鳩ぽっぽダイアリー

鎌倉→北千住→千葉県在住。
いけばな(小原流:休止中、花朋の會:2018年4月~)。日々のできごとなど・・・

春の庭

2011-04-19 23:21:03 | ガーデン


鈴鹿の関。
まだ小さな木なのに、花が立派です。
フリル状の斑入りの花びらが幾重にも重なって、
重量感があります。
華やかな花が好きな父が気に入っています。



玉の浦。
花はいっぱい付けてくれたのですが、
白い覆輪は出ていません。
うーーっすら縁が白いかな?くらい。。
ずーっとこのまんまなのかな?
これはこれでかわいいけど。



山すみれかな?
今まで庭になかったので、鳥が運んできたのかも。



山芍薬。
今年は2本芽が出てきました。
咲くかなー。



こちらも今年こそは・・・の、種から育てた蓮です。
3年目。



絶好調のかきつばた。

新緑がまぶしい季節になってきましたね。


研究会(2011年4月)

2011-04-19 22:59:06 | いけばな
4月の研究会はリアトリス(5)・ばら(3)で久々の盛花。



花屋さんが相変わらず花材の調達ができないと言って(ばらがない花屋って・・)、
まったく違う花材での稽古でしたが、
生けてみたら結構気に入りました。
(金葉こでまり・スプレーカーネーション・レザーファン)


日曜の研究会。



まず、自分で生けたもの。

なんか、つまんない?
リアトリスが棒立ちな感じ?


今回の講師は伊藤庭花先生。
1年に1回は必ず来てくださいます。

ご講評では、
中間のリアトリスが長すぎる。
副枝のリアトリスより強いのが使われている。



伊藤先生が生け直してくださいました。

まず、剣山の置き方。



丸水盤で奥行きのあるように生けるには、
剣山2つをハの字(横から見て)のように置きます。
稽古のときもそのように習ったのですが、
中途半端だったみたいです。

直立型で、主の前に来る中間枝のリアトリスは、
主のわずかに左から挿して、主の右にくるよう振ります。
初めから右側から挿すんじゃなくて、
一旦左に挿してぐっと右へ持ってくる。
挿し方も実際に見せていただくとお勉強になります。

副枝も主の3分の2よりまだ長かったので、
短くし、中間のリアトリス2本も短くしました。
棒立ちに見えたのは全部が長さが近すぎたんですね。

点は90点!
勉強不足ですね~。


言い訳ではないのですが、
母の病状が思わしくなく、
稽古は月に1回にしています。
研究会は許す限り参加したいと思っています。

京都(4月)

2011-04-06 00:36:12 | 旅行
土曜の夜、鎌倉発京都行きのバスに乗って
京都へ行ってきました。

早朝に着くので、駅近辺で朝ごはん。
バスで移動するので1日券をチケットセンターで購入(500円ナリ。1乗車につき220円なので3回乗れば元取れる)。



平安神宮です。
初めて来ました。
八時前でまだ人はまばら。
見た感じ新しいけど、実際新しいです(明治時代)。



神苑という、広いお庭があります。
日本の色んな植物が植わってて面白いです。
枝垂れ桜がいっぱい植わってますが、まだ早かった。
この橋は泰平閣。
結婚式があって、真ん中で写真撮ってますね~。



敷地は広いですが、ざっくり見るなら20分程です。
(池に落ちる人は渡ってはいけません。。)





金戒光明寺に行く途中に通りかかった神社(岡崎神社)。
うさぎがかわいい!!
写真は「狛うさぎ」で、社殿の中には「まねき兎」がいました。
ここの氏神さんのお使いらしいです。





金戒光明寺。
木によっては満開♪

ここには今年の大河ドラマの主役、江の墓があります。
知らないで通りかかったので、1つお勉強になりました。




哲学の道は桜・連翹・雪柳など、花がたくさんで
さすがに人も多くなってきました。




大豊神社。
宇多天皇の病気治癒を願って椿ヶ峰に創建したとのことで、
母のことをお祈りしようと思って立ち寄ったのですが、
とても好きな神社になりました。
深山に桜がきらきら光って不思議な空気が漂ってます。




椿がたくさん咲いていて、こんな風に落ちた椿がそこここに飾られてるのが
微笑ましいです。
椿大好きなのでうれしいです。



こんなかわいいねずみのお使いもいます。
小さな社は縁結びや安産のご利益が。




ここも椿で有名な霊鑑寺。
門跡尼寺で代々皇女が門跡となってきたそうで、
皇室ゆかりの調度品などが多数あるそうです。
通常は一般に公開されてないと聞いていたのですが、
春と秋にだけ特別公開され、ちょうど拝観できました。



日光椿。
ここのが原木らしいです。
唐子咲きといって、中は花びらではなくしべです。




落ちた椿がきれい~!
みどりの上でポップな色合い♪
色んな椿があって、樹齢も古くて、堪能しました。
建物の中は、おっきなお雛様とお内裏様が奥の間に飾られていて
迫力がありました。




法然院に行く途中。
野犬が・・?今時?えー、どこどこ?



にら食べて、お酒飲んで入ってはいけません?
法然院はさーっとのぞく程度。
11時過ぎたから、おめんに行かなきゃ!





銀閣寺のそばにある「名代おめん」。
釜揚げうどんのお店。
昔から何度か来てます。
有名なので開店直後から並びます。

擂った金ごまをたっぷり入れて。
替え玉もおかわり。
デザートはわらびもち。
ここのはすごくやわらかいです。
おいしかった♪




銀閣寺。
山の上まであがると市内を一望できます。




高台寺の夜桜ライトアップ!
枝垂桜が満開で最高でした。


京都ではお茶をいただく機会もありました。
格式ばったものではなく楽しくいただきましたが、
お勉強にもなりました。

<懐紙の使い方>
10枚くらい束で出し、一枚目を折り返して半分にたたみ、
残りでささえます。
主菓子を取ったお箸を右上の端で押さえてきれいにしてから
次の方へ回します。

<お菓子のいただき方>
「お先に」とお隣に声かけして自分の分を取ります。
で、本とかには書いてないけど、食べるスピード。
のんびり味わいたいとこですが、
お道具のお話など始まってて、
いつまでももちゃもちゃ口をやってるのは気まずいです。
食べるのが遅い人は高速で!

いけばなやお茶など日本文化に幾つか触れて思うのは、
無駄な所作をしないこと。
手早く、和を乱さず、道具はきっちり揃えて準備する。
そういうとこに美しさがあり、平和があるって感じがする。

一人でもお茶は飲めるし花も生けられるけど、
相手や行為の対象がある中で行うときに身に付くものがあって、
それは自分本位じゃなくまず他があって、
次に自分があるっていう、みんなが楽しんで自分も楽しませてもらってる。
平和で美しい行為なのかなぁ。