釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

11月25日 不安を抱えて

2017年11月25日 | 日記
今日も潮が動かなかったら、どうしよう…。

そんな不安を抱えて、港を出た。

海上は北西の風が緩く、穏やかに吹いて、凪の海だった。

港を出たのは、9時前と凄くゆっくり。

心の片隅には「昨日のリベンジ」をしたいと、私なりの決意は持ってきた。

ポイントに着くと、大磯先輩と徳島さんが来ていた。



大磯先輩は、ヒットした獲物と格闘中。

「カンパチが来た」と、楽しそうだ。



徳島さんも、近くで頑張っている。

「何か釣れた?」

「真鯛やイトヨリが来た」

青物はまだヒットしていないとの返事だった。

私も、仲間に入れてもらい、代わる代わるでポイントになるベイトの上を流していく。

潮は緩い上り潮。

今日の潮は、透明感がある綺麗な色をしている。

魚探に映るベイトも、海底から浮き上がって、やや蛇行している。

その中を攻めるイメージでジグをしゃくっていたら、アタリが来た。

久し振りのヒットに、私の心が躍る。

上がってきたのは、2キロ弱のカンパチ(ネリゴサイズ)

一匹釣れれば、自然と気持ちが落ち着く。

「これで、カンパチの味醂干しが作ってもらえる」

正月に帰ってくる孫達に、食べさせてやれる。

船を戻して、徳島さんと並んで流していく。

すると、私にヒットが来た。

楽しい重量感を味わいながら、ラインを巻き上げていく。

上がってきたのは、カンパチ(ネリゴサイズ)



今日は、昼には戻らなくてはならない。

カンパチの釣果は有り難い。

ベイトの固まりから外れて流していると、ガッンと強いアタリが来た。

凄い重量感が伝わってくる。

「何んが来たてろかい」

少しずつ、ラインが巻き取れる。

ゆっくり巻き上げていると、魚影が見えてきた。

ハガツオだ。

それも、針が腹に刺さって変な泳ぎ方で走り回っている。

「通りで、重てーはずよ」



2キロちょいのハガツオ。

血抜きをして、クーラーに納める。

時計を見ると、11時過ぎ。

そろそろ帰らなくちゃ。

大磯先輩と徳島さんに「先に帰ります。ハガツオとカンパチが来ました」と、挨拶して港を目指した。