鳩ぽっぽダイアリー

鎌倉→北千住→千葉県在住。
いけばな(小原流:休止中、花朋の會:2018年4月~)。日々のできごとなど・・・

南国の雰囲気

2008-10-26 23:21:10 | ガーデン


ボルネオをイメージしたいけばなをしようと思いつつ
花屋をうろうろしましたが、
イメージした花材(切花)はなかなかない。
で、ちょっと考えてたことはあったのだけど、
それはイメージの花材に出会えたときに取っておくことにして、
今日はうす曇の中、観葉植物の寄植を作ってみました。

左のピンクっぽい葉のは「カラジウム」かな?
分かりにくいけど、真ん中に「花キリン」。
右の赤いのが付いてるのが「インコアナナス」。
後方のは「テーブルヤシ」かな?
赤っぽいとがってるのは「ドラセナ・コンシンネ」かな?
一番手前のは「ダイオウウラボシ」・・?
(http://www.yonemura.co.jp/index.html ←ここ、いろんな植物の
名前や写真があります)

寒くなったら室内へ。
今はどれもちっさいけど、どんくらい大きくなるんだろ?


今日はちょっと具合が悪いです。
寝込むほどじゃないけど(寄植作れたし)
風邪ひいたみたいで水っ鼻は止まらないし、
節々が痛いし、
腕が筋肉痛(これは昨日、友人の子供を抱っこしたせい。
3キロの赤子でも侮れないデス)。

お茶を点てる

2008-10-24 20:39:12 | 今日のひとコマ
先日抹茶を購入したことをブログにも書いたのですが、
昨日デパートの和菓子売場で渋皮付きの栗の甘納豆を
買ってきて、お茶を点ててみました。
(甘納豆、大好き)


昨日の。


今日の。

違い、分かりますか。
それは「泡」。

なにしろお茶の点て方なんてよく知らないので
昨日は適当。
で、なんかちょっと・・・?

点て方をネットで見たら、泡立てるには
茶筅は茶碗の底に当たらないようにして
「m」の字のように
手首ではなく腕で素早く混ぜる!
とのこと。

で、今日の結果。
わーい、泡立った!
しかし、なんかもっときめこまか~い泡にしたい。

京はやしやが抹茶に付けてくれてた抹茶の淹れ方では(早く読め)
最後茶筅を大きく円を描くように30回(も?)ほど素早く回し、
最後真ん中から静かに引き上げる
とある。
これかな?
次回、やってみよ。

ところで、
抹茶ってほんと、おいしいです。
ちょっとお疲れの帰宅後、
甘いものと抹茶。
抹茶は栄養的にも優れものらしいですが、
アロマ効果もあるのかな?
すごく気分が落ち着きます。
もうごはん食べないでそのまま寝ちゃいたい。。

なお、
泡立てるのは裏千家のやり方らしいです。
表千家はそんなに泡立てないみたい。
私の今の気分としては
抹茶のあわあわも楽しみたいです。

第60回横浜名流華道展

2008-10-23 00:07:33 | 花展
横浜華道協会創立80周年記念の花展が
横浜高島屋8Fで催されています。10/22-27

秋は花展がたくさん。
なるべく行きたいと思ってます。
直接たくさんの作品を見られる貴重な機会。
刺激になるしおもしろいし勉強にもなります。

お気に入りの作品を感想交えてご紹介します。
(作者の方には敬意を表して・・)



池坊。
松の枝の展開が奥行きがあってすごく立体感のある作品。
松は1本の木ではなく、パーツがワイヤーで組まれてます。
楔などで曲げられてはいなかったようです。
足元にたくさんの種類の花が、1種につき1本とか少数で入れられて
いるのですが、これが雑然とせず、すごくうまく溶け込んでるのが
すごいと思いました。



一葉式いけ花。
青竹をこのように組んで、酒席の宴のような雰囲気が
おもしろいです。
緑の上の赤が美しいです。



花古流。
一見、雑然としているかと思うくらい旺盛な緑。
でもこの勢いがシンプルな花器とぴったりマッチ。
菊の黄色も美しいです。
バランスがいいんだろうなぁ・・



桂式・桂古流。
花器とのバランスが美しいです。
中心に菊の濃い緑があって、そこから明るい赤やオレンジの
グラデーションが広がって。白も映えます。



景花華山流。
初めて見る流派かも。
名前の通り、その作品は花や木で景色を作ったみたい。
かわいいです。
木が山のようにも見えます。
小原流の写景に比べると、景色のミニチュアって感じ。



光風流。
この流派も初めて。
同流派のほかの作品も、花材がびょーんと伸びて絡んで
花の囲いみたいでした。
赤が美しいですね。



広山流。
これまた初めて?
古そうな大きな壺に大きく生けられた鮮やかな赤や黄。
こんな風に生けてみたいけど、難しそう!
手前の小さいのは古瓦(ほしい!)



草月流。
これもおもしろい作品。
足元の黄色はカナリアナス。



小原流。
立派な大きな菊でした!
花じゃなくてもこれだけ鮮やかとは・・・
深い黒色に鮮やかさが映えます。


会社帰りであわただしかったけど、
収穫ありでした♪
たのしかった。

帰りの電車で4種類「レッドクリフ」の広告が貼られてました。
移動しながら全部読みました(4人の役者がそれぞれなんか言ってるんで)。
トニー・レオンがしゅうゆの役かぁ。
HERO、良かったなぁ。
1964年生まれってことはもう44歳。
でもかっこいい。
チャン・チェンはグリーン・ディスティニーに出てた。
見に行きたいな~。

研究会(10月)

2008-10-19 15:24:56 | いけばな


10月の研究会に行ってきました。

花材は額紫陽花(3)・ダリア(2)。
花器はプリンセス。
花型は「花意匠」の指定。

稽古では「ひらくかたち」(花意匠の「基本」という指定がないので)と
「たてるかたち」を練習していたけど、
今日の花材を見て「たてるかたち」に決定。

寸評をいただいて、
「葉がきれいで立派な良いダリアが来ましたね。
伸びやかに入ってます」
95点をいただけました。
(わーい。パチパチ)

いつもは先生や知り合いと話す時間が長くて
他の級の方の作品を見て回る時間がないんだけど、
今日は見て回れました。
同じ花材で生ける同じ級の複数の作品を見比べると
おもしろいです。
勉強になります。
私の級(師範1)はいつも一人ぼっちのロンリー状態で
見比べられないので
勉強できない。。
(早くだれか上がってきて。もしくは自分が上がるっきゃない)

今回注意したポイントは、
主枝はすべての方向に20度の範囲で傾けることができるのですが、
伸びやかに立てるべき花材はやはりまっすぐめにした方が良いと
教わっていたので、その点。
確かに、傾けた方が効果的な場合を除いて、
まっすぐにすると主枝より前に挿す空間が広く取れるので
中間枝を挿す配置がゆったり取れます。
この空間が狭いと、妙に前方につまった感じになって
中間枝の配置が難しくなります。
あとは、主枝より他の額紫陽花が目立たないよう、
葉をちょっと間引いたりしました。

来月は赤芽柳とばらです。
今年の研究会はあと2回。
今のとこ皆勤ペースです。
たまたま仕事とぶつからなかったヨ。。

ボルネオ旅行③(Flowers)

2008-10-18 23:41:43 | 旅行


ラサリアのガーデンには南国の植物がたくさん。
プルメリア。
甘い良い香りがします。
キョウチクトウ科。



ウナズキヘリコニア、でしょうか。
バショウ科で、原産はペルー、アルゼンチンだそうです。
学名:Heliconia rostrata



スパイダー・リリー(ヒガンバナ科)
学名:Hymenocallis speciosa Salisb.(ヒメノカリス・スペシオサ)



ヒメアリアケカズラ、かな?
キョウチクトウ科。
原産ブラジル。
学名:Allamanda neriifolia Hooker



これは名前が分からず。。



きれいな青みがかかった薄紫の花をつけたつる状の植物。
花はノウゼンカズラみたい。
調べたところ、ベンガルヤハズカズラ(キツネノマゴ科)でした。
朝顔のように木などに絡んでいっぱい花をつけてました。

その他にも
ジャカランダの木の下の芝生の上に
ジャカランダの紫色をした花がたくさん落ちていて
それがとってもきれいでした。
その上に立って、写真を撮っておおはしゃぎ。。
ノウゼンカズラ科なんですね。

ガーデンの植木は毎日スタッフがよく手入れしてます。
残念ながら今回は現地でいけばなをすることはできなかったけど、
今度時間があったらイメージして何か生けてみようかな?

ボルネオ旅行②(ビーチ)

2008-10-18 23:38:21 | 旅行


白い砂、青い空、青い海。

来る前に天気予報チェックしてたらずーーーっと雨&雷の予報だったけど、
1日目の夕方にさっと降っただけで、あとはずっといいお天気でした♪

友人は強力な晴れ女なのかも。
(私は台風を呼んじゃうんで)

広い浜辺にはそんなに人がいません。
一番前の木の屋根付きのリクライニングシートに寝そべって、
昼間からお酒など飲みながらの~んびり。
きれいなカクテル。
最高です。

周りを見回すと、白人の夫婦が多い。
みんな寝てたり、本読んでたり。
で、たまに海に入る。
アジア人もいます。
日本、韓国、中国。
友人は「アニョハセヨ」って挨拶されてました。
私は大体どこ行っても一発で日本人だとバレます。



写真に写ってる船は1時間は無料。
初め乗る気はなくて(初心者は運転できないかと思って)
写真だけ撮ってたら、係りのおじさんが
乗せてくれました。
後方にあるバーを左右に動かすだけで進路を変えられるので簡単。
波もあんまりないので私でもオッケーでした。
沖で海に飛び込んだけど、水はあったかめだし、
開放感があります。
おじさん、ありがとー!(テリマカシー!)



5時半くらいから浜辺で夕日が沈むのを見ました。





風景がどれも美しくて、いつまでも見ていたい感じです。



ごはんのほとんどはホテル内で食べました。
町のショッピングセンターはどちらかというとフードコート
といった風で、時間があれば海沿いの方へ行きたかったのですが。
そこでは地元の魚や料理が食べられるそう。

写真はホテル内インド料理の「Naan」のカレーとナン。
ここのカレーがめちゃくちゃおいしかったです。
日本に支店ないのかなぁ。
眉間に赤いシール(ビンディ)をつけてもらいました。


ボルネオ旅行①(ボルネオの動物メインで)

2008-10-18 19:10:58 | 旅行


ボルネオ(国:マレーシア、ボルネオ島)へ行ってきました。
直行便で成田からコタキナバルまで5時間。
シャングリラ ラサリアに宿泊。

ラサリアはコタキナバルの市街から車で50分程離れた、
亜熱帯のジャングルと広いビーチに囲まれたリゾートホテルです。
今回の旅行はのんびりしたい目的だったので、
あえて周りには自然以外なーんにもない場所を選びました。

ラサリアの周りのジャングルは自然保護区になっています。
そこではオランウータンの保護や観光客等向けに理解を深めてもらう
活動が行われており、宿泊客は優先的に見学することができます。
写真は1~4歳までのオランウータンがいる保護施設の森を見学したときのもの。

ちょっと遠いけど、活発に遊ぶ様子がおもしろかった。
足が器用で、草を食べるんじゃなく遊ぶためにちぎって
おでこに当てたりしてました。
オランウータンは深い森がないと生きてけないみたいで、
ボルネオでもどんどんジャングルは減ってるそう。
絶滅危惧種。
ジャングルはオランウータンのためだけじゃなく、
人間のためにも必要。
感情的にかわいそうだから云々ということではなく、
オランウータンに起きた出来事は、
人間にも関係あることだっていう認識が必要だよね・・。
あ、ボルネオの自然のいくらかは世界遺産としても
保護されてます。
ボルネオは昼間は30度くらいですが、
夜には23度くらいまで気温が下がって
意外に過ごしやすかったです。
日本の熱帯夜とは全然違う。
これは夜になるとちゃんと地面が冷えるし
森からの涼しい風が吹いてくるからかと思います。



朝のバイキング。
南国リゾートのバイキングはフルーツやジュースがおいしいので
毎日いっぱい食べました!
グァバやマンゴージュース、パパイヤ・パイナップル・メロン・すいかなどなど。



1日は市街方面にあるシャングリラ タンジュンアル ホテルの桟橋から出る
ボートでサピ島へ渡り、シュノーケルしました。
サピ島にはオオトカゲがのしのし歩き回ってます。
人に寄ってくることはありませんが、こちらが近づきすぎると
監視員に「too close」と注意されます。
ここらも保護区で、島に入る際に入島税(10リンギ)が徴収されます。

1リンギ=30円とこの1ヶ月でだいぶ円が強くなってます(ラッキー)。
ちなみに両替はコタキナバル空港が一番レートが良かったです。
他は成田・ホテル・町も32円でした。
物価自体、安いですけどね。

ボートのとこで係りのおにーさんがしきりに
「どんだけ~」(IKKOのマネ)って言ってました。
他のおにーさんは今度日本人の客が来たら歌いたいから
教えてくれというので、ポニョの歌を教えてあげました。
「ポーニョ、ポニョポニョ魚の子~♪」

シュノーケルポイントではいろんなニモ(アネモネフィッシュ/かくれくまのみ)
がいました。
すーっごく魚がいるとか、水が透明!って程ではないけど、
ぼちぼち楽しめました。

茶筅(ちゃせん)

2008-10-12 22:31:18 | 日本の道具


茶筅を買いました。

家で抹茶ラテを作るのですが、
スプーンとかだと抹茶がだまになって
うまく混ざりません。

スバラシイ・・・

しゃかしゃか・・・とやるだけで
まったくだまはありません。
泡までたって、よりおいしくできます。
器に傷もつかないし。
(水で抹茶を茶筅でといて、
牛乳を入れます。)

茶道具の使い方など調べてたところ、
「宗へん流」という流派のページにたどり着きました。
鎌倉に家元があるそうです。
千宗旦の高弟、山田宗へんが開祖。
よく着物を着た女性が多く歩いてる日があるけど、
茶会なのかな?

明日から旅行です。
今日は早く寝よっと。

浄智寺(薄の頃)

2008-10-12 00:59:17 | 鎌倉の寺社


北鎌倉駅から5分程。
浄智寺は鎌倉五山の第四位、臨済宗円覚寺派のお寺です。
1283年に創建された北条氏縁の寺。

写真に写っているのは参道入り口の池と橋、
左側に小さな立て札があるのは
鎌倉十井の1つ、「甘露の井」。
門の奥にはまだ階段が続きます。
立派な木が並び、水際は苔むし、
鎌倉ですごく好きな参道の1つ。



薄や萩の奥の「楼門」。
2階に鐘があり、一昨年はここで除夜の鐘を
撞きました。
108人、先着です。
23:20くらいに行ったら20番代だったと思います。
焚き火があって、撞いた後は甘酒が振舞われました。
その後八幡宮へ移動し、屋台で飲み、
楽しい年越しでした。。



仏殿「曇華殿」には県の重文「木造三世仏坐像」がおられます。
向かって左から阿弥陀(過去)・釈迦(現在)・弥勒(未来)。



鎌倉の「やぐら」は何回かご紹介しましたが、
ここにも。
やぐらは元々ある程度身分の高い人のお墓として使われてました。
やがてそういう埋葬形式が廃れ、だれの墓かも分からないようになると、
倉庫として使われたりしたそうです。
今はただの横穴状態のところも多いようで、
民家の裏手にあったり、壊れちゃったり、
ちゃんと保存されてるのは全体としては少数なのだそうな。



こういう洞窟をくぐるのってワクワクしますね!
ルンルン♪



くぐった先には檀家さんの墓地があって
その先の洞窟に布袋さんがいます。
(鎌倉七福神の1つ)
おなかをなでてあげるとご利益があるそうなので
なでなでなでなで・・・・



境内は深山の様相で植物もたくさんあります。
写真はジャスミンのようなすごく甘い香りのする生姜科の「ジンジャーリリー」。
コロナリウムという品種かな?



秋明菊。
紫苑の写真、取り込むの忘れちった!(機会があれば別途)


2008年小原流東京支部花展 その2

2008-10-11 00:46:55 | 花展

高さはそんなにないのですが(私の身長より低い)
遠くの景色を切り取ったようないけばな。
写景盛花(遠景)でしょうか。


琳派調いけばなは艶やかでした。
左の楓の後ろにある低木は金色に着色してあるのですが、
煌びやかでありながら枯れた秋の風情もあり
効果的だな~と思いました。
これがふつうの枝の色だとこの雰囲気は出ないと思うから。


ピンクの鶏頭がなんともいえないきれいな色でした。
銀色のビロードに桃色を溶かしたような。
Plant Hunterさんのブログで鶏頭は赤やオレンジ・黄色・ピンクなどを一斉に
作るので自然交配して中間色ができるとありましたが、
これもそんな感じでできたものかな?


この鶏頭の塊!
中央の枝の形、面白いです。
常緑のものとの組み合わせも素敵です。


大きな「まわるかたち」!


くねった迫力のある枝と、
水平を保った枯れた丸い蓮の葉。
基調といい、不思議な存在感。


掛け花や吊り花もありました。
これらは掛け花。
小原流独特の生け方ってわけではないですが
高い位置に配置できるので
いつものいけばなとは違った視線で見ることを考慮した
花材選び、配置ができます。




観葉植物でしょうか。
躍動感があるというか、動きと空間の使い方がすごい!