鳩ぽっぽダイアリー

鎌倉→北千住→千葉県在住。
いけばな(小原流:休止中、花朋の會:2018年4月~)。日々のできごとなど・・・

いけばな、再始動

2018-02-26 13:19:09 | いけばな
2018年4月より、いけばなを再開することになりました。

1ヵ月に1回ですが、京都で教えていただいた先生のところに
通わせていただく事に。

3月3日、本来は1月に行われる「こみ藁」作りをさせていただける
とのことで、行ってきます。

こみ藁は花を立てる道具で、自らこれを作り、使ったら洗って干し、
大切に使えば何回も使えるものです。
このように道具を用意する事も、花をいける事の一部。
1月に参加していないのに、このように機会を与えていただけて
うれしいです!
(以前も作った事がありますが、作り方、覚えてるかな~)

京都で教えていただいていた時と同じように、
お花の後にはお茶の時間があるとのこと。
楽しみ♪


竹べらを削る

2013-10-11 18:44:43 | いけばな
先週、徹夜での仕事があってからゆっくり休める日がなく、
今日はずる休みしてしまいました。

2時に寝て、起きたら13時。。
外は天気が良く、気温も高い。
洗濯物がよく乾きそう!
と、パンを焼きながら洗濯機を回し始める。

一通り家事をやって満足したので、
時間ができたらやろうと思っていた「竹べら」を削ることにしました。

竹べらは、立て花をこみ藁に立てる時に使います。
こみ藁を花器にセットしたら枝を挿す時に、竹べらをまず差し込んで
込み藁に枝を挿すスペースを作りながら枝を挿すのです。
こうすることで藁を傷めず、枝を楽に挿すことができます。

お稽古ではお借りしていたのですが、
竹串用の竹の割ったのを幾つかいただいていたので、
それでそのうち竹べらを作ろうと思っていたのです。



新聞紙の上で道具などを並べました。
竹と、鉈(なた)、小刀です。
刃物は道場で買いました。
立て花を立てるときに使います。

こんな鉈を・・・?
と思われるかもしれませんが、
習っていた立て花ではいけばなに必要な道具(竹串など)も
作るところからがいけばなです。
(先生は生ける事を「花をする」と表現されます)
また、太めの枝を挿す時には、挿す方を鉛筆の先のように
削りますが、そのときにも鉈を使います。



下に木か太い雑誌などを置いて、その上に竹を立ててしっかり
押さえます。写真を撮るために左手を外していますが、しっかり
竹を押さえます。
そして、鉈を竹にあて、軽く竹にめり込ませたら
トントンと竹ごと持ち上げて地面に叩きつけます(強くやらなくて良いです)。
つまり、刃の方を上下するのではなく、竹を上下させてその振動で割るのです。
こうすると力は要りません。

適度な幅にしたら、細かい削りは小刀で。



刃をしっかりあて、竹の方を手前に引きます。
これも力は要りません。
刃物を扱うときは、刃を動かすのではなく、切られる方を動かします。
(包丁もね)
下手だと変に力が入ってうまく削れません。
刃の先を微妙にコントロールするのは楽しいです。
刃物を使う人はぼけないといいますが、微細な感覚を実際に動作するのは
脳を使うんでしょうね。
頭がほかほかしてきます。



じゃん。
確かこんな形だった。
もうちょい先は細かったかな?
ま、使いながら微調整すればいいや。



竹は内側の白い方を削ります。
先の方はある程度薄くします。



先は、真ん中に向って山になるように削ってみた。
ぜんぶ平らじゃなくて。

後はやすりで滑らかにしたら完成ー♪




最後の京都お稽古

2013-03-14 22:10:02 | いけばな
3月で銀閣寺の最後のお稽古となります。

引越したので今回は東京駅からバス出発。



今年は寒くて梅が遅かったですね。
3月3日の北野天満宮。
まだ3分咲きくらいの木が多かったです。



下賀茂神社で今年の媛守を。
妹と姪にも。
彼には彦守を(ジーンズ地のようなかっこいいやつです)。

この日はものすごく寒くて、雪もちらちらと。
そんな中神社では雛流しをしていました。

私は花粉症だとばかり思っていたら風邪を併発していて
微熱が出てきてしまいました・・

ふらふらと京都をさまよい、なんとかお稽古を終えて
夜のバスまで待てず、初めて新幹線を使いました。




お稽古では辛夷を真にしていましたが、紅梅も
いただいたので家ではこれを真にして生けてみました。

この2年間、すてきな時間を過ごさせていただきました。
機会があれば、またお伺いしたいものです。




最後の・・・とは言わないで

2013-02-03 13:07:37 | いけばな
先週、鎌倉でお世話になった親先生のところへお稽古に行きました。

一応、鎌倉から通うのはこれが最後になります。
お世話になったお礼にと先生にちょっとしたプレゼントを買いました。
先生は蘭がお好きで、和扇子と扇子入れを見ていたら
新柄で地が光沢のある淡い上品なピンクに蘭の絵が描かれたものが
とても素敵だったのでこれを選びました。
柄は黒。
とても喜んでくださいました!

先生が「最後だなんて言わないで!鎌倉に遊びに来れる日が
あったらまたお稽古にも参加してね」
と。
そうですよね。
定期的には無理でも、行ける日もきっとある。
だからさよならではなく、また~!でお別れしました。



春の花材ですね。

雪柳、チューリップ、レザーファン
傾斜型


小原流鎌倉支部新年初会

2013-01-21 01:14:59 | いけばな
新年初会へ行きました。

もう退会するけど、表彰もあるので
ぜひおいでと言って頂けましたので。

5年皆勤賞と年間優秀賞をいただきました。

研究会に出るようになってから5年間、
皆勤だったのかー

もうここで研究会に出ることはないのかなと
思うとちょっとさみしい。

鎌倉支部から本部に在籍されておられる先生による
花奏3作。
初めて、生けるところを見させていただきました。







足元は近くで見ると、遠くで見るよりずっと空間が空いてました。
足元を敷き詰めたら「まわる」みたい?

この新しい花型、花枝を交差させるという点に特徴があります。
これまでいけばなでは交差はさせないというのが決まり事だったので
不思議な感じもしますが、どんな花にも美しさを見出すことが
できればこういうのもなしではないですね。

2013年明けましておめでとう

2013-01-08 00:22:33 | いけばな


明けましておめでとうございます。
2013年が始まりました。

今年は万年青、中菊、松を生けました。



お稽古の写真。

万年青を習うのは初めて。
先生が生けてくださったのをまねただけなので
簡単でしたが、自分で最初から準備するとなると
結構手順があって難しそう。

お正月休みは久々にまとまって休めましたが、
姪の面倒をみたり、彼の実家へ挨拶に行ったり
だらだらできたのは最初の2日くらいかなー

妹一家と父と伊豆方面へ行ってきて、
熱川のバナナワニ園に行きました。




熱帯睡蓮。
寒い日だったけど、温室はあったか~



パパイヤの花!
実もなっていて、すごく甘い良い香りがただよっていました。
パパイヤのアイスもすっごくおいしかった♪

あっという間の休暇でした。。


彼の実家へ挨拶に行き、ぼちぼち入籍の日取りも決めなくちゃ。
仕事がMAX忙しいので大変(涙)


研究会(2012年12月)

2012-12-10 00:47:32 | いけばな
今日は鎌倉支部で生ける最後の研究会でした。

丸水盤に傾斜型で珊瑚水木、金魚草、ユーカリ。



95点をいただきました!


支部長先生やその他先生方に退会のご報告をすると、
とても残念と言っていただいて、
私も名残惜しい気持ちになりました。

引越し先で落ち着いたら今後どうするか
考えたいと思います。
近くに良い先生がおられるかな?
鎌倉に通えたらいいんだけどやっぱり遠いかなー。


研究会(2012年11月)

2012-11-18 19:43:34 | いけばな
今日は研究会でした。
1回は追認で、2回分生けます。

自分の級は、赤芽柳と中菊の瓶花。
追認は1つ上の級の題材で生けるので、
カンガルーポー、ピンクッション、ユーカリの瓶花。

どちらも瓶。。

以下は稽古の写真(昨日)。





本番(お直し前)。





点は3級のが90+○点。

2級脇のが90点でした。

直しポイントは、
3級が主枝の手前の短い中間枝を主に沿う位置に入れていたのですが、
もっと右側(正面)へ。

2級脇のは、生け口が広がってしまっているので、
主枝をもっと左に寄せる。

来月は今年最後の研究会。
1年はあっという間だなーーー


2月あたりに引っ越すかもしれず、
いったん研究会を退会しようかと思います。
引越し先で落ち着いたらまた考えるかも。

鎌倉支部のみなさんとせっかく仲良くなれたのに
残念ですが。。

12月研究会までに来年どうするか申し出をする必要がありますが、
親先生にもまだお知らせしてない!!
早くご連絡しなくちゃ・・


国際交流フェスティバル2012 in 高徳院

2012-11-04 20:54:56 | いけばな
先週の事ですが、毎年恒例の
長谷の高徳院(大仏様の寺)での国際交流フェスティバルの
お手伝いに行ってきました。

私のお花の先生が献花を行います。
またデモンストレーションとして
かつて屋根があった頃の土台の石の上に
花を生けます。



その後はブースで無料でいけばな体験。



今回は外国の方がたくさんみえました。
中には中東の方かな?
男性がお二人でみえて、いけばなをやったことがあると
おっしゃっていました。
韓国の学生さんも楽しそうにいけていました。
外国の方は日本の文化に興味をお持ちで
交流ができてよかったと思います。



私もイタリアのブースでコーヒーを飲みつつ、
イタリア問題を解いたり楽しみました。



デモのお花を少し分けていただいて
家で生けました。



涼しくなって着物にちょうど良い日が続いたので
ちょっとそこまで着物で。

でも、もう涼しいを通りこして寒い日も出てきました。。
呉服屋さんではウールの着物なんかもあったり、
ほっこりした紬もいいなぁ・・・って眺めています。
ウールは手に届きそうな価格。
ただ、種類が少ないから選ぶっていうのがなかなか。

今持ってる木綿のは地味な柄なので
次は明るい色とかがいいな。

研究会(2012年10月)

2012-10-20 01:35:26 | いけばな
10月の研究会は

万作、竜胆(3)で色彩盛花(色彩本位)。
丸水盤。
傾斜型で生けました。



主枝の万作は真ん中より根元に向っては
葉や枝を整理しすっきり線を見せます。
その分、足元には葉を補い
剣山を見せない効果もありますが
根締めをよく、立体的に生けます。
きれいに色付いた葉があったので主枝の右に添えました。

りんどうはすごく立派なのがきて、
蕾もぎっしり。
上から2段より下は蕾を落とします。
自然の竜胆はそのように花を付けるそうです。
上の方も適度に間引きます。
これは主材とのバランスを見て行います。

万作は枝がやわらかく、密度はしっかりして
留めやすいです。
竜胆も。

95+○点をいただきました~

何ヶ月か前に鈴木先生がこの傾斜型を
生けて見せてくださったのがとても勉強になって
今回はだいぶ応用できたように思います。
剣山は花器の縁に近く配置。
主枝は花器の端の方から挿すと傾斜しにくいときは
剣山の真ん中あたりから挿す。
下の方の葉の添え方。
思い出しながら迷いなく生けられた気がします。

なんとなく、傾斜型の方が生けやすいです。
なんでかな。

来月は前に休んだ分の振り替えもあるので
2回生けます。
大変だーー

今週は日曜が仕事、28日?の日曜は
長谷の大仏さんで国際交流フェスティバルの
お手伝い。
忙しーーー