鳩ぽっぽダイアリー

鎌倉→北千住→千葉県在住。
いけばな(小原流:休止中、花朋の會:2018年4月~)。日々のできごとなど・・・

『ナイロビの蜂』

2008-08-31 15:09:04 | 今日のひとコマ


前から見よう見ようと思って録画したままになっていた
『ナイロビの蜂』、夜更かしして見ました。

革命家の志を持つテッサ役にレイチェル・ワイズ(すっごくチャーミングですね)。
アフリカを愛していて、病気と貧困に苦しむ人々を放っておけない人。
テーマの1つは、アフリカで、新薬による金儲けを企む発展国の試薬(人体実験)
を阻もうとするテッサ達の挑戦。スリルです。
もう1つのテーマは、妻(テッサ)の行動を理解できなかった夫(ジャスティン)が、妻の死後、彼女の隠してきた秘密を追ううちに、妻を深く理解し、妻がどれだけ自分を愛してくれていたか、彼女が死を恐れず突き進んできた平和と正義への本当の理解を得るということ。
もう死んでしまっているだけに切ないですね。

テッサの恐れない行動は見てる側も夫と同様ハラハラします。
隠し事をしてる風なところ、他の男性と2人で行動すること、
夫が疑心暗鬼になるのも分かります。
夫はテッサをとても愛しているので、つらそうです。
妻の死はジャスティンを打ちのめしますが、
映画の最後、満ち足りた表情です(冒頭の写真)。

深く余韻が残る、いい映画だと思います。




妹のだんなさんの実家(北海道)から、田中義剛がやってる花畑牧場の
生キャラメルをいただきました。

大人気で手に入りにくいようですが、
12粒で800円ほど。
高~。
これで最高おいしくなかったら許せん!と思ったものの、
やっぱりおいしいです。
5個くらい一気に口に入れたい。。




お稽古お休みの方の花材をいただきました。

山帰来(サンキライ。さるとりいばらとも。)は扱ったことがなく、
どう生けていいものやらさっぱりでした。
で、花型はあまり意識せずてきとーに。。

おみなえしが立派。
そのまんま活かすことにしました。

春の花はいかにもまっすぐな感じですが、
秋の草花は風を受けた独特の風情を持っています。

稽古(たてるかたち)

2008-08-30 23:55:36 | いけばな


来月の研究会の稽古です。
が、クロトンが入らなかったそうで
代わりにドラセナ。

やっぱ、たてるかたちですかねぇ。

ドラセナを主枝にして。

クロトンはたぶん葉だけで来るらしいし、
ドラセナより横幅がある。
とすると、主枝にするにはちと短いかも?



吾亦紅を主枝にすると、こんな感じ。

クロトンは下に中間枝として添えることになります。
(主を入れ替えただけなので葉が4になってるけど、正確には奇数にします)
クロトンをさわってないのでイメージが今ひとつだけど、
自分としては吾亦紅を主にしたいかな。


10月に遅い夏休みをとることにしました。
海外に行こうと思ってたのですが、
行き先が決定。
ボルネオです。

聞いたことあるけど、どこ?
って思いました。
(言い出したのは自分であるにもかかわらず・・・)

なぜボルネオか。

JTBプラザで最初に手に取ったのがボルネオのちらし。
きっかけはそれだけ。

その後、友人とあーだこーだと話し合った結果、
・海があるとこ
・リゾート
・行った事ないとこ
・費用は8万(結局超えてるけど)
という条件でグアム案を却下して満場一致でボルネオに決定。

ボルネオは正しくはボルネオ島で
マレーシアです。
世界で3番目(だっけ?)に大きい島で、
カリマンタン島(だよね?)でもある。
ブルネイがある島でもある。
国によって島の呼び方が違うわけか・・・

特徴としては「地球の肺」と呼ばれるジャングル。
ここには絶滅危惧種のオランウータンが住んでます。
世界で一番でかい花「ラフレシア」もあります。
友人は虫が苦手と言ってるのですが、
調べたところいっぱい居そうです。
(このことは伏せておこう・・・)

直行便が週2日出ており、5時間です。

オランウータンに会えるかなぁ・・・
あっちのおはなでいけばなもいいけど、
ラフレシアみたいなのばっかじゃないよね?

泊まるホテルは自然保護区の中らしいので
あっちの生き物・植物を間近で見られそうで
楽しみです♪

『トラットリア リメッタ』

2008-08-30 23:42:08 | 鎌倉ごはん・カフェ・バー
リメッタは雑誌などでも見かけるし、小町通りの最初の十字路を左に
入って踏み切り手前という、駅からも近いイタリアン レストラン。

でも、なんとなく今まで入る機会がなかった。

ほんとは今年できたスペイン料理屋に行こうと思ったんだけど
満員で予約できず、初チャレンジとなりました。



サラダ。
いろんな野菜、しらすが入っていて、
すごくおいしかったです。



評判を聞いて絶対頼もうと思ってた「鎌倉野菜の蒸し焼き」。
評判通り、おいしかった!



カルパッチョ、ポテトとアンチョビ。



「あさりと生青のりのクリームパスタ」。
しめに食べたのですが、これはめちゃくちゃおいしかった。
クリームなのにぜんぜん重くなくて
あさりのダシと、生青のりの風味が最高です。

料理はどれもとってもおいしくて
もっと早く来れば良かったと思いました。

お店の方も親切。
1人で来てるお客もいれば、家族などもいます。
休日は19時過ぎると満員だったので
早めに行くか、一応予約入れると安心かな。

夜早い鎌倉にしてはLOが24時と、
ちょっと遅めまでやってます。

アルコールが足りないなと思ったら、
小町通りを入ってすぐのビル6Fにあるレストランバー『Spiral』へ。



2時までやってます(LOは1時)。

アメリカン、メキシカン料理中心の多国籍レストランバー。
この日はすでにおなかいっぱいで料理は食べられなかったので
次回。。

北京故宮書の名宝展

2008-08-27 00:48:06 | その他


一昨日ですが、両国にある江戸東京博物館で開催中の
書の名宝展へ行ってきました。
目玉は王義之の『蘭亭序』(八柱第三本)。
北京故宮博物館でも、ふだん公開されていないものらしいです。

行って知ったのですが、
王義之の蘭亭序は現存していないそう。
公開されているものは模写本。
(そーなの!?とちょっとびっくり。。)

蘭亭に名士が集まって曲水の宴が行われた際、作られた詩集の
序文の草稿が『蘭亭序』。”草稿”なのは、その後清書しようと
したけど、最初のよりうまくできたものがなかったそうな。

ちょっとじ~んときたのが、以下の部分。
「そこでここに集った人々の名を列記し、彼らが述べた詩を書きとめておく。時世は変わり、事がらが異なっても、感動の源は同じである。後世、これを読む人も、またこれらの文に心を動かすことがあるであろう」
393年というから、今から1600年は前?

この蘭亭序、複数の筆跡があって、印もいっぱい。
私が習字のお手本に使ってる趙孟頫のもあった。
序文の後の詩の部分かな?


趙孟頫の作品もありました。
『楷書張総管墓志銘巻』。
実際巻物になってる書を見ると、迫力があります。
斜めから見たり、ふだん見ることができない方向からも鑑賞。
行って良かったです。

他に気に入ったのは、
陳邦彦の『行書七言絶句軸』、
玄(康熙帝)の『行書柳条辺望月詩軸』、
梁詩正の『行書元人五言律詩軸』、
弘暦(乾隆帝)の『行書瀛台小宴詩軸』。

それぞれ個性がすごくあって、見ごたえがありました。
鑑賞ポイントがほとんど好きか嫌いかになってしまってるのが
もったいない気がしました。
もっといろいろなことを知って見たら、また見るポイントが
違ってくるだろうな。




修復した「プリンセス」、このようにちゃんと使えるようになりました♪

山しだもまだまだ元気です。
最近涼しいからですかね?

稽古(たてるかたち)

2008-08-23 22:45:09 | いけばな


秋らしい花材でお稽古。
おみなえし、りんどう、山しだ。

来月の研究会の課題が花意匠(花器はプリンセス)なので、
プリンセスを使って稽古しました。

かたちは先生のアドバイスに従って「たてるかたち」にしました。

山しだは初めて使ったのですが、
野山の趣が出て、風情があります。
様式という生け方でも使われる花材で、
小原流の1世家元が神戸の山に自然に生えていた山しだを
よく使われたそうです。

実家の方や、鎌倉の山では見かけたことはありません。
おみなえしも、昔は鎌倉にいっぱいあったそうですが
今はおとこえしはあるようですが、見なくなったとのこと。

りんどうも、自生するものは見たことないかも。
栽培種はびっしり蕾がついてますが、
自生のものは上部だけらしいです。

いけばなを始めてから、いろんな植物に触れますが
自然の趣を大切にするいけばなは、
ただ花であればいいというわけにはいかないようです。


「プリンセス」といえば、
うちのはかけさせちゃって、
修復してみました。



アロンアルファでペタペタと・・・

まだ乾いてないけど、なんとなく形としては直ったような(?)

ヒビの上にも塗って、水がもれなきゃOKかな。
無傷の反対側を正面にすれば、正面性のかたちはまったく傷が
分からないだろうし。

と、ここまでは良かったのですが
なんか指がぺたぺたします。

ゲッ・・・
アロンアルファが指4本も付いてるよ。。

取説は・・・と。

ん?「応急処置」?(なにやら重大な問題?)

「皮膚の接着に注意する」(すでに遅し・・・)
「接着したときは、お湯の中で時間をかけてもみほぐしながらはがすか、
アロンアルファ専用リムーバーを使う」

リムーバーなんかないので
お湯でずーーーーっとこすり続け、なんとかだいぶ取れましたけど、
どうしても取れないとこは、無理やり剥がしました。
ちょっとヒリヒリします。
良い子は真似しないでネ☆

『小町』の「あなごちらし」

2008-08-23 21:53:46 | 鎌倉ごはん・カフェ・バー


小町通りを入って2つ目の曲がり角を右に折れると、
右側に『小町』という小さなお店があります。

カウンターのみ6席程。

ランチメニューはあなごちらしのみ。
(テイクアウトも可能)
値段は1100円。

細部まで丁寧で、値段も鎌倉にしては手頃。
おいしいのですが、1点惜しかったのは
あなごが冷たいこと。
こんがり焼きたてがいいなぁ・・

あなごは「左可井」というお店も有名。
今度、そっちも行ってみよっと。

信田巻き

2008-08-21 22:53:11 | 今日のお料理


精進料理シリーズ。

「信田巻き」は、開いた油揚げに野菜を巻き込んだもの。
本には蕗などが使われてましたが、
ちょっとアレンジして作ってみました。

木綿豆腐の水気を抜きます(小1時間ほど重しして)。
これをつぶし、片栗粉(小さじ1)・塩少々とまぜあわせます。
さらに人参をみじん切りしてごま油少々で炒めたのと、
もどしたひじきを細かく切ったのを混ぜ合わせます。

三方を切り落とし、開いた油揚げに上記を敷き詰め、
巻きます。
かんぴょうで結んで、合わせ調味料(だし汁、酒、みりん、醤油、お好みで砂糖)で煮ます。

2,30分煮たら火を止めて冷まします。
※煮物は冷めるときに味がしみます。

かんぴょうの間で切り分けておしまい。

油揚げの切れ端や、余った野菜などはお味噌汁にしました。

肉や味の濃いのもを食べられなかった修行僧が、
こくの出る油揚げを使うことで単調になりがちな精進料理に
工夫をしたんでしょうね。
肉なんか要らないくらい、満足感・満腹感があって
手間はかかるものの、おいしくできました(簡単ですよ)。


禅寺では料理も修業のひとつだそうです。
特別な場所で、特別な行為をすることが修行ではないという
考えです。
日々実践することが大事です。
って、自分は修行してるわけじゃないけど・・・
でも、そういう考え方は好きです。




友人に京都土産としてもらった「宇治清水」。
冷たい牛乳に溶かすと、スタバの抹茶ラテみたい!
すっごくおいしいです。

初秋の気配

2008-08-17 17:40:05 | いけばな


花屋に並ぶ花の中に、もう秋っぽい花材が並んでいます。
りんどう、菊、おみなえし・・・

井上萬二さんの白磁に「たてるかたち」で生けてみました。

口が狭いけど、狭くたって上手な生け手は生けられるとのことなので、
私もがんばる!



そんな意気込みも集中力も、長くは続かないので
残りの花材はこのようにして遊んでみました。
ゾウも手伝ってくれます。


友人も帰って暇になったので、買った本を読んでます。
jamais jamaisさんの『O型自分の説明書』。
合ってるかどうかは別として、おもしろいです。

最初に出たB型の本は本屋で立ち読みしてて
おもしろくてうっかりB型でもないのに買ってしまいました。
身近なB型を思い浮かべてはププーッと笑っちゃいました。

さて、O型は・・・
「真っ暗じゃないと眠れない」:
そうそう。複数でホテルとかに泊まると必ず1人は
どっか電気つけたまま寝ようとするけど、
ぜんぶ消します。

「海でイルカとたわむれたい」:
もうたわむれた。

「たまにとんでもないマヌケをやらかす」:
・ATMの紙幣入れるとこに大量の小銭を投入したことがあります。
・引っ越してきた当初、部屋の電球が切れてると思って
天井にくっついてたものを外して、これと同じものくださいって
電気屋に持って行こうとしたけど、見たことない電球なので
型番をネットで検索したら煙探知機だった(会社までは持ってきてた。
セーフ!)
・ダイビングのときに着るフード付ノースリーブ型のゴム製インナーを
あわてて着ようとし、後ろ前逆なのに気づかず、
目の前真っ暗、息できない、後ろから髪の毛出てる状態に。
しかもきつくて自分で脱げず、友人が近所にいなかったら
窒息してたかも。

ココハ、ノースショアカ?

2008-08-16 23:58:16 | 今日のひとコマ


先週に引き続き、由比ガ浜海水浴場へ。

今日は風があって、大潮(?満月だからそうかな?)のせいもあるのか
波がすごかったです。

遊泳禁止の箇所がどんどん広くなっていきつつあるなか、
腰が浸かるくらいの深さで波を避けて遊んでいると、
どんどん引きが強くなってきました。

波がどんどん高くなって、そんなに深くないのに
頭からざぶざぶ水をかぶります。

と、波の合間に浅いところに戻ろうとしたのですが、
引きが強くて一歩も進めない!!!

友人が数メートル岸側にいたものの、
「モドレナイ・・!」の声にスッと手を伸ばしてくれたのは
たぶん高校生くらいのヤンキーのおにーちゃん。

友人と3人手をつないで、なんとか浅いとこに戻れました。
怖かったです。
海水浴場でおぼれる人のニュースを聞くとなんでー?と思うことも
あったけど、ちょっとした油断が命の危機になるかもしれないと
実感しました。

それにしても、このおにーちゃんはなかなか見所がある・・・
きっと将来男前になる!

そんなこんなで今日は海に浸かってるだけで
ものすごい疲れました。
波の破壊力ってすごくて、腰にまともに当たると
ぎっくり腰になりそうなくらいでした。



今回はインド料理にしました。
キーマカレー&ナン、ラッシー。
ナンは海のお店に小さな窯があって、ここで焼いてくれます。
これまた本場の味(店主ももちろんインド人)でおいしかったです。

海水浴場は夕方5時まで。
その後はサーファーの時間です。

8月末日まで営業。。

くらげは江ノ島、鎌倉ではまだいませんが、
逗子では出てるそうです(友人談)。
あんまり痛くないやつみたいですがいっぱい刺されるそうな。(ほんとにくらげかな?)

苦瓜の葛汁

2008-08-15 22:31:08 | 今日のお料理
今日はほんとに暑かったです。

私はこの時期、必ず日傘を持ち歩きます。
日焼けしないようにということもありますが、
とにかく直射日光よりは断然涼しいから。

会社の男の先輩達、
スーツだし、頭の上に容赦なく照りつける太陽・・・
見てるだけで暑苦しいィィ!!

「ほら、涼しいから持ってごらん!」と、
気の進まなそうな先輩に無理やり日傘を持たせてみたのですが、
日傘=女の持ち物
って感じで嫌みたいですねぇ・・
麦藁帽子は?だめっすか・・・



「永平寺の心と精進料理」という私のお料理&心の参考書より、
『苦瓜の葛汁』です。

精進料理って、シンプルな材料で
意外に簡単です。
もちろん、中には時間のかかる凝ったものもあって
普段作るのは難しいのもありますが。

苦瓜、酒、みりん、塩、薄口醤油、葛、ダシ(ほんとはこんぶなんか
でとるんだけど、ほんだしで)、生姜。以上。

最後に葛でとろみをつけます。
はじめ汁が白くなるのですが、火が通ってくると
透き通ってきます。

普段、汁椀は味噌汁が多いのですが
たまにはこういうのもいいですね!
おいしかったです。

葛は吉野葛です。
買った当初の目的は、風邪の引き始めの
ぞくぞくと寒気がするときに、生姜を入れた葛湯を作るため。

葛根は、生薬で効能は
・発汗
・解熱
・鎮痙作用
精製したものは漢方のほど効能は強くないみたいですけど。
それでも血中循環を良くするらしいので、
筋肉疲労、肩こりなどに良いようです。

買ったときの箱に書いてあったのですが、
葛は時間が経つほど良いらしいです。

葛の花は、鎌倉では見かけません。
はびこるからかな?
去年9月に四国に行ったとき、いっぱい生えていて
花が咲いてました。
見た目ぶどうの房のようですが、
花の匂いもファンタグレープです。