久々に着ました!着物~
伊勢木綿の着物に更紗柄の帯を一重太鼓に結んで。
久々だったので本とにらめっこしながら
帯を結びましたが、最後の方で帯揚げを付けるのを
忘れていたことに気が付き、えいっと帯揚げを
お太鼓の中に回しこんでなんとか形にしました・・
るんるん♪と出掛けた場所は上野公園の中にある
東京国立博物館。
(今日は会社休み)
12月1日まで、「京都展」をやっています。
洛中洛外図などが展示されてます。
室町時代とか江戸時代に描かれたもの。
西暦だと大体1500~1600年代。
国宝の信長が謙信に送ったとされるやつなんて
すごく状態が良くて寺の名前とかの文字も読める。
まぁ、300年から400年前だもんね。
長生きの老人4人分か。
そんなに昔って気がしないな。
割と最近こんな感じだったのか・・・と
驚嘆の面持ちで観察。。
面白いのは店ののれんと人が着ている衣服。
のれんには絵柄があって、お店の何かを表現しているのかな?
むかでの柄のがあって、調べてみた。
Googleで「室町 のれん むかで」で検索したら
京都のおばんざいの店が出てきた(百足屋)。
・・・
まさか、室町時代から続く名店・・・??
「客が足しげく通うように・・・」で「むかで」とか???
続いて見つけた情報では・・・
1537年の記録で「むかでや」という豪商があったとか。
これ?
年代も合うもんね。
むかでは確か、いい意味があるって聞いた事がある気がする。
(ふつう、気持ち悪いって思われるけどね)
ああ、なるほど。
商家で使われるのは、むかでは足が速いので、よく売れるように
って意味があるそうです。
(当たらずとも遠からず?)
おお、家紋でむかで紋ってのがあるそうな!
むかでは毘沙門天(武勇)の化身と考えられていて
武将に使われたとな。
むかででこんなに1人盛り上がれるとは。
衣服の方。
これは、着物を着ているんだけど、
着方が今と違うなぁと思いました。
裾つぼまりに今は着るけど、
この頃は裾がひらひらしてる。
そりゃ普段着なのにキュッとつぼまってたら
動きづらいよなぁ。
他の感想としては、やっぱ金きらが好きなんだな。
権力者は。
私的に一番長く見入ってしまったのは
4Dの龍安寺石庭のおーきな画面に写される
四季の移り変わり。
これはオススメ!
私も春や秋に行きましたが、どの季節も良いんだなぁ。
それがどんどん移り変わってく様子。
風や鳥の声。
感動します。