鳩ぽっぽダイアリー

鎌倉→北千住→千葉県在住。
いけばな(小原流:休止中、花朋の會:2018年4月~)。日々のできごとなど・・・

ゆすらうめ(?)

2008-03-30 19:57:05 | いけばな


庭のゆすらうめ(にしちゃピンクが濃いけど?)、
スノードロップの葉など、庭で調達して生けてみました。

参考にしたのは、小原流の本から写景挿花の作品より。
(前回同様、習ったことないので、あくまでも参考ということで・・・)

器は、本日発掘された数年前に私が作った器。
(会社の福利厚生で開催された陶芸教室にて)
すっかり存在を忘れていたんだけど、
花器に使えそうな形。

陶芸は大学でも一年間授業でやったことがあります。
専攻科目じゃなくて選択で。
すっごく楽しくて、ろくろを使ってへたくそな作品を
幾つも作ってました。

庭ではいろんな花が咲き出して、
どれを使おうか迷うくらいです。



昨日の鎌倉は若宮大路、段かずらの写真です。
桜が8分咲きといった感じで、大勢で賑わってます。
段かずらは、頼朝が妻の北条政子が懐妊したとき、
その安産を祈願して八幡宮から海に向かって
作った参道。
今はところどころ分断されてますが、
海に近いのが一の鳥居、鎌倉駅そばに
二の鳥居、八幡宮入り口に三の鳥居があります。



姪は目を開けてこっちを見たりします。
まだ見えてないはずだけど、まるで見えてるみたい。
ちっさなまつげも生えてます。

誕生

2008-03-28 22:44:12 | 今日のひとコマ


もう、お産はこりごりだよ。

と、妹は言っておりましたが・・・

生まれたのは昨日の夜。
もっとしわしわで真っ赤の宇宙人かと思ってたら
しっかりした顔してる!

明日、会いに行きます。
面会時間があって、それ以外は病院に入れないんです。
厳しい病院ですネ。
出産も面会時間外だったので、だんな以外入れず。
今日になってようやく母は会えました。

それにしても、
海外では出産は麻酔するのに、日本ではなんで
選択肢にないんだろ?
海外で暮らす二人の友人はいずれも無痛分娩(スイスとフィリピン)。
出産時もお医者さんと冗談を言えるくらい楽勝だとか。
麻酔が切れてくるとさすがに痛みは出るようですが、
それでも麻酔なしのお産よりはぜんぜん楽なんだって。
ERでも麻酔医に感謝するわって言ってたよなー。

そうかと思いきや、
日本にいる友人の中には、
病院ではなく産婆さんの家だったり、
自宅のお風呂だったり(間に合わなくてじゃなく、ここで産むって決めて)、
お産にもいろいろあるようです。
選んでる場合じゃないってこともあるけど。
意識が薄れて花畑が見えた友人も・・・。
女性はもっといたわっていただきたいものだワ。

とにかく、どちらも無事で何より。
私は痛いのだいっきらいな上に、
お医者さんもいまいち信用できないので
(できれば自分の治療は自分で・・)
自分だったらどーすんだろ?って思うけど・・・
ま、そのときにならなきゃ分からないことか。





銭洗い弁天

2008-03-26 21:46:39 | 鎌倉散策


正式名は銭洗弁天宇賀福神社。

鎌倉に来た人は大体ここに行くんじゃないでしょうか。
途中の道もいい感じで、大きなお屋敷がある駅近くから
段々と山へと続き、源氏山へ続く道の途中にあります。
駅から徒歩15分くらい。
のんびり歩くともっとかかる。

源頼朝が夢でお告げを聞いて社を建て宇賀福神を祀ったそうな。
宇賀福神とは、蛇の体に人の頭をもつ水の神(穀物の神、福の神ともいわれる) 。
日本古来の神が、弁財天と合体・・・



面白いのは、入り口が洞窟になってるとこ!



暗いトンネルを抜けると鳥居がたくさん。
その奥に神様を祭るこれまた洞窟があって、
下には水があります。
これが霊水なのかな?

銭洗いというだけあって、ここの霊水でお金を洗います。
中には紙幣を洗っている人も・・・。

さて、洗ったお金、
大切に持っているとお金が増える説と、
使うとお金がたくさん返ってくる説がありますが
どっちが正しいんでしょうね?

私は下の説がいいなと思ってます。
お金を清めるのは、お金にしみついた人間の欲を洗い流している
気がします。
お金に執着しないで、増やそう増やそうと欲をかかないで
毎日を堅実に暮らすと、知らないうちに
お金に困らないようになっている・・・。
神様が人の行いをちゃんと見てますよ。
いい行いをした人にはそれなりの報いがあるよ。
実際お金が返ってくるかどうかは別として、
心が豊かに静かになりませんか?



ここのお守りが好きです。
ちょっと小さめで、かわいいでしょ。
黄色のは2年くらい前から持ってるもので、
黒いのは今回買いました(前はなかったような?)。

売店の方に「勝つって、勝負事とかですか?」と聞いたところ、
「いえいえ、ここの神様はギャンブルとかはお嫌いなので
賭けとか勝敗ではないんですよ。
『自分に勝つ』ということです。」とのこと。



弁財天は芸術の神でもあったと思うから、
いけばなが上達しますようにとお願いしてきました。

木瓜(ぼけ)

2008-03-22 16:50:40 | いけばな


実家の庭では木瓜が8分咲き。

水色の半円型の花器と赤い花びらが合うかなと思って
花器はこれにしました。

今月の「挿花」(小原流で出している月間誌)に載ってた
盛花「観水型」を参考に生けてみました。

「観水型」は稽古でやったことがなく
いっぱい間違ってるとこあるんだろうけど。

いけばなやる前はあまり興味のなかった木瓜、
こうして生けてみるとかわいらしいわ~
バランス的にはもっと花や葉を減らして軽くした方がよさそうだけど、
今日はこのままにします。

他に使った花材は水仙、つつじ、赤茶けたシダ、赤く紅葉した多肉植物。
どれも、庭で適当に調達。
庭や近所の山で花材調達するのもまた楽しいです。

これからお花が増えるから庭で生ける機会も増えそう。


今日はとってもあったかくて、昨日までの暴風もおさまって
春らしい気候。

明日の早朝から滑りに行くんだけど、
雪山ももうだいぶあったかくなってるかな?
雪が重たいとまだうまく曲がれないので
標高高いとこにしよっと。


カキツバタを注文

2008-03-21 23:31:03 | ガーデン


カキツバタ(燕子花、杜若)の苗を注文しました。
4月上旬に届きます。

カキツバタはよく考えたら本物を見たことがないかも・・・と思い、
(花屋さんでも見ないし)
自分で育ててみることにしました。

小原流の書籍でカキツバタばっかり載っている本を購入してから
いつか生けてみたいと思っているのですが、
花材としてという以外にも、この古くから日本で愛でられてきた
植物に興味津々です。

3株からのスタートで、うまくいけば株分けして増やすこともできる
のでしょうが、うまく育てられるかな?

実家には菖蒲やジャーマンアイリスなど似たものはあるのですが、
大きな違いは水に浸かって植わっていることでしょうか。
水が切れない程度にあればいいらしいですが。

育てる場所はもちろん実家の庭。
限りある地面なのに、あれもほしいこれもほしいと
注文しようとする私に家族は渋い顔です。
特に椿のカタログを申し込んだことを言ったら
椿は大きくなるでしょ!だの、
茶毒蛾が出る!だの、
かなり渋いです。

でも、侘助椿とか古典椿とか、とってもかわいいし。
生け花もできるし。
身近でお世話したいし。
鉢植えでもいけるみたいだし。

それにしても椿の品種の多さにはびっくり!
目移りしてしまいます。
うっかり買っちゃったら報告しますネ

杜若園芸さん
椿華園さん


もう春だなぁ『光則寺』、『長谷寺』

2008-03-16 19:38:34 | 鎌倉の寺社


鎌倉の長谷エリアは「長谷寺」の長谷観音(木造では大きさ日本一)、
大仏で有名な「高徳院」のある場所です。
由比ガ浜の海のそばで、サーファーなど海スポーツを楽しむ人、
観光客、地元の人が行き交う、夏などはほんとに賑やかなとこです。

長谷寺のすぐそばなのに、閑静な山寺があります。
「光則寺」。

私好みのお寺です。
鎌倉には禅寺も多いですが、日蓮宗のお寺も多く(日蓮上人の旧蹟がいろんなとこにあります)、ここも日蓮宗。



本堂を中心に、植物が迷路のように植わっていて楽しいです。



今は梅・みつまた・水木・椿・水仙など。
中でも椿は種類が多く(種類は札に書いてあります)、
私も集めたくなってきてしまいました・・・





一重の小さなものもすごくかわいらしいですよね?
写真は一部で、いろんなのがありますよ。



長谷寺です。
鎌倉では大きなお寺(浄土宗)です。

長谷観音は十一面観音菩薩像です。
確かに、観音様の頭の上にまだ顔が幾つも乗っかってました・・・
(ちょっとコワイ・・)
キンキラで艶やかな観音様です。

紅葉やあじさいの季節が有名ですが、
今もいろんなお花があります。






赤い花は木瓜です。
色が黒に近いような濃い赤の品種です。
めずらしいですね。



この建物の中に観音様がおられます。



見晴らしの良い山の上へ上る階段があります。
そこから見下ろすようにしてある建物、これは一回回すとお経を唱えたのと
同じ・・・とかいうやつですね。
私も回して来ました。



今日は風が強かったので、波が結構あります。
由比ガ浜海岸です。
ウインドサーフィンがたくさん。
向こう岸は葉山です。
その先の横須賀の方まで見えました。

長谷寺では写経ができます(予約みたいです)。
今日も写経を行う建物に何人もおられました。
一回、やってみたいです。


気軽なフレンチ『JARDIN SHOKUDO』

2008-03-16 19:05:45 | 鎌倉ごはん・カフェ・バー


若宮大路を海方面へ行き、横須賀線の線路の手前を左へ。
3分くらい歩くと左側にジャルダン食堂があります。

ここは2007年にできたばかり。
鎌倉の情報を載せてる方のブログを見て
行きたいと思っていたとこ。

今日はランチでチーズオムレツ(パン付き)を注文。
850円。
他にムニエルなどもありました。

店はこじんまりしていて15名程度入るくらいかな?
料理はおいしかったです。
値段も手ごろ。
お店のお兄さんも親切な感じです。

こんどは友人を誘って夜に行ってみたいです。

研究会(3月)

2008-03-16 18:51:38 | いけばな



3月の研究会に行って来ました。
結果、95点をいただくことができました(ヤッター!)。

ぜんまいを矯めるのに骨が折れました・・・
というのはウソで、こういう形のぜんまいだったのです。
花屋さん、アリガトウ・・・

前回は本科はすっかり仲良しになったIさんと二人だけでしたが
今回は4人でした。
入会された人にということで支部長さんからちょっとした
プレゼントがあったのですが、前回まで3人だったのが
4人になったので1つ足りなく、私は来月にいただくことにしました。
Iさんがもらったやつは見ないでおいて、来月の楽しみにすることに
しました。
何だろー?

今日のご指導はわざわざ大阪からいらしてくださった杼村(とちむら)先生。

本科全体としては、基本はほぼみんなできている。
中間枝が難しいと思うが、同じ動作やリズムを繰り返さないこと
といったお話でした。

後何が私のは足りなかったか聞きたかったのですが、
前段で時間を長く取られたので、個人へのお話は短めに。
「きれいに入ってますよ」とのこと。
うーむ。

私の先生は、ほとんど直すところないですよと
おっしゃっていただけました。
(先生は誉めて伸ばすタイプですネ)

来月は鎌倉支部の花展(みんなの花展)があります。
「小原流 鎌倉支部 4月の風」
2008年4月26日(土)・27日(日)
10:00-17:00(27日は16:30まで)
鎌倉生涯学習センターギャラリー
入場無料

私は「サロン風」というグループなのですが、
「サロン風」に生けるの???
と思ってましたが、
設置エリアの空間が「サロン風」とのこと。
ナルホド。

じゃあ研究会はないのかなと思ってたら、
研究会もしっかりあるじゃないですか。
大変だー!

次回はモルセラ(3)とカーネーション(2)の花意匠。
モルセラって使ったことないな。
どんな植物だろ?
調べとこうっと。

今回、いろいろアドバイスくださった皆様。
おかげさまで研究会、がんばれました。
私が皆様にお返しできることは
今はがんばることだけですが、
これからも宜しくお願いします。





梅の頃の『宝戒寺』と『海蔵寺』

2008-03-16 00:50:58 | 鎌倉の寺社


宝戒寺。
八幡宮から近いこのお寺は、北条氏一族を鎮めるために後醍醐天皇の命で
足利尊氏が建てた寺だそうです。

本堂を中心にたくさんの植物が季節ごとに彩りを見せ、
まるで植物の迷路のような小道を散歩するのはとても楽しいです。

秋の萩が有名なこのお寺、
今の季節もとてもたくさん花があります。
梅・椿・水仙など。



本堂にも上がれます。
畳に正坐して仏像と対面していると、気持ちがなんだか落ち着いてきます。







そんなに広くはないのですが、見所があり好きなお寺の1つです。

続いて海蔵寺。



ほんとにこのお寺はいつ来てもきれいにしてあって気持ちいいです。
梅・みつまた・水仙などなど。
ここも萩で有名ですが、いつでも花が絶えないです。







もうたんぽぽやおおいぬふぐりが咲いてます。
小さな野原ですね。