かどくら邦良@高崎市議会議員 ブログ

思いをブログに綴ります。

2015.7.16 違憲の安保法制の強行採決に断固反対!

2015-07-16 00:30:53 | 日記
憲法違反の安保法制の強行採決に断固として反対します。安倍政権が進める安保法制は、憲法9条のもとで戦後日本が専守防衛に徹してきた自衛隊の活動を、地球のウラまで、そしてアメリカのみならず他国の軍隊と戦争ができる法律であります。

この安保法制は立憲主義に反し、日本の平和主義を壊すもので、到底認められるものではありません。立憲主義とは、憲法によって権力を持つ者を縛り、国民の人権や権利を守っていくというものです。

然るに安倍政権は立憲主義を逸脱し、憲法を超えて違憲立法の安保法制を強行採決しました。さらには国民の70%はこの安保法制に反対、理解が進んでいないと考えています。この国民世論を無視し、強行採決をしたことは、二重の意味で違憲、国民世論無視の独裁国家への道を歩み始めたと断ぜざるをえないのです。

他方、憲法9条により日本の平和主義は国民に定着し、戦後日本は他国と戦争をすることはなく、自衛隊により他国の人々を1人も殺すことなく、1人も戦闘で殺されることもなかったという現実があります。まさに日本の平和主義と、自衛隊の命を守ってきたのが憲法9条と日本の平和主義であります。

壊れていない憲法9条と日本の平和主義を壊す安倍政権は、日本の戦後の平和の歩みという現実を直視できない、とんでもない政権であります。

私は自治体議員として昨年6月、集団的自衛権行使を可能とする違憲の安保法制に反対する自治体議員立憲ネットワークを立ち上げ、500人を超える超党派議員とともに活動を進めてきました。

立憲ネットワークは、立憲主義と平和主義を両端に、地域から平和のために行動し、国会を包囲する運動づくりを進めています。

衆議院では強行採決されてしまいましたが、参議院での廃案を目指し、活動を強化していきます。みなさまの御支援、御協力を心からお願い申し上げます。

              7月16日 群馬県議会議員 角倉邦良