鳩ぽっぽダイアリー

鎌倉→北千住→千葉県在住。
いけばな(小原流:休止中、花朋の會:2018年4月~)。日々のできごとなど・・・

夜の庭

2008-06-29 22:34:15 | 今日のひとコマ


夜でも寒くないこの季節、
夜の庭をうろうろするのもなかなか楽しいです。

バラがものすごい勢いで伸びて、2番花の蕾をつけていたり、
暗い中でも白い花などはぼんやりと光って見えて
昼間とは違った美しさがあるように思います。



足元でガサガサ音がするのでよく目を凝らして見ると
蛙ちんがいました。
プラ鉢の中に入っちゃったのかな?
出られないと可哀想なので、
そーっと倒してあげました。



我が家のやもちゃん(やもり)です。
いつもは3びきいて、家族かな?

玄関の明かりに集まる虫をえさにしているようで、
暗くなるといつも玄関の壁に来ます。
指先が丸くって、かわいいです。

用心深いので、近づくとものすごい速さで姿を消してしまいます。

中国では壁虎と言って、日本でも「守宮」。
害虫を食べ、家を守ってくれると言われます。
やもりがいる間はその家に悪いことが起きないとか。



友人の出産祝いに花器とお花を持っていって
いけてみました。
ちっさい子が2人いるので剣山はやめてオアシスに挿しました。
上の子は女の子で「きれい!だれが買ってきてくれたの?」。
ハーイ!と手を上げると、
このお花はひまわり?とか、このピンクのは何?とか
質問攻めでした。
非常に素直な反応で、子どもっておもしろいなと思いました。

竹花入れNo2

2008-06-22 22:38:11 | いけばな


今日は一日雨でした。
縁側で竹と格闘です。

ネット花展で作った尺八に続いて、
余った竹で「一重切(いちじゅうぎり)」を作ってみました。

一重切は、約1尺の間にひとつから3つの節を入れ、
花窓が1つ開いてます。
利休の「園城寺(おんじょうじ)」という銘のついた
花入れが模範となって、
茶人は自らこのような花入れを作って
茶花をいけるのだそうな。

窓の縦のラインは小刀で谷型に少しずつ削るのですが、
これが疲れるのなんのって・・・
しかもまた流血。

ほんとはこの後さらに天井の節を抜いて、
ヤスリできれいにしたりと
まだやることはあるのですが、
今日はここまで。

で、稽古で余った花材をちょっと生けてみました。

おぅ、いいじゃーん。
と、自己満足♪

茶花だと、もっと見るポイントを絞るでしょうね。
よくわかんないけど。
いつか、そんなはなもいけてみたいな。


稽古(瓶花直立型)

2008-06-21 23:57:08 | いけばな


どうだんつつじ、あざみ、鳴子百合 です。
花器は鎌倉支部の花展でお借りしたやつ。

花型は、本科には難しいんだけど、
直立型にしました。

あざみ、他の方が使ってるのを見て
自分も使ってみたいと思っていました。
ポッとした色と形がかわいらしくて
大好き♪

でも、うかつに触るとチクッっとやられます。
「イーッ(タイ)」

どうだんつつじも初めて。
葉の広がりが面のようで
おもしろいです。
くるくる回してどの角度がいいかな~。

でも瓶花、やっぱり難しいです。
主枝はしっかり入って我ながら満足だったのですが、
その後はしっちゃかめっちゃか。

「きれいに入ってますよ」と先生に言っていただけましたが
「ほんとですか」って言っちゃいました。
先生、やさしいからなぁ。

副枝が主枝から60度離れたとこになかなか来てくれないし、
1つ入れると他のが動いちゃったり。

角度をしっかり守ること、
挿し口は1箇所から出てるように見えるように。
主枝の後ろには挿さない(挿し口は前で、葉の流れで上部が主枝の後に
来るのはOK)。


『花に習う』

2008-06-18 23:06:26 | お気に入り


今日、本を買いました。
『花に習う』川瀬敏郎 別冊太陽 平凡社。

川瀬さんは池坊でいけばなを学んだ花人。
この本は、「なげいれ」の本です。
野草や季節の花、器、演出、すべてがすばらしくて
いけばなや植物の扱い方のこつなども満載で
良い本をGetしました。

鋏の手入れについて書かれていて、
自分も鋏を油のしみこんだ布で拭いてみました。
刃先だけでなく、全体を。
なんか、つやつやになって、開閉しやすくなった。



鋏は使わないで置いておくと、錆びたりで開きづらくなったりします。
そうならないように、使ったら植物の灰汁をよく拭いて、
油のしみこんだ布で拭いてしまう、と。
それに、頻繁に使ってあげる。

大切にすると、愛着が湧いてきます。



鳴子百合の元気なのだけ、とりあえず器に。
なんかと合わせてもうちょっと楽しめそうかも。

今日は、ドーベルマンと遊んでみました。
以前から時々東急の前でみかける2匹。
飼い主が買い物中、おとなしく待ってます。
大人しそうでも、気軽に手を出せないので
今まで触ったことはなかったのですが、
今日は自転車整理のおじさんが触ってるのを見て
これはいける!

近寄ってしゃがむと、向こうから寄ってきました。
手の匂いを嗅がせると、
なでてちょーだいと顔を寄せてきました。

ドーベルマンはおっきな犬です。
人間より顔が長い。
耳は断耳されていて、わざととがった形にされてます。
ほんとは垂れ耳。
元々軍用や番犬の目的で作られたので
精悍な外見、頭も良いです。
今は家族の一員としてかわいがる人も多く、
性格はおとなしめの子も多いと聞きます。

おっきな顔を触ると、とってもあったかで、
短い毛が密集してます。
顎の下を掻けというので、掻くと気持ち良さそうです。
犬は水飲むとき顎の下が水とよだれだらけになるので
かゆくなるんだよねー。

こんなに大人しくお利口に待っていて、
良い子だねー。

駅のいけばな(草月、上代古流)

2008-06-17 21:35:41 | いけばな
草月。

上代古流。

草月。

一番下の草月が、今現在のいけばな。

草月はどちらもけむりの木を使ってますね。
今、花屋さんでもよく売ってるのを見かけます。


今日は早めにあがれたので、日暮れ前に近所をぷらぷら散歩しました。

鎌倉は7時までには店じまいなので、6時半頃はだいぶ閑散とします。
で、若宮大路の歩道でしゃがみこんで、お店の看板犬(たぶんマルチーズ。
夏仕様で毛を短く切られてたので・・・)と遊んでても
だれの邪魔にもなりません。

八幡宮に行って、池をのぞくと、
蓮の葉がいっぱい出ていました。
まだ巻いた葉もたくさん。
7月になると、濃いピンクや白の蓮の花がたくさん咲きます。
一度、蓮の花が開く音(ポンッて言う)を聞いてみたい。
でも、そのためには早起きしないと・・・

研究会(6月)

2008-06-15 20:49:02 | いけばな


今日は6月の研究会でした。

ブバリア3本、鳴子百合3本で花意匠(基本)を生けます。
今回は「かたむけるかたち」にしました。
花器はプリンセス。

結果は90゜(丸付き。92.5点?)

ご講評では、
・中間の鳴子百合(真ん中の高いやつ)が高すぎ。長くても主枝の2分の1まで。
また、主枝に沿うように、主枝の後に入れた方が良い。
・主枝の鳴子百合の葉が裏を向かないようにする。
ということでした。

つまり、
主枝と真ん中の鳴子百合は関連性がもっとある方が、
このかたちの意図に合ってるってことかな?

鳴子百合の葉は裏を意図的に見せることもあるみたいですけど、
今回はそこまでのつもりはなく、
ぜんぶきれいに表を向くより、ちょっとひねりがあったり
裏向いたりする方が自然で立体的に見えるかなぁと思って。



家で生け直してみました。

なるほどねぇ。
こっちの方が基本に忠実かも?



研究会会場に生けられているおはな。
きれいです。

明月院~東慶寺(花菖蒲・岩煙草)

2008-06-15 00:15:41 | 鎌倉の寺社


先週は時間が過ぎていて入れなかった、
明月院の本堂後庭園へ。

花菖蒲が満開です。
(明日まで公開)



苔もみごとです。
苔には良い苔と悪い苔があって、
よく手入れしないと悪い苔だらけになっちゃうそうです。



杉?の幹ってきれいだなぁ・・・
うっすら苔むして、黄色っぽく光っているのです。



赤地蔵様。
良いお顔。

青地蔵様は「お出掛け中」だそうです。チャチャ橋まで。それ、ドコ?



紫陽花もすっかり青くなって、見ごろとなりました。
人がいっぱいで、先週の非ではないです。
ちょっと疲れちゃった!





明月院から東慶寺へ。

その途中、あるお宅の玄関先でこんな斑入りのどくだみを発見。
先日八重をゲットしましたが、こんなのもあるんだねぇ・・・と
カメラでパシャリ。

「ガラッ」とその瞬間玄関が開いて、そのお宅の方が。
「めずらしいですね~」と話してたら
「お持ちになる?」

八重に続いて斑入りも育てます。



東慶寺。

臨済宗。北条時宗夫人覚山尼の開山、1285年甲開創。
明治まで男子禁制の尼寺で、駆け込み寺、縁切り寺として有名。
現在は男僧寺。

西田幾太郎、和辻哲郎、鈴木大拙、小林秀雄などのお墓があります。

ここのお庭はすっごく好きなのです。
いつ来てもとっても手入れが行き届いていて、
いろんな植物があって。
決して広いお寺ではないのですが、
山の中腹の、穏やかな陽だまりのような雰囲気も気に入っています。



岩煙草が満開です。
白もあるそうですが、ここのは紫。

星の形で、奥がオレンジが入ってる。



いっぱ~い!
(下から写してみたところ)



鎌倉特有の切り出したような土の壁一面に広がります。



やまぼうし。

白くて平たい花が、枝の上に雪が覆うみたいに咲いてます。



紫陽花と梅の実。

ここは2月の梅の花が有名です。
その梅も、今は実をたくさん実らせています。

花菖蒲もあります。
明月院とは違って濃い色合いのものを揃えていて、
広さでは負けるものの、こちらもとてもきれいです。

さかな

2008-06-12 21:17:25 | 今日のお料理


とびうおです。
葉山で取れたとれたて。

今日は、これを塩焼きにします。



調理前に、観察。

しっぽ。
下側になる方が長いです。

(一番の見所、羽は魚屋さんが内臓取ってくれたときに
一緒に切られちゃった)

ダイビングに行くときや、伊豆七島に行くときに
船から飛んでるとびうおをよく見かけるのですが、
着水寸前まで高度が下がると、
この下側のしっぽで水をたたいて
がんばって滞空してるように思います。



おなかの下側の背びれもこのようにひらひらしてます。



体の上側?が平らになってます。
ボラみたい。



フライパンに乗らないので有次で切断。
はじめ強火で皮がこげちゃった。。。

身はしっかりしていて、歯ごたえがあります。
梅塩で焼きました。
おいしかったです。


伊賀焼き

2008-06-11 20:17:21 | お気に入り
やきもの「長縄」さんで新学展があるということで、
行って来ました。



新しく穴窯を築窯し、初窯出しの個展だそう。
上は葉書から。
これがお手製の窯・・・(スゴーイ)

去年、横浜高島屋でたまたま見かけた新さんの器が気に入り購入、
今日は2個目になります。



徳利です。
色んな色が混じってるとこ、
手触りといい、
なんだか自然にある石のような感じ。
(「自然にありそうな」、そういうのを目指してるそうです)

この布も付いてきたのですが、
「学」の落款が入ってる~。

花器としても使えそう(もちろん、そのつもりで買ったんだけど)。
つばきとか1輪挿したりね。









底に「マ」って書いてあるような・・・?
マナブの「マ」かな?





最近、いけばなでどくだみを使われてるのを見ます。
長縄さんに生けてあった八重のどくだみ(根付き)です。
いけばなをしてることをお話したら、
お分けしましょうか?
うれしいな♪

ふつうのと一緒に植えるとそのうちふつうのになってしまうそう。
なので、個別に鉢かなんかで育てようっと。



徳利は10個はあったのですが、
この徳利は、底の部分も気に入って。


次の日曜、長縄さんでぐい呑みを作る会が催されるそうです。
新さんが来て、新さんの陶土と穴窯で焼成していただけます。
8日に行われて、評判がよいので追加で開催することになったとのこと。
すでに予約はいっぱいで終了しています。
が、キャンセルが入ったら連絡をくれると言っていただきました。

そういうわけで行けるかはまだ未定ですが、
行けたらうれしいなー。
陶芸、すごくやりたくて、
伊賀も行ってみたいけど遠いからしばらく無理だと思ってたし。
新さんとこは体験もないし。
あら、すっごい貴重な機会じゃない。
行けたらいいなー。



練習

2008-06-11 00:28:28 | いけばな


花屋にちょうど鳴子百合とブバリアがあったので、
研究会の練習をします。

お稽古でかたむけるかたちをやったので、
今度はたてるかたちで生けてみました。

中間の短いブバリアは、もうちょい短くしてもいいかも?

左の鳴子は、もうちょいふりを変えて主枝に沿うというか
対話感出せるといいかも?



で、もっかいかたむけるもやってみた。

主枝は葉が立派で重いと、足元工夫しないと倒れるかも。


先日、テレビで風の谷のナウシカやってました。
何度も見たけど、また見ちゃった。
最近、殺伐とした事件が多くて気分が腐ってたのですが、
一気に浄化された気がしました。

ところで、
漫画版のナウシカ、見てない人、います?
映画版は漫画版の話の中の一部分です。
これを見ないと。