鳩ぽっぽダイアリー

鎌倉→北千住→千葉県在住。
いけばな(小原流:休止中、花朋の會:2018年4月~)。日々のできごとなど・・・

バースプラン

2015-06-26 17:36:04 | 家族
妊娠36週目にバースプランを病院に提出しました。

どういったお産を希望するかとか、何か心配なことがないかとか
看護師さんに相談でき、出産時にその希望などになるべく沿った形でみてもらえるというもの。
立ち合い出産や麻酔分娩の希望などもここでします。

私の場合、夫の立ち合い出産希望。
出産時にいてほしいかどうかはいなくてもいいかなと思ってるんですが、
長い陣痛中にマッサージしてもらったり、飲み物取ってもらったりしたいんで。

そして、これができるかどうかでこの病院を選んだ麻酔分娩、希望です。
病院によって呼び方ややり方が異なったりしますが、
うちの場合は硬膜外麻酔を使用した出産を「無痛」・「和痛」ではなく
「麻酔分娩」と呼びます。
硬膜外腔は背骨の隙間にあり、ここにカテーテルを背中側から入れ、
麻酔を入れられるようセット。
麻酔医が状況に応じて麻酔を追加し、痛みをコントロールします。

麻酔を使用した分娩は日本ではまだ常時実施している病院は少なく、
その理由の一つに24時間常時待機できる麻酔医がいないからがあるようです。
私の病院は24時間待機なので、夜間はできないとか、土日はできないなどなく
必ず麻酔分娩できます。

希望する理由は、
・高齢出産のため、なるべく産後の体力を温存したいから
・海外にいる友人はみんな麻酔分娩(スイス、フィリピン)
・痛いの、やだから

実母が他界しており、妹も乳幼児をかかえて、頼れる身内は夫と義母。
夫は平日は会社でそんなに早く帰って来れないし、
義母には本当に困ったときだけ頼ろうと思ってるので
自分に余力を残したい。
過剰な痛みは体力を消耗するし、その後の回復も遅れそうなので。

海外でも考え方は色々で、最近は麻酔を使わない普通の分娩をしたいという人も
いるそうですが、比率では断然麻酔分娩が多い国もあります。
フィリピンでは経膣分娩さえ嫌がり、帝王切開を希望する人も多いとか。
実際に経験した友人の話では、やはり楽だそうです。
ドクターと世間話しながらの出産だったり。
ただし、麻酔分娩にはメリット・デメリットがあります。
※普通分娩でもメリット・デメリットあります。どちらがいいというのではなく、
何を重要視するかです。

麻酔分娩を希望する人は、病院で開催される事前の講習を受けます。
それによると、
メリットとしては
・痛みがない
・妊婦がリラックスし、余計な力みがかからないため、体力温存できる
デメリット(注意点)は
・頭痛を起こす場合がある(針やチューブ挿入の際に硬膜に傷がつくことが原因)
・足などにしびれをおこす場合がある(処置の際に神経を傷つける)
・吐き気を起こすことがある
・お産が長引く事がある
・母親が発熱を起こす場合がある(麻酔時間が長引いた場合)
・母親に血圧低下がみられた場合、赤ちゃんに影響が出る→こういう事がないよう、常時モニターで監視される
・麻酔投薬後子宮が過剰に収縮する場合があり、一過性ですが赤ちゃんの心拍数が低下する(基本的にすぐ回復する)
・陣痛が弱まり、促進剤を使用する場合がある
・産道の出口で長引く場合、鉗子・吸引分娩の割合が高くなる
・分娩前4時間以上、禁食(吐いて、気管などにつまらないように)
・麻酔後はトイレいけない(導尿する)
・管理料が結構高い(病院によって値段はまちまち)
・個人差があるので、完全に痛みがない保証はないし、上記の何がおきる・おきないはやってみないとわからない。

デメリットを見ると、引きますよねぇ・・・。

お産が順調に進むには以下の3点が必要だと言われています。
・陣痛で赤ちゃんを押し出そうとする力
・赤ちゃんが旋回しながら外に出ようとする力
・子宮口や産道が十分にやわらかくなり開く事

そして、最も優先すべきは子供の安全。
せっかくここまで順調にきて、無用の負担はかけたくない。

上記を考慮し、私が選んだ策は以下。
(私の病院の推奨でもあるのですが)
・完全計画(産む日を決めて、人工的に陣痛を起こす)ではなく、自然に陣痛が始まってから
病院へ連絡し、入院。
・なるべく4センチまで子宮口が開くまで麻酔投入を我慢する
これらによって完全無痛状態にはならないですが、
なるべくスムーズな分娩への力を引き出せるのではないかと。

上記はあくまでも希望です。
すべてが思うようにいくわけないのが人の生き死に。
選択できることがあり、できないことがある。


バースプランの相談時には、看護師さんからいろんなアドバイスをもらいました。
男の人は女の人と違って、察して動くという事ができないから、
手伝ってほしいことは具体的に指示するのよ!とか(笑)、
最初の1カ月はとにかく家事なんかは通常の3割できたらいい方。多少汚くなっても死なないとか(笑)。
産む時の細かい事より、案外こういう事の方が大事かもしれませんね!



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おめでとうございます♡ (eisui)
2015-07-03 20:01:24
御無沙汰して申し訳ありませんでした。

久しぶりに拝見したら嬉しい記事で良かったです。
無理せず御身御大切にお過ごしくださいませね。

我が家も 関西の次女が10月末に出産予定で
5月に おんめさまに安産祈願しました。
新しい命の誕生は 本当に嬉しいものです(*'▽')
返信する
eisuiさんへ (kama-kura)
2015-07-14 16:47:41
こちらこそ・・・ご無沙汰しておりました。

ありがとうございます。

お嬢さんもおめでたなのですね。
無事、健やかな子が誕生しますように!
返信する

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