮なほうれん草を2把も!
スパイスで「カスリメティ」というのが必要で、
海外の食材が豊富なスーパーへ。
カスリメティはなかったのですが、
「メーティ」とかいうのがあって、
確か別名がそんな名前だったなぁとこれを買いました。

グリーンカレーにチーズが入ってますよね。
あれ、自宅で簡単に作れるって知ってびっくり!

沸騰した牛乳に酢を混ぜて濾し、重しをして水分を抜くだけ。



これが酢を混ぜたとこ。
みるみる分離してます!
いや~、料理って実験みたいですね~



ほうれん草をゆでるとき、重曹を入れると鮮やかな緑に
ゆであがります。
ほんと、すごい色ですね・・・



できた・・

ナンはナンミックスっていう便利な粉が売ってて、
水をまぜてこね、少し寝かしてのばしてフライパンで焼くだけ。
もちっとして少しこげたとこはカリッとして
なかなかです。
(きれいに伸ばせなかったケド!)

ミキサーもなかなか便利ですね~。
こんどポタージュとかゴマ豆腐とかつくろっかなぁ。

光則寺

2009-02-11 22:55:40 | 鎌倉散策


光則寺の山門付近の雰囲気が好きです。
手前の住宅も風情があって。
りっぱな梅や桜の老木の中、
赤と緑の小さな山門。
いつの季節もきれいだなぁと思います。



白梅。



みつまたも咲き始めました。



今日はリスがいっぱいいました。
山茶花や椿の蕾を食べてるようです。




「数奇屋」侘助。


これも上の写真と同じ木の花です。
「シャク」が退化したのが侘助椿ですが、
このように同じ木でも雄しべがちゃんとあるものも咲きます。
そのような花はシャクがない花と比べて花が大きくなると
聞きましたが、本当でした。

春がいっぱい

2009-02-08 20:19:02 | 今日のひとコマ


もう1ヶ月くらい前??の稽古で使った木瓜です。
蕾がいっぱいでしょ~!
ちょっと花は小さいケド。

黄色がまぶしい菜の花を添えて。

器は新学さん。

難聴にナル!(さかな君のせいで。テレビをイヤホンで聞いてるので、もろ!)



小町通り傍の、「亀屋」の草だんご。
ここは人気ですよ~。
草が濃くて、おいしい!
他にみたらしや柏餅なんかが今日はありました。