7月の京都へ行ってきました。
まだ梅雨はあけてませんが、もう夏なんですね。
松尾大社。
鈴虫寺。
鈴虫が一年中鳴いている寺です。
広いお座敷に通されて、
30分程住職のお話を聞きながら観賞・・
半分以上はお寺のグッズ宣伝でした。
一休さんが幼少の頃過ごしたお寺。
竹の参道がきれいです。
銀閣寺のそばのきみやへ。
ここのまるまめかんにはまってしまい、
毎回来てしまいます。
蜜とアイスを一緒に食べると
絶妙!!
銀閣寺のお庭も緑でいっぱい。
今回のお花は蓮でした。
蓮はテンションがあがります。
挿口3寸はまっすぐ立ち上がるように生けます。
花を選ぶとき、曲がっているとこがあるものを選んだら
どこを生かせそうか見ます。
まっすぐ立ち上がるのに合わなければ
少し位置を変えてみたり、
それでも合わなければその枝はあきらめる。
いけるとき、つい上の方ばかり見て
いけてしまいますが、足元の方を見ながら
生ける。
そして立ち上がりが決まったら
後は花がいきたい方へ。
人為的に無理にこうあってほしいという方向に
向けたり矯めるのではなく、花が自然に向う方向に
従う。
自分の勝手で矯めるのではなく
その花自身を生かそうとすると、
花をよく見るようになるので
良い勉強になりそう。
生けはじめる前に、よく花を見なさいと
言われます。
蓮の花や葉の位置は、
花や葉を見るのではなく、
その間にできる空間でリズムを取ると
良い。
右に空間があったら、
次はその下は左、右と交互に空間が
できる感じ。
こみわらの設えが何よりも大事にする箇所で、
それから立ち上がりの部分。
分量も悩んだけど、たくさん挿すときは
こみわらも大きなものを使うそう。
今使ってるものだとこれくらい。
今回は、お茶の時間に私が床の間のお花を
生けました。
花器は吊られた船形の竹。
位置はやや床に近い。
こういうお花を生けるのは初めて!
真っ白な桔梗をまっすぐ挿して、
後ろにススキ(葉)を垂らして、
ギボウシの小さめの葉と小さな撫子を1輪、添えました。
このような花器は位置を変えたり、
花も宝船のようにこんもりさせたり
いろいろ楽しめるそう。
楽しかったです♪
お花を生ける人は主客の位置に座らせていただきます。
お茶碗は楽家11代目の作。
夏用の浅めのお椀で、持つと見た目より軽いです。
お茶菓子が水色の寒天?で覆われた
とてもきれいなお菓子でした。
次回は9月です。